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noteをはじめる理由〜表現という名の「退行」〜

カウンセラーさんとの出会い


私がnoteを始めたきっかけは、カウンセラーさんの言葉から。私はカウンセリングに通っている。

"たとえばアーティストさんたちは、表現することで一時的に「退行」していたりする。歌う、描く、踊るなどをしている時に、本来の自分自身を発散していることもあって、実はそれも「退行現象」になるんだよ。だから表現することは退行の代替にもなる。”と。

「退行」とは心理学的には、現実に受け入れ難い状況に直面した時に、精神がある時点の発達段階に戻ってしまう心の防御反応であるそうだ。
わかりやすい例は、赤ちゃんが産まれた時の上の子の赤ちゃん返りがある。今まで出来ていたことができなくなったり、赤ちゃんの様に振る舞ったりする。

これは大人でも大小なりとも起こることのようだ。それがうまく発散できている人は、メンタルを病むことが少ないそうで、私はそれがうまくできない。
どうしても、相手に求められている自分がわかってしまうから、こうしたら喜ばれる、相手が求めているのはこういう言葉だろうな、というのがわかってしまうし、「それを満たしてあげないといけない」という気持ちが先行して、自分がどうしたいかなんて、もはやわからない。

とにかく外に出すこと

何でもいい。文章として出す、絵を描く、話す、泣く、叫ぶ、走る、踊る。
アーティストになれなくても、思っていること、感じたことを出すことはできる。
ただし嫌な感情は、注意が必要だという。
何度も何度も繰り返し思い返したり、考えたりすると脳に刻み込まれてしまい、逆にストレスを溜めてしまう。

自分軸と他人軸

そしてもう一つ大事なことは表現の価値観を自分軸に置くこと。
求められる自分としての表現ではなくて、自分自身のありのままの表現ということ。だから方法は本当に何でもいいのだ。
いつも人間は他人軸に生きすぎている。
もっともっと、自分を大切にしたっていいと思う。これは希望になるけれど、自分も周りの人も大切にできる自分になりたい。

そういった訳で、考えた結果、文章を書くことが好きな私はnoteで表現という名の退行をすることにした。

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