責任とは自分を大事にすることだ

責任という言葉が嫌いだ。
誰から何を押し付けられているのかわからない。
全然自分のためじゃない言葉ランキングNo.1だ。

責任とは自分のための言葉でなく使うから、世界が気持ち悪く見える。
世界で使われている責任という言葉はクソだと思う。
なんでクソかとかは、よくわからない。
俺が嫌な感じがするからクソだといっているだけだ。
言葉が強すぎる。

ただ、行動という視点で責任を見た時に、僕らの人生において僕らは自分を幸せにする責任があるような気がした。
その行動をするんだから、絶対に自分を幸せにしろよと。
絶対に自分にとっていい結末を掴み取れよと。
行動自体を選べない人もいるかもしれないが、行動の選択自体も自分のために選択をしてほしい。
それが、責任の本当の意味なんじゃないかと思う。

その行為に責任を持てよというのは、その行為で自分を最高の形にしろよということとして使うべきだ。
責を負わされるのが好きな人はおっておけばいい。
僕たちは生きるのが向いていないから朽ちていくからさ。
僕たちは自分に対する責任だけを背負って生きていくからさ。

僕は世界に対して基本的には絶望しているのだけど、自分自身や周りの人、一人ひとりの幸せに対しては絶対的に楽観的でありたい。
人間はそもそも、生きるのに向いていない。
他の動物に比べたらそれなりに向いていたのかもしれないけど、物は覚えられないし、相手の気持ちはわからないし、何がいいかという判断はできないし、人に酷いことをするし、毎日寝ないといけないし、美しくないし、汚いし。
とにかく世界のトップに上り詰めるような人でさえ多分生きるの向いていない。
パソコンほどの演算能力もないわけで、能力としてはこの人類を導くにはゴミカス程度の能力しかないのだから。
みんな生きるの向いてないよねぇって言い合った方がいいよ。

僕が人間のいいと思うところは、風呂に入らないといけないところだったり、飯を食わないといけないところだったり、老いていくところだったり、目を合わせて喋れないところだったり、ホーホケキョと聞いて「ウグイスだ」ってなんの意味もなく喋っちゃうところだったり、小銭を出すのに時間がかかるところだったり、木の椅子の方がakracingより逆にいいかもしれないと思ってみるところだったりする。

なんかそういうところが僕は形があると思う。
だから僕らは僕らの形のために、責任を持とう。
自分を大事にする責任がある。
生きるからには、その選択をするからには、自分のために選択して、自分のために行動してやるんだという責任を持ちたい。