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東大編入体験記②お時間のある方へ

こんにちは!
おさかなだろうです!

この記事では、まじめなだけの高専生が東大に編入合格するまでの軌跡時系列順に書いています。
お時間のある方はぜひ苦しんでいる様子をお楽しみいただけたらなと思います!


そもそも大学編入を決めたきっかけ


今まで自分に自信がなかったからか、何かに本気で取り組んだことがありませんでした。
(本気でやってもできないかもという考え)

高専2年の冬あたりに自分を変えたい!と思い、色々挑戦し始めました。
グループワークのリーダーという小さな役割から高専祭の運営まで色々挑戦し、その延長として長期間の努力が必要な受験勉強に目をつけました。
あとは「3年という短い時間の中で大学受験に身を注ぐ高校生かっこいいなー」と思っていたり、できるところまで学びたいと思っていたのもあって大学編入をすることに決めました。

東大を志望したきっかけ

最終的に東大に決めたのは研究メインですが、1番最初の動機としては「東大目指してればどっか受かるかなあ」と思ったからです。(そんなことはなかった)

時系列にそってやってきたこと

勉強時間は計画通り進んでれば「○時間しなきゃいけない」ってことはないと思いますが、私は不安だったので4年の休日は10時間やるようにしてました。

忙しいときはメンタル優先していたし、ご飯食べながらやると幸せ感じないのでやってませんでした。
ただ移動中は手持ち無沙汰なので歩きながら脳負荷の軽いものやってました。

むしゃくしゃしたときは走りに行ったり、疲れたときはご褒美にスイーツを食べたりしていました。
「東大受かった人も思ったより普通なんだなー」と思ってください。

それでは時系列にそっていきます。

1年 自分のやりたいことってなに??

部活、地域貢献活動、デザコンなど色々挑戦していました。

2年 編入とかあるんやなー

 進路について軽く考えているときに「高専から東大編入!」というサイトを知り大学編入に興味を持つ。
ここで「なにかやっておけば役に立つか」と思い英語・数学を中心にだらだらと勉強を始める。

数学が苦手だったが泣きながら予習しはじめ、数学のテストで1位をとる。(微分の概念が受け入れられなかった)

家庭の事情で高専の寮に入る。
(寮の環境がめちゃめちゃ合っていたのでこれはでかかった)

3年 勉強がんばってみるか、、

10月 地方の英語弁論大会で2位をとる。
11月 リーダー系の役割に挑戦、Studyplusを始める。
春休み前 Toeicで690点
春休み  「そろそろ本腰を入れなければ」と思い、参考書を書い勉強し始める。
東大の過去問を請求 (しかし1年後に初めて開封)

4年 マルチタスクは危険

 高専祭実行委員長(3-11月まで)、寮の寮長(年度中)を務める
7月 東大編入した先輩にTwitterで声をかける
(この先輩に色々助けていただきました。神です。)
9月 東京に2週間インターン、1週間研修旅行へ
(この期間はこっちに集中)
10月 高専祭準備で多忙に。死にそうになりました。
11月 Toeicで820点(提出)
12月-2月 課題で死にそうになる
春休み      毎日平均10時間勉強して耳鳴りがし始める
(思い詰めてたのもあると思います。よくないです。)

5年 直前期のメンタルはところてん

時間があれば勉強(ちょっとでも辛い時はメンタル優先)
復習を中心に

1次試験前日

同じ学校の友人と18:30くらいから東大の見学しに行きました。
友達と話すとちょっと不安ほぐれるのでオススメです。
晩ご飯はスタバのBLTサンドを食べました。
ホテルはおなじみのフォーレスト本郷です。
帰ってから,ストレッチして,瞑想して「こりゃあよく寝れるぞ〜!」と思い就寝しました。

1次当日

期待とは裏腹に浅い睡眠でぼーっとしてました。
でもそのおかげでというか、逆にあまり緊張しなくて良かったです。
8:40に友達と試験会場前で待ち合わせし、入りました。
終わったあとは,戦略通りできたという少しの安心感と、ずっと終わりを待ち続けていたものが終わったことへの驚きみたいな、「え?まじで終わったー、、」みたいなものがありました。

1次合格発表

学校がない日だったので友達とテレビ電話をしながら恐る恐る確認しました。
ちょっと期待はしていたものの,本当にあったことにとても驚いて叫びました
すぐにお世話になった方々に連絡したらとても喜んでくれたのが嬉しかったです。

2次前日

寮で花火大会があったのでホテルからリモート参加しました。
みんなが応援してくれて嬉しかったです。
ホテルは一次同様、フォーレスト本郷です。
面接のためにA4紙4面分くらいの質問内容を体験談から用意しました。
面接練習は友達1人、先生1人です。
緊張で真っ白になっても言葉が出てくるように、何回も喋りながら覚えました。
(おしゃべり苦手な方はこの練習方法おすすめです)

2次当日

ホテルのチェックアウトが11:00だったのでホテルを出てから、Newbury Tea and Coffeeというお店に行きました。チェリーパイを初めて食べましたが、めっちゃ美味しかったです。

集合時間は13:45でしたが、13:00くらいに控え室に入りました。思ったより静かで緊張感あったので早く入ったことを少し後悔しました。
試験会場に呼ばれたのは14:30くらいです。荷物を全て持って入りました。緊張していたので案内係の女性に話しかけて緊張を和らげました。案内の方が優しい方でよかったです。

就職組から,面接ははっきり大きい声でしゃべることと、笑顔が大切だと聞いたのでそれを意識しつつやりました。個人的にはちょっとユーモアを持つのもいいと思います。

終わったあとは15:00になっていました。お世話になった先輩と少しお話して東京ドームシティに寄って帰りました。

2次合格発表

授業が終わったあと友達4人と確認しました。
どきどきしながら確認し、受かっていることを確認したとき、
嬉しさよりは緊張が解ける感覚や安堵が大きかったです。
受かったという実感は全くなかったです。
すぐに先生や友達に報告しに行きました。
ずっと勉強していたのを知っていた友達が泣いてくれたのがとても嬉しかったです。


どうでしたでしょうか?
しっかり苦しんでいましたよね🙂
先に編入した先輩2人にも聞いたのですが、お2人とも
「めちゃくちゃつらかった」と仰っていました。
出来なかったことを出来るようにするので、辛さは絶対についてまわるものなんでしょうね。

次の記事では、自分の経験から「成長に必要なもの」に焦点を当てて分析しています。
ぜひ読んで役立てていただければ幸いです!


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