見出し画像

「キリ新」電子版 2022年5月11日付(メルマガ 第144号)

 芸能人の訃報が相次いでいます。誰もが知る著名人なだけに、悪い「連鎖」が起きないことを願います。人前で常にさらされ「イメージ」と向き合うことの苦悩など、「一般人」には想像もつかない特殊な環境が影響しているのかもしれません。ご遺族、ご関係者の上に慰めと平安を祈ります。今回も最後までお付き合いください。

*電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロードできます。
*noteから「キリスト新聞」電子版を1部ずつ購入できるようになりました。ご利用ください。

■ 最新号の紙面から

▼ゴスペルの普及に多大な影響 小坂忠さん逝去
 「人生そのものに影響与えたミュージシャン」
 http://www.kirishin.com/2022/04/29/54054/

▼天城山荘6000万円での売却を提案
 バプ連理事会が「重い決断」
 http://www.kirishin.com/2022/05/02/54093/

▼憲法記念日に西原美香子氏が講演
 「キリスト者にとっての9条とは?」
 http://www.kirishin.com/2022/05/06/54149/

▼教皇フランシスコ、岸田首相と会談
 「核兵器のない世界の実現を」
 http://www.kirishin.com/2022/05/05/54136/

▼ウクライナ正教会の司祭が嘆願書
 「キリル総主教を裁判に」
 http://www.kirishin.com/2022/04/22/53948/

▼【宗教リテラシー向上委員会】
 「もうひとつの言葉――宮沢俊義のライシテと民主主義」田中浩喜
 http://www.kirishin.com/2022/05/07/54181/ 

■ web限定

▼【映画】どぅなんの風
 『ばちらぬん』『ヨナグニ 旅立ちの島』監督インタビュー
 http://www.kirishin.com/2022/05/06/54159/

 与那国島。

 天気の良い日には台湾島の稜線も望めるこの島でひとは、古来から独特の文化をつちかってきた。長い時間をかけその独自性を結晶させたものの一つが、島の言葉〝どぅなんむぬい〟だ。この言葉はしかし今、ゆっくりと忘れ去られつつある。そこには島のなかだけで人生を完結させることが誰にとっても困難となった、現代に固有の事情がある。たとえば島には、小中学校はあっても高校がない。子どもたちのほとんどは15歳の多感な時期に島を出て思春期を過ごし、おとなへと成長する。映画『ばちらぬん』は失われゆく言葉の響きのうちに、島の暮らしの来し方と行く末を映しだす。映画『ヨナグニ 旅立ちの島』はこの島の中学生たちが体験する、卒業までの心のうごきを映しとる。

■ 告知情報

▼三浦綾子生誕100周年『塩狩峠』『海嶺』HDリマスター化クラファン
 応援企画「いま、三浦綾子作品をどう読むか」
 https://miuraayako100.peatix.com/

 三浦綾子生誕100周年を記念し、不朽の名作『塩狩峠』『海嶺』の2作品をHDリマスター化するためのクラウドファンディングを実施中。今回はその関連企画として、三浦綾子作品にゆかりのある3人の特別ゲストを招き、21世紀の現代において三浦綾子作品をどう読むべきか、その意義と可能性をはじめ、三浦綾子を知らない世代に継承する上での課題などについてオンラインによるディスカッションを試みる。当日はチャット欄から質問・意見・感想も大募集。ハッシュタグ「#三浦綾子生誕祭」もご活用を。

 ・日時:5月16日(月)午後7時~9時
 ・登壇者:中村啓子(ナレーター)、難波真実(三浦綾子記念文学館事務局長)、熊田和子(編集ライター)
 ・主催:いのちのことば社
 ・協力:キリスト新聞社、クリスチャン映画を成功させる会
 ・オンラインによる配信 YouTubeライブでどなたでもご視聴いただけます。
  https://youtu.be/w6Iq9oTTUDw
 ・参加費無料/申込不要
 ・問い合わせ:Tel 03-5341-6927(いのちのことば社 ライフ・クリエイション)

 ▼クラウドファンディングの詳細はこちら↓
  https://readyfor.jp/projects/shiokaritoge-kairei2022


▼「敏腕」編集者に訊け!「シゴトは地味だが面白い~キリスト教の本との出会い」
 @銀座・教文館(2017年2月4日収録、音源のみ)公開
 https://youtu.be/wVPVSafSQyE

