7日目のバイバイ

実は先週から1歳の娘が慣らし保育に挑戦しています。
コロナ禍ですが、色んな事情が積み重なり、これ以上の家庭保育は難しいと判断した結果です。(めちゃめちゃ悩んだ結果なので、これに関しての突っ込みはやめてください。)

そんな娘が、今日、ついに
「ばぁーい～」
って言いました。

元気な笑顔の1日目

元々、人が好きで結構色んな人についていくタイプの娘。
将来、お菓子貰って付いていっちゃうんじゃないかと不安になるほど、人見知りとは程遠いタイプです。

初日は1時間保育。
預けに行った時、とても堂々としていて、凛々しい表情をしていて、泣かずに保育士さんに抱かれて行った娘。

あー我が子の成長ってすごいな～
1年でこんな立派に…堂々としていて…
なんて、すごい子なんだろう…

迎えに行った時も保育士さんから
「堂々としてますね～！」
なんて褒められて。
でしょー！？うちの子すごいんですよー！
なんて思ってましたが2日目からは戦争でした。
いや、私の心が。

2日目

泣く。
四角い顔して、泣く。
心が灰になる。
もはや無。
1時間が永遠の時間に思えて、ずっとソワソワしていて。
よく覚えてない。

迎えに行って、やっぱり泣いてた。
水分摂取が出来なかったそう。
次の日も1時間の慣らし保育に決定。

無。

3日目

泣く。
昨日より泣く。
心が死ぬ。
ここで来る感情の第二波。

「私はダメな母親なんじゃないか？」
「こんなに泣いてるよ？」

自分をとにかく責める。
責めても現実は変わらない。
けど責め続ける。
そして寝込む。

4日目

時間が伸び1時間45分に。
やっぱり泣いていた。
そして四角い顔をしている。
泣くときの四角い顔はちょっと可愛い。
おやつもバクバク食べていて、
お外遊びもしているとの事。

なんだ、めっちゃ頑張ってる。
娘は小さいながらも娘なりに頑張っていた。
まだ1歳なのに。
…そう、まだ1歳なのに
こんなに小さい子に頑張らせている私は
ダメな母親なんじゃないか…

また自分を責める。

5日目

金曜日。1週目最終日。
ちょっとだけ泣くだけに変わった。
あれ？
慣れてきたかな？
お外遊びが楽しいみたいで、
砂場の砂を口に流し込んだそうで！
わーおダイナミック！
クタクタに疲れたのか、お昼はぐっすり。

娘は娘なりに、
保育園という社会を楽しんでいるのだろうか…
あれ？
自分を責めるのはなんか違うのでは…

そんな事を思った5日目。

6日目

月曜日。
週の始まりだから、
きっと泣くだろう。
泣くに決まっている！
だって、寂しいよね？
ママと一緒が良いよね！？
ほら！泣いた！
やっぱり私と一緒じゃなきゃ…
小さい娘を預けるなんて
私はダメな母親なんじゃないか…

もはや心が大混乱である。

そして7日目

今日もきっと泣くだろう。
いつものように四角い顔で。
生え始めた奥歯が見えてとっても可愛い四角い顔で。
だけど、娘は娘なりに成長していたんだね。
人と人の繋がりを感じていて、
優しい大人たちの愛に囲まれて、
新しいおもちゃに囲まれて、
何より新しいお友だちに囲まれて。

朝、保育園の玄関で
「娘ちゃん、バイバイ！」
って言ったら、
「ばあーい～！」
って笑顔でとっても上手に大きく手を振られました。

あー。きてしまったか。
この瞬間が必ず来ることを私は知っていた。
私は元保育士なので、リアルに想像することが出来ていた。
だけど、こんなに切なくて、こんなに胸が温かくて。
こんなに苦しいなんて知らなかった。

自分を責めていた私は
ネガティブな気持ちが消えて、
温かい気持ちが残っていて
いつの間にか私も成長していたことに気がついた。

ただただ、溢れ出るのは娘への感謝の気持ちと
「愛おしい」
というシンプルな感情だけ。
あー大好きだ娘！！！

私は親になっていた

親になるって、こんなにも感情が揺れ動く事なんだって、この1年4ヶ月で体感しています。
きっとこれから先も、たくさんの感情の波があるんだろう。
けどそのどれもが、キラキラしていて、苦しくて、愛おしい、感じたことのない、新しい感情なんだと思うと、子育てほど楽しい事は無いのではないか？と思ってしまいます。
まぁ辛いことが多いけどね。

笑顔でバイバイされて、
迎えに行ったらめちゃめちゃ喋って、
めちゃめちゃ笑ってました。
まだまだ宇宙語の娘だけど、
「ママ聞いて！とっても楽しかったんだよー！」
伝えてるのは十分伝わりました。
そして帰宅して即爆睡。
すごいな保育園…。

ちなみに今日からお昼ごはんの摂取も始まりましたが、ばっくばく食べて、白いごはんをおかわりしたとの事！！
ちょ…ちょっとまって！凄すぎて気持ちがついていかないｗ

感情が薄れないうちに、ば～っと書いてみた本日のnote。
スキ頂けたら嬉しいです。

隣で寝ている娘に
愛を込めて。