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ギターを手にしたら人生変わった

人生を変えたアーティスト

書きながら「何と大げさな・・・」と思いもしたが、
これ以外にいい表現が見つからなかったので、そのまま書いていこうと思う。

■人生を変えたアーティスト

・アーティスト名:山崎まさよし
・お気に入りの曲:月明かりに照らされて、コイン、ソノラマ
※どうしても初期の曲に偏ってしまう・・

大学入学を控えた、18歳の春休み。
『月とキャベツ』という映画を見たのがきっかけだった。
映画が始まってすぐのこのシーンに、まず衝撃を受けた。

この時点ですっかり「ブレインズ」のファンになり
そのままの気持ちで映画を最後まで見て
エンドロールの時には、私はすっかり『ハナビ』の虜になっていた。

ハナビは映画のキャラクターであり、山崎まさよし本人ではない。
しかしこの映画の中で流れる音楽はすべて山崎まさよしの音楽で
私はその楽曲もとても好きになった。

まずは映画の中で使われていた楽曲を聴くところから始まり
気がつけば、それまでに発売された楽曲全部を貪るように聴いていた。
それほど「山崎まさよし」というアーティストに夢中になっていた。

それまでの私なら、音楽を貪り聴くだけで満足だった。
それがどうしたことか、山崎まさよしの楽曲を聴き、パフォーマンスを見て
『私もギターが弾いてみたい!』と思った。
そしてその衝動に突き動かされるまま、私は大学入学と同時に軽音楽部へ入部した。

大学の軽音楽部となると、ある程度音楽の経験がある人が多く
私のように「これからギターを始めたい」という超初心者の入部は珍しかったらしい。
ギターの構え方も知らないような私に仲間は丁寧に教えてくれて、先輩もとても可愛がってくれた。
そのおかげで、私はあっという間に簡単なコードであれば弾き語りができるようになった。

仲間や先輩にはずいぶんお世話になったが、だんだんと部活として縛られることが窮屈に感じるようになり、軽音部は半年ほどで退部。
それからは個人で自由に音楽活動を続けていくことになる。
最初はいろんな曲をコピーしていたが、いつの間にかオリジナル曲ができていた。
路上で弾き語りをしたり、バンドを組んでライブをしたり、すっかり音楽三昧の毎日を送るようになっていた。
(大学をちゃんと4年で卒業できたのは奇跡・・と思うほど)

ギターを始めたことで、人生が本当に変わったと思う。
まず、ちゃんと息ができるようになった気がする。
自分の感情を吐き出す術を身に付けた、という感じ。
それまではどこにいても誰といても、なんとなく居心地が悪く
周りに合わせるために自分を隠しているようなところがあった。
それがギターを弾くようになり、音楽活動をし始めたら
自分を自分のまま、隠さず飾らず、素直でいられるようになった。
何より音楽を通じて知り合う人たちといるのは、とても居心地が良かった。
そして「音楽」という自分の軸足ができたことで、どんどん大胆で(傍若無人と思われるほど)好奇心とチャレンジ精神の塊のような人間になっていき、現在に至る。

こんな経緯があり、私にギターを弾くきっかけをくれた山崎まさよしを
自分の人生を変えたアーティストと思っている。
ちなみに、いまだにまさやんの曲は何一つ弾くことができない。
難しすぎる・・汗
でも憧れが強すぎて、使用してるアコギはGibsonのSouthern Jumbo。

これからも、ギター負けしないように、音楽活動を続けていけたらと思う。

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