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愛と破壊、そしてありのままの愛を受け取り放てる私に。

「この言葉、私に言わせてあげて、本当に良かった…」
あの言葉を自分の口から初めて放ったからだろうか。
私の中でひねくれていた「愛」というものが破壊されて、どんどん解放されて、そして、本来の私の愛のカタチに変化していったように思える。


去年末に、私は初めて朗読劇を体験した。
朗読劇とは遠藤エルさんが
書いた台本を読むというワークで
感情解放を目的としたもの。

「やりたいからやらせて!」
…なんてのは1ミリもなく、
エルさんから「やってみろ」と
言われたからだった。

(あー…ついにこの日が来てしまった…)
正直、瞬間的に思った気持ちはこれだった。
いずれやる気はしていた。
だけど、物凄く怖かった。
なんか分かんないけど、
とにかく、すごく嫌だった。


これまでだって、
色んな感情解放のワークを受けてきた。
その度に解放がおきた。
だからもう、良いじゃないかって
そう思っていたのだけど。

でも、この朗読劇だけはとにかく嫌だった。
「すごくいや!ぜったいやだ!!」
もうずっとイヤイヤ期だった。
でも、この内側の声の正体を知りたくて、
イヤイヤうだうだ言いながらも、
やることにしたのだった。




初めての朗読劇はオンラインで。
11月の寒い日だった。
私は朝からずっと泣いていた。

事前に配布された台本を見て、
内容に感動し涙したり、
こんなこと言いたくない!とか
羞恥心だとか、
過去の傷に触れる痛みだとか。

まだ始まってないのに、
ただただメソメソ泣いていた。


でもなんとか自分を立たせて、
参加をしたのだ。

(嫌だ、嫌だ。。。)
私の心と頭はこの言葉でいっぱいで、
最初にエルさんが言ってたことなんて
何ひとつ覚えていない笑


そのくらい嫌だった。
なにが嫌だったかって、
もうこの時にはそれすらわからない。

ただただ嫌だった。


気がつけば説明も終わり、
1回目の読み合わせがスタートする。
この時私は、
上手く読もうとか、
キレイに読もうとか。
そんなことを思ってたし、
なによりも、
自分の内側の痛みに触れられたくなかった。
入ってほしくなかった。

それが伝わったのだろう。
エルさんからのフィードバックは、
「演技しないで読んでごらん」
だった。


2回目。
私の心は限界だった。
ひたひたに表面張力で保ってた
傷や怒りで溜まった悲しみのコップが
どんどん溢れてきてしまった。


『こんな強いオンナなんて嫌われる』
『こんなワガママなんて言ったら嫌われちゃう』
『こんな願いなんて、
 どうせ誰も叶えてくれないんだ!!』
『どうせありのままの私は愛されないんだ!』

愛する人に愛されるために、
絶対に言っちゃいけないと、
そうやって自分で決めてたことを
セリフを通してたくさん言った。

終わった頃には、
たくさんたくさん泣いてて、
でも、最初感じてた「嫌」の正体がわかって、
とてもスッキリしたのだった。





それから数ヶ月経った頃。
気がつけば私は、
セリフを通して放った言葉たちを、
日常で軽々と使えるようになっていたのだ。

「やめてほしい」
とか
「帰りなよ」
とか。
勇気を出したとかじゃない。
フラットに言えていた。

前なら絶対言えなかった、
◯◯してほしいの、という、
自分の願いを伝えられるようになった。

以前の私なら考えられないことだろう。
でも、“たった1度”のあの時間、
私にあの言葉たちを言わせてあげただけで、
自分のためにフラットな感情で、
伝えることが出来るようになってしまったのだ。




愛する自分のために言葉を放つ。
絶対にダメと思い込んでいた
自分や他者への
「愛」の表現に許可を出す。

これは紛れもなく
「愛の破壊」
であった。


朗読劇を通して、気がつけば、
私は私をもっと愛せるようになっていて、
愛する人にストレートに愛を表現できる、
そんな私になれていた。

これまでの私もありがとう。
本当に頑張って守ってきた。
でも、これからの私は、
もっともっと当たり前に
そしてありのままで。
自分にも愛する誰かにも、愛される私に。

「ありがとう、愛してるよ。
 一緒にいようね。ずっと。」





たくさんの人に
朗読劇の体験をしてほしいと思ってます。
この感動は言葉で語れない。

作者のエルさん本人ですら、
言葉で伝えるよりも、
まずは体験してほしいと言ってるのだから。

体験会があるのでぜひ来てほしい!
16日12:00~
19日20:00~

この2回です。

私の文章でどこまで素晴らしさが
伝わるか分からないけど、
でも、少しでも、
アナタの何かに触れたなら、
ぜひ来てください。
​​
朗読劇の詳細はこちらから。

愛する自分のために、
「言葉」を言わせてあげる、
心が震えるような愛だけの時間を
ぜひプレゼントしてみてください!

私も19日には参加者で参加しますので!
アナタもぜひ一緒に!
お待ちしてます!

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