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音楽活動の記憶と記録 2nd

音楽活動の話の続き。
前回の記事はこちら

オリジナル楽曲を作らなくなってからも音楽活動は続けていた。
J-POPの有名な曲のカバー演奏するアコースティックユニットの活動をしていたこともある。
音楽活動から発展して「声」に特化した活動もしているが、それはまた別の機会に。
とのかく何かしら歌ったり演奏したり、作品を作ったりという活動を長らく続けていた、ということである。

転機はアメリカに行ったことだった。
音楽の修行をしに渡米、ではなく、夫の海外赴任に帯同しただけである。
しかしこの期間限定のアメリカ生活が、私にはいい環境の変化だった。

渡米後しばらくは生活の立ち上げでそれなりに忙しくしていたが、
それが落ち着くとなんだか生活に物足りなさを感じてきた。
今までさんざん音楽活動や作品作りに関わってきたのが、何もない。
それがなんだか寂しかった。
単なるホームシックだったのかもしれないが。

アメリカでもコーラスグループに参加したり様々な活動をして徐々に日々は満たされていったが
やっぱり日本でやってたような音楽活動や作品作りが恋しかった。
宅録できる機材は全部持ってきていたので「オンラインでのやり取りなら時差があっても作品作りに参加できるんちゃう?」と考え、
さっそくオンラインコミュニティで仲間を探してみた。

歌い手さんを募集している楽曲制作者で、オンラインで宅録音源のやり取りだけでOKな方。
この条件で最初に出会ったのがヰ夕さん(現在は別名義で活動中)だった。
ボーカロイドで作った楽曲を公開して、その楽曲を歌ってくれる人を探しているところだった。
その楽曲の中から3曲歌わせてもらったのがこちら。

ヰ夕さんには私から歌わせてほしいと声をかけた。
メロディが気に入ったことと、自分では作らない(作れない)タイプの楽曲だったので、チャレンジさせてほしいと連絡をした。
聴くのと歌うのとではまた全然違って、正直めちゃくちゃ難しかった!
声も楽器だと思っているので、自分にどんな音色が出せて、どんな感じで歌えば楽曲に馴染むのかを新たに探るいい経験になった。
ヰ夕さんにとっても初めてのオンライン制作だったのに、快く歌わせてくれたことにとても感謝している。

この楽曲制作から「オンラインでもやれる!」って自信がついた。
そしてさらなる制作活動へと繋がっていくことになる。

続きは後日。

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