 かれこれ5年前の2017年に銀座の老舗・教文館3階で開催した編集者によるトークイベント(音源のみ)を公開しました。出版界をめぐる状況は今も変化の只中にあります。

 ・日時 2017年2月4日(土)
 ・会場 教文館3階ギャラリーステラ
 ・ゲスト
  高木誠一(教文館出版部 編集者) 『朝の道しるべ』『自由への指針』『オックスフォード キリスト教辞典』担当
  土肥研一(日本キリスト教団出版局 編集者) 『北国の伝道』『牧師とは何か』『旧約聖書神学用語辞典』担当

▼「Ministry」最終号、発売中
 https://shop-kyobunkwan.com/4873958040.html

 お待たせしておりました「Ministry」最終号となる第50号が発売となりました。特集は「コロナ後のセカイ、教会のミライ」。最後を飾るにふさわしい懐かしの執筆陣や特別企画も満載です。ラインナップは以下の通り。

 ・特集 コロナ後のセカイ、教会のミライ
     実態調査アンケート分析 中道基夫/越川弘英

 ・最終号特別企画
  ミニスト世代の牧師に聞いた!わたしの愛読漫画(バイブル)
  こちらミニスト編集部すごろく NORIKO
  共に戦った同志からMinistryへの送辞+弔辞 吉林 優/藤掛 明/根田祥一/水谷 潔
 ・電脳牧師に訊くIT活用術 小野 輝

 ・あの偉人と教会の知られざる関係「グリム兄弟」 ましう
 ・「論壇2.0」プレイバック
 ・となりの異教徒「第3章 あなたは異教徒、私は異教徒」
 ・特報!神学最前線「キリストは再び来られます!」「いつ、どこに?」 発題者・塚田重太郎
 ・こころを育む 医療系チャプレンの働きから
  思い出すこころ――悔悟と赦し、新生のはじまり 浜本京子
 ・ドイツ・プロテスタントにおける典礼の現在
  「創造の季節」のための典礼 橋本祐樹
 ・聖書ラノベ「超常バトルで読み解く神学序説!」 ヤドナシ
 ・フォトエッセイ「シスターの類まれな日常」 田川ささの
 ・新・空想神学読本
  最終回に寄せて 波勢邦生
  『イカゲーム』で生まれ変わる 河島文成
 ・シネマ黙想 『MEMORIA メモリア』


▼連続公開セミナー「1から始めるネット宣教の基礎と実践」ダイジェスト公開中
 https://netsenkyo0326.peatix.com/

 「SNSを始めたいと思っているのに、きっかけがない」「こんな初歩的な質問は聞きにくい」「一般のセミナーだと難易度が高すぎる(低すぎる)」という悩みをおもちではありませんか? コロナ禍を経てますます必要性を増しつつあるインターネット(オンライン)を介した新しい宣教の形について、初級・中級・上級の3段階に分けたセミナーを行いました。ダイジェスト動画を公開しています。

 【ダイジェスト動画公開】
  初級編 3月12日(土)14~16時
   https://youtu.be/s2YjR_aWA9k

  中級編 3月19日(土)10~12時
   https://youtu.be/gw_gBq37KoM   

  上級編 3月26日(土)10~12時
   https://youtu.be/YOENLXTZ2w8

  講師:松谷信司(「キリスト新聞」編集長)
  主催:キリスト新聞社/協力:JTJ 宣教神学校

  *本編のアーカイブ動画は、「いのフェスチャンネル」のメンバーシップ「いのフェスサポーター」を対象に限定公開しています。ご希望の方は登録をご検討ください。
 https://bit.ly/3tSi2t6


▼【新刊】 『説教 十字架上の七つの言葉』平野克己
 http://www.kirishin.com/book/53020/

 「わが神、わが神、なぜ」と、私たちは絶望の最奥にあっても、神を呼ぶことができる。教会の者たちはこの歌を、いかなる日にも、礼拝の中で歌い続けてきた。なぜか。神を信頼しているからです。神を礼拝しているからです。神以外に私たちの希望はないからです。(本文より)

 「説教塾」をリードする著者による初の説教集!! コロナ感染症が世界を席巻していった2020年の受難節。日本中の教会が苦難の歩みに向かっていく、そのただ中で、ひとりの牧師が「十字架の七言」を語った。イエスと共に、赦し、愛し、結び、渇き、叫び、ゆだねる……その道行きを、圧倒的な説教、そして若手画家「井上直」の作品と共に静かに辿る。危機の時代の受難節(レント)を歩む教会に、新たないのちを吹き込む説教の言葉がここに!


