見出し画像

小さな「出来た!」の積み重ねが大切 マカピーの日々#1033

マカピーです。
小さな成功の積み重ねが必要なんです。

マカピーは幼いころから運動神経は発達していたらしく、走るのも鉄棒も一通りできました。

そんなマカピーでも、小学生4年になるまで自転車に乗ることが出来ませんでした。

一度恐怖イメージがわいてしまうと、なかなかそこに近づきたくなくなり挑戦をやめたからでした。

その代わりひたすら走ったので持久走が強くなったんです!

それから、マット運動が苦手でした。

特に後転するときに手がドラえもんのようにグーなってしまい、指を開いてしっかりマットを抑えることが出来なかったのでした。

クラスのみんなが出来ることが出来ない。

それが出来ないと続く「後転倒立」も手がドラえもん状態のままでした。

どうしてなんだ?
いくら練習しても手が上手く着けない理由は何なんだ?

しばらく友達の様子を観察して思い当たりました。

それは身体的な問題で、そもそもマカピーの手首の反り返りがないのが原因だと分かりました。

だから一生懸命合掌を繰り返し、手首の反り返りが癖になるように練習しましたが今度は手首が痛くなり物がにぎれなくなってしまいました。

無理な人体改造はあきらめることにしました!。

中学校になると苦手なマット運動がなくなりラッキーでした。

ところが手首の硬さは、部活のバレーボールでのパスやトスワークに影響を及ぼしました。

手首を柔らかくしようと力が加わるとやはり腱鞘炎のような症状が出るのでダマシダマシのバレーボールでした。

それからマカピーはいわゆる内股(うちまた)なんです。

本人は気にしていなかったのですが小学生になるころあまりにひどい内股歩行だというので母が大学病院の整形外科にマカピーを連れゆきでチェックを受けました。

骨格の問題ではないと分かり、ギブスをはめるようなことにはならず、「足を開くのを意識して歩こう」という程度で済みました。

たしかに「内股」は「男らしくない」ように思われ周囲からかわれることがありました。

ところが、内股にも利点がありました!

バレーボールで瞬発力を発揮するジャンプやレシーブをする際は蟹股(ガニマタ)では反応速度が悪くなるのでこれはラッキーだと思いました。

それでも内股だと気をつけないと自分のくり出す足にひっかけてしまう事がありました。

特に疲れてくるとその傾向が強くなるのでした。

高校時代から始めた登山などでは重い荷物を背負い長い距離を歩き足場が悪い稜線を歩く時に自分自身で足を引っかける事になります。

つまりは転落事故を起こす可能性もあるのでかなり緊張した覚えがあります。

内股一つでも良い面と悪い面があるんですね。

それから、マカピーの耳の穴が小さいのです。

子どもの頃母親に耳垢を取ってもらうのですが「お前の耳の穴は小さくて中が見えないで困る」とよく母がこぼしていました。

ですからイヤホンのプラグが上手くできない、

直ぐに穴から脱落してしまうのでしたが同じ不具合を感じていた人は多かったのでした。

今ではイヤープラグは数種類準備されていますが以前は一種類だけでしたもの。

一方マカピーは頭が大きい少年でした。

小学生の頃、野球帽を買い求めるのですがお店にある大人用でないと入りませんでした。

今でも帽子探しには苦労します。

さらに鼻中隔湾曲症があったりと、なかなかどうして「普通」じゃあない自分に気づくのでした。

つまり平均的でない身体的なことってこうしてみると沢山あるのでした。

でも生きるのに充分なんですよね!(笑)

マカピーのクラスメートには小人症と小児麻痺で足の不自由な二人がいました。

二人をいじめたりした覚えはなく、今でも時々会うほどの仲です。

でも二人が受けた身体的劣等感や疎外感は相当なものだったろうなあ。

みんな違ってみんな良い

そうは習っても実際は不都合に直面します。

今更のようにマカピーは当事者の辛い思いがあったと想像できるのでした。

そして彼らから言わせればマカピーの悩みなんて、笑えちゃうだろうな!

こうしてみると、誰もが自分自身の身体機能を最大限生かし実生活でサバイバルしていることに気付くのでした。

五体満足ってなんだろう?

たとえ何かが欠けていたとしても、ボクラは日々の努力で補って行けるものですね!

マカピーでした。
最後まで読んで頂きありがとうございます!人間っていいなあ







もしもサポートいただければとても嬉しいです。そのサポートは感謝のバトンタッチとして使わせていただきます!