問題解決の思考って外堀埋める感ある

上手くいかなかったことに対して上手くいく方法、考えがち

ずっと僕は問題解決の思考をしていると思う。
それが好きなのかもしれないなとは思っている。
少し思うのは、できないことをできるようにするとかそういったことに時間をかけているような気もする。
もっとポジティブなことや自由になることに対してイメージを働かせる方向にこの問題解決に動いてしまう心だとか、もやもやしてしまう心をむかせることができたらいいなと思う。

いつ問題解決的な思考が出るのか

問題解決の思考がどういった時に起きているかというと、嫌なこととか、しんどいこととか、上手くいかなった時にそれを機敏にキャッチしてもう２度と同じ気持ちになりたくないなと思って起きないように思考が回り始めるというような感じであると思う。

一方で、上手くいったなとか、よかったなとか、楽しいなという時には、この思考は出てこない。
ただ、映画だったらどういうところが良かったかなと考えたり、友達と語り合ったりとかはするけど、あんまりポジティブなことに対して問題解決的な思考はあんまりでないと思う。
ポジティブなことに対して話す時も、結局そのポジティブなことのネックはどこで、それをどうやったらより改善できるかということになったらまた話や思考が弾んでいくという感じもする。

上手くいった時って何か考えているか？

一方でポジティブなことを感じた時とかやった時とか上手くいったと感じた時は、何を考えているのかというと、何も考えていない。
例えば、ピアノを練習していて、なかなか弾けないフレーズや覚えられないフレーズがあった時に、ドレミで考えるんじゃなくて、鍵盤の位置の感覚で覚えたら、いい感じだった時に、こっち気持ちいいなって思う。
上手くいくとそれに対してこっちが上手くいっているということが自明だから、考えるということが必要ない。
あとでこういう文章を書いていると、ドレミを頭で誦じながらやっていると、鍵盤を押すまでに、ドレミを覚えて、そのドレミをもとに鍵盤の位置を特定してそれを押すという作業をしているが、位置を感覚的に覚えて仕舞えば、別に頭の中にドレミを介在させる必要がないので効率がいいのだろうと考えることができたりする。
でもこれは後から考えたことであって、上手くいった方法があった時には、上手くいった方法だけがそこにある。

問題解決の思考と行為的な創作的思考

僕の持っている思考というのは結局、未来とか行為に対して仮説をつけるという思考なのかもしれない。
また一方で思考それ自体が行為的なものもあるような思考もあると思っていて、小説とか文章とかそういったものを考えるのもまた思考であって、それはそれだけで完結していて、行為っぽい。
でも僕は多分そういうのはできなくて、もっと人が面白いと思うものを作ろうとかそういう志向性はまったくなくて、頭の中を自由にしたいから、頭の中を全部文章にしてしまおうとかそういったことだったりする。

行為や未来や心の表現や正のものへの思考に変えたい

行為は、行為をすることによって完結して、そこである程度すぐにフィードバックが返ってくる。
でいい感じだったなとかあんまりだったなとか思ったりする。
あんまりだなと思ったら思考が始まってすぐに次の作戦を立てたりする。
ものすごくアイデアにすぎないけど、意識とかイメージとかをもっと未来とか行為とかポジティブなものとか感情とか心の表現とかにむけてみたらどうなるのかなというのをすごく最近は思っていて、それが問題解決の思考ではなく、ポジティブへの思考なのかなと感じる。

自由なプラスそのものを大切にするために

問題解決だけしているのって本質に全然近づかない気がしたのだ。
ずっと課題に対してぐるぐる思考を施していて、そこには少しの自分への後悔とか悲観とか否定が入ってきて、自分を批判するということが伴いがちな行為だと思うから。
問題解決だけしていてもプラスのものそれ自体を掴みにいっているというよりかはマイナスを０にする作業をずっとしているような気がした。
だからプラスそれ自体を大切にしてみたい。
プラスを求めるとしんどくなったりするし、プラスとは何かとか、プラスに関する思考を働かせるのも気持ちが悪い。
プラスってあくまで自分の感覚的なものということだし、なんか心のいい感じな状態ってことだと思うから。
現状あんまりよくわからないけど、脳の意識を向けるってこと、イメージするってことの先に、何か自分の中のプラスに近づいていける何かがある気がする。
僕はどこかで自分のプラスに鍵をかけている部分も感じるし、プラスに触れることが怖いという感じもする。
でも、それってきっと自分への自信のなさとか他人の視線とか色んなものがかけてしまっているものであると思うし、無理をしてしまいそうならそれを感じ取って避けることが今の僕ならできると思う。

だから意識とかイメージを使うようにしてみよう。