見出し画像

臨死体験かな?マカピーな日々#0953

マカピーです。ボルネオ島北部マレーシア国サバ州にいてそろそろ帰国。
コタキナバルの病院でユスフさんは怖い夢を見たそうです。

マカピー達が出張中の日曜日にユスフさんが退院していたので、ハナさんと一緒に見舞ってきました。といっても歩いて30秒の隣のお家ですけど(笑)


もう12月なのでこんな飾り付けが増えました!

ユスフさんはテレビの前に椅子に座ってぼんやりしていたのですが、ボクらが来て急にうれしくなったようでニコニコしました。

ハナ:「どう?調子のほうは。え、あまり良くない?どれ診せてちょうだい。あれこれは何?」
ユスフ:「ああ、こんなもの付けられちゃった」
マカピー:「人工肛門用のパウチなの?」
ユスフ:「ちがうよ!お腹の中の液体を出すらしいんだ。でも煩わしいからパウチを外しちゃった」
マカピー:「それって、まずいんじゃない?」

ハナ:「なんだって?病院の指示に従わないの? 12月20日に再検査でしょう?」
ユスフ:「だってこんなの付けたくないよ!カッコ悪いし」
ハナ:「格好なんてつべこべ言わずにちゃんとしなさい。さもないと再入院になっても知らないわよ」
ユスフ:「嫌だよー、あそこに戻りたくなーい!」
ハナ:「でしょう!だったら指示に従いなさい。ところで薬は?」

マカピーも参加したかったのですが

ユスフ:「あれを飲むと調子が悪くなるから、止めているんだ・・・」
マカピー:「え、飲んでないの? そりゃまずいよ」
ハナ:「ちょっと病院の記録を見せなさい。それから薬も・・・まあマイルドな処方ね!これで十分だわ。どうして飲まないの!次の検査までに状態が良くなっていなかったら、病院に戻る事になるのよ!」

ユスフ:「それにしても、胃カメラには弱ったよ。あれは苦しいね」
マカピー:「ボクなんて毎年その検査してたんだよ。苦しいけど慣れるよ」
ユスフ:「ボクは初めてだったんだけどね、薬を使って苦しみを和らげてもらったんだけど、悪い夢を見たんだよ! 怖かった(ブルブル・・・と震えてみせるのでした)」


今年から稼働しているサバ州インターナショナル・コンベンションセンター

ユスフさんの話は以下のようなものでした。

ユスフさんが気が付くとそこはとても美しい花園でした。
何て素敵なところだと嬉しくなって花園の中の道を行くと、向こうに男の人がいました。

ユスフさんがその男の人に「ここは、どこなんですか?」と尋ねても彼はそれに答えずに「おお、あなたがユスフさんですね」と逆に尋ねてくるのでした。

「初めて会ったのに、どうしてあなたはボクの事を知っているんですか?」とユスフさんが尋ねると「ああ、ユスフさんに会いたい人がいるのでお待ちください」と言うではないですか、「ちょっと待ってください。どうしてここでボクを待っている人がいるんすか?」

男の人は振り返ってニヤリとしてこう言ったのでした「彼女はユスフさんの奥さんですよ!」

ユスフさんは「やめてー!彼女は去年死だんです。お願いだから呼ばないでー!」と叫んだのでした。

ユスフさんはそこで目が覚めた時に、内視鏡検査が終わっていたのだそうです。

COVID-19前はこんな観光バスが引きも切らさず走ってたんですよ!

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。彼は三途の川を渡りそこねたのだろうか?






もしもサポートいただければとても嬉しいです。そのサポートは感謝のバトンタッチとして使わせていただきます!