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嫌いな人

私は、義母のことが嫌いなんだと、最近気がついた。
今までは、「嫌いじゃない、そういう人なんだからしょうがない。悪気があってやっているわけじゃない。私はわかってあげないと。親孝行しないと。」と自分を納得させようとしていた言い訳をやめた。

義母はいつも孫を育ててくれてありがとう。と言って、"孫を産んでくれた私"を褒める。
自分の子どもなのになんでありがとうと言われるの?あなたの子どもなんですか?

それから、大切な孫が風邪をひかないように、ちゃんと育つように、私に"産んでくれた孫たち"のことをよろしくねと言う。
あなたによろしく言われなくても、私は一生懸命子育てをしているよ。

長女が産まれた時、「私の孫を産んでくれてありがとう」と言った。
あなたのために子どもを産んでない。
帝王切開で痛くて辛かったけど、大変だったね、も、頑張ったね、もなかった。

子どもが泣くと「息子(私の夫)はこんなに泣かなかった。母乳じゃなくミルクをあげた方がいい。」と、母乳ミルク問題も持論を押し付けられた。

私が仕事に出た時は、
「保育園なんてかわいそうに。」
と言い、働くのをやめて子育てに専念してからしばらくすると、
「世の中の夫婦は共働きで大変な思いをして生きているのに、あなたは幸せね。(私の息子のおかげで?)」
と、爆弾発言を繰り返している。

私は、1人の人間であって、感覚も、考えも、思いも、幸せも、辛さも持ち合わせていることが、何でわからないのだろうか?義母とはそういう存在なのか?

女性は結婚して出産した時から人格がなくなると、いつ決まったのだろう。

同じ経験をしたはずの仲間に、どうして人格を奪われるのか、不思議でしょうがなかった。

私は、自分の為に自分の子どもを産んだ。自分と夫と子どものために、一生懸命子供を育てているだけで、他人の理想の生活を叶えるためではない。

子どもの誕生日には、「孫と2人でデートしたいから。」と私がやりたいことをどんどん奪って行く。
何なんだろう。何で相手の立場を想像して、ものが考えられないんだろう。

私は何も口ごたえできず、にこにこ要望に応え続けることしかできなくて、そんな自分が辛かった。

でもそんな自分はもうやめる。
「こういうことをされたら嫌なんだ。」という私の気持ちを誰かにわかってもらえなくても、私は自分だけは自分の素直な気持ちを認めてあげることにした。

私は、悪気がなく無神経な義母が、嫌いだ。

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