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とねまち0→1BASE 「ママとこCafe」

 昨年6月4日にオープンした利根町の「とねまち0→1BASE(ゼロワンベース)」(利根町のチャレンジショップスペース)は、めでたく6月1日から2番目の事業が開始されてます。
<利根町のHP>


店名「ママとこCafe」
「~お母さんお父さんの近くで子ども達が遊べて
親子でほっとしながら無添加の食事がとれる。
店内やおもちゃは木の温もりをたっぷりと~」
Instagram より> 


 先日、黒沢さん(事業者)とお目にかかって、開店から一ヶ月経ち、どんな具合かヒアリングしてきました。

 伺った日は、火曜日でまわりの店舗は定休日でした。しかし「ママとこCafe」の営業日は月曜日、火曜日、金曜日、土曜日です。
13時過ぎにお邪魔しましたが、店内は子ども、お母さんの幸せな話し声で一杯でした。大人5人・1歳前後の子供達6人と黒沢さんとサービス係2人で店の中は一杯でした。実際は席数から考えるともっと多くのお客様を迎えることが出来ますが、丁度良い空間になっています。

店舗の様子。

売上の話し、経費の話しなど、色々話し合いましたが、一番印象的なことは、そこにいることも達が生き生きと走り回り、知らない私たちに笑顔を沢山振りまいていたことです。

「暴れん坊のうちの子供に、静かにして!って叫ばなくて良くて、ゆっくり出来る場所が欲しかったのよ。絶対がんばって、応援するわ。」

 黒沢さんがお客様からかけられた言葉です。ご本人はこれを聞いて本当に感動したとのこと。
 街の中では、子供達が走り回れて、安全で楽しく、長く滞在できるカフェやレストランはあまり見かけません。床の効率や、手間暇から考えると、確かに密集度の高い大きな街なかではうまくいかない事業なのかもしれないです。少し田舎の商店街だから出来る事業の様に思われます。またそれが良いのです。
 「ママとこCafe」はまだまだ成長途中のカフェですが、小さな利根町の商店街には立派な集客装置になり始めています。現在は、近隣の市町村からインスタグラムを見て予約来店する人が多いと言われてました。遠くは水戸(利根町からの高速道路利用で80キロ強。)からわざわざ足を運ぶ方もいらっしゃるとか。

 今回の越前市の武生中央公園(「まちを見る 越前市武生中央公園」を参照)のそばにも幼児とお母さん対象のカフェが公園内の図書館に併設されています。各地の公共施設、特に子育て支援センターなどが入る多目的施設などでは、木の遊具等が設置してある場所もあります。(青森県八戸市のハッチ、山形県鶴岡市キッズドームソライ等々)
 でも地域の小さな街では、なかなかそんな複合施設は簡単には生まれません。
「ママとこCafe」は小さな利根町で子育て世代をしっかりとキャッチする集客装置、そして子育てママさんのサードプレスとしての場所作りとして動いていました。この小さな街が動き出す切欠のようにも見えました。今からが楽しみなカフェです。

無添加・無農薬野菜のスパイスカレーとジンジャーエールを注文しました。大満足です!

ママとこCafe
〒300-1622 茨城県利根町布川2115−105
TEL 070-1304-4459
営業時間 10時〜14時
営業日 月曜日・火曜日・金曜日・土曜日


2023年7月 梶岡誠生


この記事は「結実計画会議」(A4の4ページの新聞)に掲載されています。その他の記事、またはnoteに記載されていない記事を楽しみたい場合は、https://ketsujitu.glide.page/ の「BackNumbers」から「バックナンバーが欲しい!」をクリックしてフォームで請求ください。時間はかかりますが、送付されます。



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