▼【新刊】 『ボクたちは軍国少年だった! 平和を希求するふたりの自伝』深田未来生、木村利人
 http://www.kirishin.com/book/53389/

 教育現場に身を置く者として密かに抱く理想像がある。言葉だけでなく、存在や生き方で大切なことを醸し出す人だ。わたしにとって著者たちはそのような人である。(評者・佐原光児=桜美林大学准教授・チャプレン)

 ▼深田未来生、木村利人 著『ボクたちは軍国少年だった!』ご購入はこちらから。
  https://shop-kyobunkwan.com/4873957974.html

 戦時中「少国民」として軍事教育を受け、戦後、価値観の大変革で何も信じられなくなった「万年反抗期」のふたりが、どのように平和を愛する者に変わっていったか。人生を振り返りながら、未来へのメッセージを語る。


▼「賀川豊彦オンライン資料集」申込受付中
 https://kagawa-doc.net/

 キリスト新聞社は賀川豊彦記念松沢資料館の協力により、賀川豊彦が執筆した書籍、コラム、その他関連資料を網羅した「賀川豊彦オンライン資料集」を共同開発し、公開中。賀川が実践していた社会事業などに関する学術研究の進展へ貢献すること、また多くの方々に賀川豊彦の業績への理解を深めていただくことを目的としています。

 ▼初期公開時の掲載内容
  賀川豊彦の主な著作物(全150種類)全文書PDF、賀川豊彦がキリスト新聞に1946年~生前最期まで不定期の連載「不尽油壺」の全回分、その他キリスト新聞に執筆した原稿類。

 ▼利用方法と利用額
  ① 下記フォームからお申込みください。お振込み先情報など詳細をメールでお知らせします。
   https://kagawa-doc.net/#form
  ② 指定口座への振込を確認後、IDとパスワードを発行し、URLと共にお知らせします。
  ③ URLにアクセスし、ログインのうえ、10月3日からご利用いただけます。

 法人/団体(大学図書館、研究機関等) 年額50,000円(税別) ※同時アクセス制限:3
 個人                 年額10,000円(税別) ※同時アクセス制限:1


▼松谷編集長の出演情報・講演実績をまとめました。講演の依頼は shinkichi1109@gmail.com まで。
 http://www.kirishin.com/2019/09/18/29392/

 ▼キリスト教放送局 日本FEBC制作の新番組「FEBC Sprout!」出演回
  https://youtube.com/playlist?list=PLIu-pTftRZua6zoC6y8qRBes12m7Msy1j

 ▼日本福音ルーテル教会東教区主催 宣教フォーラム講演
  「浮き彫りになった教会の限界と可能性」
  https://t.co/v1zzW7SK7z?amp=1

 ▼礼拝メッセージ「推しが尊い~キリストオタクの正しい愛し方」
  日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会(2020年11月29日)
  https://youtu.be/8BHVpWk4Mg0

 ▼Revyaslife「牧師の日常」の吉岡恵生牧師とYouTubeで対談しました。
  https://youtu.be/rkKsgLjp97A


▼その他のメディア掲載記事については以下↓
 共同通信「ときを結ぶ」 紙面刷新も精神は生きる https://bit.ly/38HEGrE
 withnews 宗教っているの?自分探し中の僧侶と、サブカルなキリスト教徒が激論 https://bit.ly/2UnoyHh
 BLOGOS 隠れオタクに届け…、元マンガ家志望の社長が語るアツい思い http://blogos.com/article/325160/
 Youtube 「What Being a Christian Is Like In Japan」 https://youtu.be/PLvWDYb2ORI
 日刊サイゾー 「プリキュアにはかなわない」という現実を超えて http://exci.to/3dQNE8b
 CGNTV https://www.youtube.com/watch?v=sQBBgqwe5FY
 編集長ブログ(Twitterまとめ) http://macchan1109.livedoor.blog/

■ 「論壇2.0」/編集後記

▼「論壇2.0」 渡邊さゆり(マイノリティ宣教センター共同主事)

無批判に記念される「機構改革」

ここから先は

1,842字 / 1ファイル

¥ 440

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?