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中小経営の繋ぎ目をデザインする「マネージ経営企画室」

manageの語源をご存知ですか?

それは「どうにかする」

そう、本来のマネジメントの前提となる役割は「どうにかすること」であるとも言えます。管理職=マネージャーと言う認識から日本では管理することにフォーカスされていますが、本来は「どうにかする力」→最適化というのが本来のマネジメントといえます。そして実践してきた中でも、ここから必要とされるマネジメントとしても、私たちは【未来最適化】を推していきます。

2020年頃から自身の事業としてトライしてきたのは、社会の伸び代を明確に把握し、その差分をコミュニティマネジメントがどう寄与するのかを明らかにしていくプロセスでもありました。


前提として、なぜやるのか

私個人の<why?>なぜやるのか・・・
女性や母親(今は父親も含む時代ですね)たちが子育てや教育を諦める事なくライフキャリアプランをイメージ出来るリアリティを創ること。
諦めないのは子育てや教育であって、人生100年時代に出産・育児・教育というライフステージ変化が有りながら、一定の仕事にフルコミットし続けるのは正直、無理ゲー(→無理知恵)だと思っています。
子育てに専念するも良し。働くことが自身の活力になることもよし。
ただ、社会からの疎外感や目の前の子育ての大変さから逃げてしまいたいという【孤独・先々の不安】で労働ファースト社会に飲み込まれ、自分自身の最適なバランスを見失ってしまわないように。

「manage経営企画室」事業の企画書内

(余談)何を継続的にやっているのか

岸田政権の“異次元の少子化対策”から、育休中の学びなおし(リスキリング)を後押しする答弁が一気に批判を浴びていますが↓

じゃあ、何を継続的にしていくのか?しているのか?結果が出ているのか?という本質課題への議論・認知は「批判ムーブメント」で雲隠れていく。
実践現場に投資せず、女性活躍推進法(2016年4月に全面施行)から早7年も経つというのに(しかも時限立法10年)にも関わらず批判ムーブメントで盛り上がり(きっと直ぐ飽きる)、何も変われないのが今の日本の現状です。

女性活躍推進法とは、仕事で活躍したいと希望するすべての女性が、個性や能力を存分に発揮できる社会の実現を目指して、2015年8月に成立した法律です。正式名称を「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」といい、国や自治体、企業などの事業主に対して、女性の活躍状況の把握や課題分析、数値目標の設定、行動計画の策定・公表などが求められます。当初、300人以下の事業主では努力義務とされましたが、法改正によって義務化が101人以上の事業主に拡大されました。

2022/08/12 kaonavi人事用語集より

女性活躍推進法でどんな変化が起きた?
「変わらない」35.7%、「働く女性の数が増えた」26.5%/2022年4月からの対象拡大を「知らなかった」86.3%

2022/7/22~しゅふJOB総研調査

「異次元より足元を見ろ」という、そんな前向きなヒントだと受け取っています。個人的には、自分の人生に・キャリアにオーナーシップを発揮するマインドセットが最低限の私たちの生きる道だと。

【子育てや教育を諦めること無く】社会としても、個人視座から見ても【機会損失すること無く】活かせる差分(伸び代)がどこに有るのか。その解決策がどういうものなのか。実践しトライし続けてきた15年間でした。

ソリューションフォーカス-解決策は?-

そして今確実に捉えているのは、解決策は課題を抱える当事者集団の少し外側にあるということ。働く側(女性)の社会課題は言わずとも多数表面化されていますが、もう一方の企業の伸び代はどこに有るのだろうか。

大手企業への効力は正直難しいと早い段階で取り組まない選択をしていますが、法改正により101人以上の事業主から義務化された女性活躍でいうと、中小企業の伸び代を捉え、その繋ぎ目デザインを中小企業経営者と実践することが今の私のミッションです。

中小企業の現状-組織視点
中小企業の現状-事業/サービス視点

今、中小企業の経営者とパートナーシップを組んで【マネージ経営企画室】を持ちながら、業界やその会社自体を未来最適化していくプロセスを実践しています。

2023年やっていること、やっていくこと

新規事業開発における、企画立案からディレクションなど、それぞれの業界・会社に合った無理の無い適切な女性活躍ピースを経営者と共に顕在化させていくこと。
経営企画室は中小企業にはあまり存在が少ない、又は兼務であったり、「雇っているからこそ雑用含め何でもやってもらわないと」という働く側のモチベーションを下げ、生産性まで下げる構図があるのが実情です。

外部パートナーとして置き、生産性にフィットした働き方に捉え直すこと、例えば一度フルコミットを外れたとしても、キャリアを継続して又10年したらその会社に戻っていく。そんな道さえも有っていいですよね。
そんな邪道な道標の構築も1つの目的です。

コミュニティマネジメント力は女性性の発揮フィールドでもある。


ここから更にマネージ経営企画室パートナーを増やしていき、2023年以降は、リアルな『manage経営企画室』を何件か設置して繋ぎ目の窓口をつくっていくこともマイルストーンにしています。

やれることを少しずつ拡げていく。実践を通して発見していく。
そんな2023現在進行中です。

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2024年現在、こちらの活動を始めました。↓ぜひご覧ください!
多くの方にお読み頂き、ありがとうございます。感謝。


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