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自分の意見を押し売りしない! マカピーの日々 ♯1508

マカピーです。
自分の知っている事を「正しい」と思っても、他人に押し売りしてはいけません!

マカピーはボルネオ島北部マレーシアのサバ州でレストランをやってます。

一緒に仕事をしているハナさんは半島マレーシアで暮らしていた際にレストランを経営していましたがCOVID-19(新型コロナウイルス)で閉鎖した経験を持っていました。

それでも半島マレーシアでは実際に自分が調理場に立つことはなかったのですが、サバ州ではハナさん自身が八面六臂の活躍をしない事にはレストランをやっていられないのが現状なんです。

それでもハナさんがスゴイと思うのは、彼女が店にいると「売り上げが伸びる」のでした。

その理由は彼女の客対応です。


カンボジアのコンドミニアムの屋上にあったプール

話術が巧みでお客が老若男女を問わず対応が出来るのです。

家族連れでも、老人だけでも、若い人でも 誰にでもです。

勿論話題だけでなく新商品の紹介もします。

「ねえ、アヤム・イナサル(チキンバーベキュー)を試してみない?」

「マレーシアのABC(かき氷)と違うハロハロ(フィリピンかき氷)があるのよ、食べて見ない?」

年季のなせる業なのか、若い接客係のサリナやアミラにはなかなかできないのです。

更にハナさんは親しくなったお客さんに、マカピーが準備しているEM活性液をおススメしてくれます。

「ほら、100%オーガニックで健康に危険が無い肥料としても使えるのよ!それから、うちのネコにも効いたのよ。何かあったらいつでも連絡してね」

その際にハナさんは決してお客さんの話を遮ったり、言っている内容を正したりしません。


路上の食堂

でも、マカピーはなかなかそれが出来ない。

それはついつい自分の方が正しい答えを知っていると気付くと、それをその人に伝えないと気が済まない「性格」のようなものがあります。

その背景には「ボクの方が君より知っているんだぞ」という「上から目線」的な癖がその無用なおせっかいに繋がってるようです。

頼まれてもいないのに「私の方が正しい!」と聞かされて嬉しい人なんていません。

だって真剣になって討議しいるのではなく、ただの世間話なんですから。

たとえある事柄に関してお客さんの理解が間違っていても、緊急で重大事案でなければ「そうなんですか!」と相槌を打つべきです。

それは、誰もが「自分の話を聞いてもらいたい」と思っているのですから。

そのあたりの「機微」をハナさんはよく知って、彼らを「気持ちよく会話」させているのだと思います。

そうなんです、それってとても大切な事なんですね。

マカピーは「話し上手は聞き上手」と言う言葉を知ってはいても、それが出来ないので「不毛」な説明を繰り返してきたことを反省しています。

それが一朝一夕に改善されるとは思いませんが、「ハナさんの接客」が気付かせてくれたと感謝しています。

あからさまに他人を説得してはいけない!のです。


しばらく豚肉を食べていないなあ!(笑)

以来マカピーは意識的に相手に話をさせて「聞き手」にまわる事にするようにしています。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。まだまだ修行が足らないマカピーです

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