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驚きの行動遺伝学 マカピーの日々 #1446

マカピーです。
ナ、ナ、ナントこんなこと言われてどうするのよ!?

作家の橘玲(たちばな あきら)さんと遺伝学者の安藤寿康(あんどう じゅこう)さんの対談を聞いて、マカピーはこんなヤバい事があっていいのか?って冷や汗が出る思いでした。

だって、運命さえも遺伝するって言われたら「じゃあ、これからどうしたらいいんだよ?」ってなるじゃないですか!

「あとがき」で安藤さんも言ってますが、マカピーも橘玲さんの事は以前から知っていましたが「なんとなく、お金儲けのうまい人」的な偏見がありました。

そうそう、この著書の表紙からのイメージが大きかった(スミマセン)

ところでマカピーは最近、橘玲さんの作品(小説を含め)をずっと読んでわかったのです。

橘玲という人物がとてもまじめな性格で、しかも理論的な展開をする方で、皆に幸せになってほしいと、自分の持つ色々な知見を披露する人なんだと知っての上での今回の対談でした。

内容的にはその前の著書で述べている例も引き合いにしていますが、それでもとても専門分野に関する知見の高さで安藤さんと素晴らしい話を展開しています。


たしかに、どう考えてもいいんだよ!

そもそも、いったい遺伝とは何なのか?

そしてそれを知って我々はどういう行動をとるべきなのか?

この対談の中でも注意をすべきとしているのは遺伝率を実際の発生の統計として扱っては危険な事なのに、世論は混同して科学を歪曲して不都合な事実を拒否する傾向にあるとも。

「氏より育ち」という言葉があるけれども、実は幼いうちは家族の構成などによる影響を受けて育つ子供も、成長するにしたがって遺伝子によってその行動が支配される傾向が高いという事実。

さて、それを聞いたら皆さんはどういう反応を示すでしょうか?

まず、教育界がパニックを起こすでしょうね。

だって「努力すれば困難を克服できる」と一貫して教えられてきている根底が崩れちゃうんだから。


ベトナムで見かけた読書を勧めるポスターから

皆さんに一読、一聴をお勧めします。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。習った遺伝学とはもはや別物?


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