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銀ちゃんといっしょ 23

ごんさんぽ 3

久しぶりに保護犬猫の里親探し会へ行きました
去年の暮れに〝預かりさん〟をした犬が
里親さんの所から出戻って来ていたので…会いに
可哀想ですね
半年ほどの〝家族〟でした

2週間ほどの預かりだったので忘れられてるみたい
ちょっと…かなりショック!
人慣れしていないその子と公園で走り回ったのに

攻撃性の全くないおとなしい子です

返された理由が私には納得がいかなくて
きっと言い訳なんだろうなって思っています

人と人でもそうですが
相性の合う合わないってピン!と来ませんか?

保護された犬のお世話を
我が子のようにしている方とお話したんですが
保護犬猫を迎える時
色とか柄とか
どれくらいの大きさになるとか
あーでもない こーでもないって
話の長い方はたいてい「考えてみます」まで

なんか違うと思う

私は
「犬好きですか?猫好きですか?」って聞かれたら
答えは出せません
うちに迎えた犬も猫も〝その子〟が好きなんです

茶色くて
尻尾が巻いてて
20キロ超えで
怖がりで
無駄吠えをしない

そんなごん太を好きになったのではなくて
好きになったごん太が

茶色くて
尻尾が巻いてて
20キロ超えで
怖がりで
無駄吠えをしない

犬だったんです
他の犬も猫もそう

人でもそうですよね
条件が先に来たら……
その条件に変化があった時
それを超える愛情や関係が築かれていれば良いけど
そうでなければ
〝こんなはずじゃなかった…〟と
心が離れる原因になるはずです

私は主人の年収も仕事内容も借金の有無も
なんにも知りませんでした
ただ
〝二人ともが黙っている時間が苦にならなかった〟
それが結婚相手として選んだ理由でした

よく犬猫を家族に迎える話で
ほんとの家族のようにとか
我が子のようにとか言うけれど
もっともっと大変な事のはずです
人間の子どもならほとんどの場合
いずれ自立して親の手から離れていきます
1つ1つ自分でできる事も増えていく

でも犬猫は…他の〝ペット〟も
死ぬまで全ての面倒を見続けなければいけません
老い方によっては人間と同じように
〝介護〟が必要になります

保護犬猫たちが1日でも早く里親さんが
みつかると良いなとは思うけれど
中途半端な〝可愛い~!〟だけで
食いついてきて欲しくはないですね

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