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映画「グリーンブック」決して出会わなかった二人が出会ったら②

チャオ!


アフリカ系の方たちって本当におおらかで、見ていてとても気持ちいい💛

むかしむかしの話ですが、わたしはワーホリで初めてブラックカラーの方たちとはなして、自分がどれだけもの知らずだったかを痛感しました。

ワーホリで出会った友だちのニッキーはおしゃべり大好きなアフリカ系ブラックカラーの女の子。
わたしが英語への劣等感からまったくしゃべらなかったとき、それでも忍耐強く耳を傾け、語りかけ、相手を大事にする姿勢で接してきて、ニッキーは人として尊敬できるひとだと気づきました。

その子と出会って、自分の視界の幅が大きく変わった経験でした。

今回みた、グリーンブックも人種の垣根を越えて、視野が広がっていく感動のお話✨

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グリーンブックとは

1950年~1960年にかけてアフリカ系アメリカ人公民権運動がおこなわれ、この作品の舞台も、「カラー」と「ホワイト」の人々が変わっていく過渡期にあった時代。

映画のなかでも出てきますが、アメリカ南部の州では、1876年から1964年にかけて有色人種の一般公共施設の利用を禁止する“ジム・クロウ法”と呼ばれるものがあり、偏見がまだ根強く残っていたころ。

1930年~1960年にかけて、ブラックカラーの方々が安全に旅行できるようにと作られたのが「The Negro Motorist Green Book(黒人ドライバーのためのグリーンブック)」でした。

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この作品は、主人公のひとり、ドンシャーリーさんが南部公演の旅に出るためにイタリア系の用心棒を雇うところから始まります。

作品の成り立ち

この作品は、作中にでてくるトニー・ヴァレロンガさんの息子であるニック・ヴァレロンガ監督が手掛けた作品ということです。

お父さんとその友人だった二人、そして、実際にお二人に関わりのあったお母さんの手紙をもとに作成されたんですね✨


もしも出会わなかった2人が出会ったら

イタリア系の家族に囲まれ、ナイトクラブの用心棒をしていたトニー・ヴァレロンガさんと、北部の富裕層に人気のあったピアニストのドン・シャーリーさん。

もしも、南部公演という機会がなかったら、きっと出会わなかった二人。

シャーリーさんの南部という壁へのチャレンジがあって、ヴァレロンガさんを引き寄せたんだなと思います。

自分ひとりではかなわないけど、それでもなにか叶えたいと思うなら、誰かの助けを借りればいい。
ヴァレロンガさんはそれで家族を養うためにお金が必要だったけど、きっとそれだけじゃなかったのかもしれない。

ニック・ヴァレロンガ監督はお父さんのトニーさんが本当に差別主義者だったと話しています。でも、その自分の主義を横において、なにをすべきかを考えられる方だったのかもしれない。どういう心境の変化があったのか、なにがトニーさんを変えたのか。

くぅ~~~~~。想像するだけでとドキドキがとまらない💛✨(笑)


人はいつでも変化できるし、よりよくなる自由を持っている

本作品を通じて、人の変化というのは、周囲への影響力がおおきいなと感じました。だって私まだドキドキしてますもん✨(笑)

今までの人生をふりかえって、自分が悪くなるための選択をしたことなんて一度もないです。結果的に悪くなることはいっぱいあったけど😂

より良くなるために私たちは努力できるし、変化だってできる。

この作品は、それを教えてくれました😊✨


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