ドラクエⅪ 堀井さんパラレルワールド否定について

これ、ずいぶん前に公式で言っていたのですね。プレイ自体が3年遅れの私は完全見逃しです。

さて、公式にパラレルワールドではないとされているのですが、何をパラレルワールドとするかという事が焦点になってきますね。まずパラレルワールドとは何か。

僕が思うに、パラレルワールドは時間移動した際に、パラドックスが起こった場合の説明である。という認識です。これはただの自身の認識なのですが、時間というのは今しか存在しないと考えています。だから過去は記憶で、未来は予想です。未来に進むにはとてつもない速度で動くと時間が伸びて、速く移動している僕の24時間が普通の人の1年になる、みたいな事だと思っています。相対性理論ですよね?ウラシマ効果ってやつ。だから未来に行くわけでは無く、僕の時間がゆっくりになっただけ。そして光は最高速度だから時間が止まっていて、光より速く動けたら理論上過去に戻る事になる。そもそも光より速く動くものはないし、過去というものは存在しないから戻るという事はない。そうなるとタイムパラドックスは起こらないから、パラレルワールドは存在しない。

ドラクエの世界は作られたものに過ぎないが、我々の生きるこの3次元をイメージして創造されている。だから大きな理は同じだと考えたい。

過去は過ぎ去ったのではなく、本当は消え去っている。未来は今が変化する結果であり、不可逆である。ここで可能性を考えてみよう。

マトリックスのような仮想空間で、時のオーブはデータを移行させたに過ぎない。

こう言ってしまうと、時間と言う概念に対してなんでもありになるので、考察として全く面白くない。答えが求めてるのではなく、想像力を強化するのが目的である。だから違うと断言しよう。

パラレルワールドの認識違い。堀井さんはいわゆるパラレルワールドを違う意味で捉えた説。これはないだろうから、ボツ。

勇者の記憶により世界を構築し直した。これならば主人公達に元の記憶や能力を戻す、いや、これマトリックスとの違いがほとんどない。なんでもありになってしまう。でも苦汁を飲んで、このまま行くとすると、記憶の書き換えが起こると考える。世界が収束した場合、この場に仲間がいるのがおかしいので、存在は消えてしまい、いるべき場所に戻る。いや、残酷すぎるな。パラレルワールドと違い、主人公の添え物程度の価値しか認められてないような感じがする。

だからこれはパラレルワールドは否定されているが、一時的にはパラレルワールド化して、数年か、数十年後に収束するご都合的世界としたいと思う。のび太の孫は誰と結婚してもセワシくんになる理論である。奇跡的な遺伝子のバランスでそうなるのだが、、、いや、これもそれならなんでもありになってしまう。これは難しすぎる問題だ。主人公は過去に行き、元の世界に戻れないと言った。よってその世界は消滅したとなると、番人が見ていた砕けた時のオーブは何なのか?そしてセニカが過去に行った際、主人公立は変化なしなのはどうやっても辻褄が合わない。パラレルワールド以外に説明がつかないように感じる。

アホな私には限界だったので、色々な方の考察を見ることにしました。

そしてこの方https://note.com/keiseki00/n/nd7939572c697

この考察がヒントになりました!ありがとうございます!

時は巻き戻っている。現在進行形のオーブを壊した勇者だけが記憶を持ったまま世界が巻き戻った。仲間達にはデジャブのような感じで記憶の残滓が残ったからそのような表現があるのだろう。そしてセニカの壊したオーブは現在進行形では無いオーブ。だから現在は巻き戻らず、過去のみを書き換える事ができたのだと思う。

そうなるとウラノスは裏切らず、ニズゼルファも倒してしまうのではないかと思うが、この過去は既に決定し、未来に影響を与える事のできないものと考えられる。

この世界では時間に質量があり、それをオーブが貯めている。そしてそれが満たされると、次のオーブに入れ替える。そのオーブはそれぞれ独立しており、変化があったとしても別のオーブに影響を与える事がない。そうなるとパラレルワールドができそうな物だが、そこは歴史の修正力があると考えていいだろう。例えば、ローシュは死んだ事にして、セニカと暮らす道を選ぶ。ウラノスは全く別のタイミングで、ウルノーガになり、それを知ったネルセンがバンデルフォンを建国。結果、ローシュが殺され、セニカは再び過去に戻ろうとするが、借り物の勇者の力は既に失われていて、絶望の中再び番人になる。しかし命の大樹が記憶しているのは1度目の真実のみ。時の番人になったセニカも長い年月をかけ、2度目の記憶は失われた。そして、永遠に同じ2度目を繰り返す事になる。

あと時の巻き戻しについてもう一つ不可解な事。それは巻き戻った世界でウルノーガの最後の言葉である。時を巻き戻ったのは貴様だけだと思うなよ。これは普通にニズゼルファの黒ヨッチ族なのだが、時を遡ったのはどうやって知り得たのだろうか?これはニズゼルファの力を分け与えられているウルノーガにニズゼルファが語ったのだろうか?しかし勇者以外は記憶を過去に持ち運ばないはず、、、勇者に取り憑く事でアイテムのように持ってこられた存在と考えられるのだろうか?そして、ウルノーガはニズゼルファを邪魔と考えていた為、この後ニズゼルファが復活しようと、あのようなセリフをはくだろうか?勇者であろうと邪神であろうと、自分以外の勝者である事に変わりはない。あれが捨て台詞はおかしい。まるでニズゼルファが自身の仇を取ってくれるようなセリフだからだ。よって、あの黒ヨッチがニズゼルファだとかはわかっていてもわかっていなくても関係ないのではないだろうか。しかし、勇者の力を奪い命の大樹を落として以降ではないと、過去に遡る力はない。そしてそのタイミングでは遡る理由もない。死の直前、黒のヨッチからなんらかの方法で過去を遡って来た経緯を知り、自身の魂を黒ヨッチに移した、又は同化したのではないだろうか?そして勇者を討ち破り、最終的にニズゼルファの内面を支配すれば目的の達成となる。時間移動を知り得た方法が全くわからないが、それならばウルノーガの目的である、純粋に最強でありたいという目的に合致するのではないだろうか。

正直穴だらけだが、ひとまず自身を納得させようと思う。

パラレルワールドは無く、区切られた時間のオーブがあり、全ては決定事項に収束する。

あ、逆だ。ニズゼルファが同化を提案したのだ。そして勇者を葬る事で、事実上最強になる。ニズゼルファは力を返してもらい、ウルノーガは消滅よりも吸収される事で最強になる道をえらんだのだ。悔しい決断だっただろう。だが、最強でありたいという事に取り憑かれたウルノーガにはその道しかなかったのだ。


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