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記憶の彼方

先日お母様を亡くされたアメブロのブロガーさん
彼女とはアメブロに投稿し始めた初期から
アメブロ上で交流がありました
私のサブタイトル
「母は認知症 私 介護してません」
これに惹かれて覗きに来てくれたのがきっかけです

彼女はよく本を読み
わからない事は自分できちんと調べて行動する
お母様の介護もその時その時のベストを模索し
自身の生活や趣味も大切にする
そんなブロガーさんです

何より読解力があるのが気持ち良かったです
アメブロに投稿していて
100名に満たない程度のフォロワーさんがいて
「いいね」もそれぐらいつけてもらっていても
コメント欄で本当に理解してもらえていると
実感できるのはほんのわずかの人たちです

私のブログはとにかくコメント欄が賑やかでした
1つの記事でコメントのやりとりが
100以上になった事もありました

いろんな人がいたけれど
結局のところ読解力のある人の文章は面白い
特に数名の人と仲良くしていましたが
初期からの人ばかりで
どなたも会う事はなかったけれど良き理解者でした
戸惑う事ばかりの介護の良き伴走者でした


もう介護中のブログの内容はほぼ覚えていません
あの頃の気持ちのしんどさも覚えていません
記憶というものは
本当に都合よくできていると思います
無理に忘れようとしなくても
日々上書きされていく記憶の彼方へと
どんどん押し込められていくようです
そうじゃないとしんどいですよね


母が逝ってから何年だろう
連日夢に出て来ていたのに
先日ごん太とお墓参りに行ってから
嘘のように出て来なくなりました
やっぱりお墓に魂がいるんでしょうか?

……たぶん自分自身が行かなきゃと思っていて
行って自分が納得したからなんだと思います
お線香1つ花の1つも持って行かず
ごん太と並んでしゃがんで眺めて帰っただけですが

介護中の人も子育て中の人も
辛くて辛くてやりきれない気持ちを抱えていても
必ず時が解決してくれる
結局時が解決してくれる
そういうものだと思っています





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