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エヴァに救われていた僕がシンエヴァを振り返りながら【パート別+超個人的感想】+OneLastKissから受け取ったもの【ありがとう、全てのエヴァンゲリオン】

最初に【追記:3/19】

ストーリーを最初から振り返りながら

ライブ感覚でその時の感情や気持ちを

書き起こしました。

こういう感想記事を書くのは初めてですが、

どうしても今の気持ちを書き留めておきたい

と思ったので書きます。

自己解釈も浅いし、ただの自己満足ですが

それでも、ひとりのエヴァファンとして

作品に応えたい。

そして、できる事なら

エヴァに携わった方々の一人にでも

感謝が伝われば良いと思って書きました。

=====3月19日:追記=====

結構、考察も充実してきて

自分で納得している解釈も増えていき

当日の感想と乖離してる部分もありますが、

あの時の気分をそのまま残しておきたいので

ストーリー解釈に新しい感想は加えてません笑

だから結構、見当違いな事を言ってるかもですが

ポカポカしながら見ていただければ幸いです。


エヴァ歴

この表現が正しいかわかりませんが、

これによってかなり解釈や見方が変わるかと思うので

軽く説明だけさせて頂きます。

・新世紀エヴァンゲリオン/旧劇

・単行本

・RE-TAKE、ジレンマ(speena)×アスカのMAD、掌MADが好き

・新劇場版

・ぶっちゃけアスキスト

以上になります。


ストーリー感想・解釈※ネタバレ盛大

では、早速書いていこうと思いますが

先に現状だけ説明を!

・シンエヴァは2回鑑賞

・パンフレット読了

ここで書いて行く内容は主に

2回目の鑑賞後のものになります。

ではでは、改めましていきましょう。

冒頭シーン

感想:「0706作戦から進化しすぎだろ、、!!」

はい、すごかったです。

セリフからサウンドからカットまで

どこがどう変わったんだ??なんて考えながら見てました。

個人的にすごくカッコ良いなと思ったのが、

マリ「べらぼうめ〜、一昨日来やがれ!」のシーンで

8号機βが振り向くカットから上記のカットに繋がっていく所です。

パリの風景も更に細かくなっていた様に感じました。

エッフェル塔の倒壊シーンとかも「破片すげえ」ってなりました。

アンチLシステム起動後にパリが見える範囲で全面復旧していたのも

なんか嬉しかったです。

あとはずっと

タンバリン♪

タンバリン♪

タンバリ〜ン♪

タンバリ〜〜〜〜〜〜〜ン♪

してました。

タイトル〜追加2分のシーン

感想:「なんだこれ、、実写なのか?すげえ。。え重力は?」

パンフ読んだ感じだとこれが3DCGってやつなのでしょうか?

詳しく無いので分からないです。。

ただ、圧巻でした。

自転車のシーンとか実写で加工してるんかと思ってました。

あとは誰しもが抱いたであろう「重力もおかしくなってるのか」

といった感想です。

第三村〜黒波まで

ここは一言では無理ですね笑

まずは、迎えにきた防護服の人物のセリフである

「碇」から診療所で目覚めるシーンまでで言わせて下さい。

感想:「」

はい、少し涙が出ました。生きていてくれました。

良かったです。それ以外ありません。

安堵の気持ちと共に、ワンちゃんを観察する黒波が可愛かったですね。

(初回時、ここから怒涛の黒波ターンが来るとは思わなかった)

さて、ここからトウジの家に行くことになりますが

ありとあらゆるものに興味を示す黒波には驚かされました。

「犬と形状が違う」

何故か印象に残ってしまったセリフです。

また、KREDITという団体が組織されて

実は結構多くの人達が生活している事にも衝撃でした。

そして、トウジ宅に到着し食事になりますが、

シンジはまだ立ち直れません。まあ、そりゃそうだ。

一方で黒波。

「口の中がポカポカする」

僕もポカポカです。

それにしても味が染みていそうな雑炊でした。

作り手は、、、委員長でした。

:破の時の第十使徒戦の時に

爆風からヒカリを守っていた漢トウジと

結ばれて本当に良かった。そして子どもまで生まれていましたね。

僕は独身なので分かりませんが

こんな厳しい現状での、子どもというのは

どれ程の希望なのでしょうか。

この辺りに関してはパンフレットを読むと考えさせられますね。

さて、そんな中で今作で一気に株が変動したであろう

相田ケンスケの登場です。

感想:「イケメンだな」

その後ヒカリはツバメへお乳をあげるためちょい席を外し、

同席した黒波の興味がまた示されるシーンだった気がします。

ここも可愛かったですね。。。

居間に残ったトウジとケンスケが談笑するも、シンジはまだ話せません。

ヒカリの父ブンザエモン(感想:「まじかよ」)は

食事を残すシンジのことを叱ります。確かに貴重な食べ物ですものね。。

その後、黒波はトウジ家に居座り、シンジはケンスケ家へ。

その道中でケンスケはトウジとヒカリの事で

「ニアサーも悪いことばかりじゃない」という言葉を掛けてくれました。

ケンスケの家は、らしいと言うか、さすがだなと言う様なものでしたね笑

感想:「あ、アスカだ、、、?!?!?」

どう言うことだ相田、説明しろよ。

ただ、ここで一旦ストップでした。

首にDSSチョーカーが装着されており

シンジは:Qでの出来事をフラッシュバックしてしまいました。

そんなシンジをケアするケンスケ。

ケンスケの言葉の一つ一つがシンジを労ってくれていて

自分も辛いはずなのに、それでも優しく接する姿に心を打たれました。

アスカ「ケンケンは甘い」

どう言う事だよ相田ぁぁぁァア!!!説明しろよ!!!!!!


さて、ここからは村全体での生活にフォーカスして行きました。

各々が出来ることに尽力して、みんなで助け合っていました。

トウジも言っていましたが、ここまで来るのに

どれだけの苦難があったのでしょうか。

それでも、いざとなれば支え合って生きていけるのが人間なのでしょね。

ここからは黒波ターン中心に感想をまとめて行きたいと思います。

感想:「惚れてまう。。。」

僕は、ちゃんちゃんこに寝癖であんなに可愛い存在を

寡聞にして存じ上げません。

そんなキューティな黒波も村で生活する中で、

仕事をしていく必要があります。

感想:「可愛すぎる、、、、!!!!」

僕は、プラグスーツに長靴と腕カバーであんなに可愛い存在を

寡聞にして存じ上げません。

さて、ずっと可愛い黒波ですが

この辺りのシーンは本当にとても温かい気持ちになりました。

:Qからの成長が著しすぎます。

ヒカリから色々な「おまじない」を教えて貰うシーンも

良かったです。と言うか、あれはヒカリが最高でした。

黒波の興味に対して優しい口調で、優しい意味合いで、

語り聞かせる、母親としての役割が出ているのでしょうか。

それに応える様に、今までは命令に従うだけだった黒波が

自分で決めて何か行動をしていく。嬉しい気持ちになりました。

一方、シンジはまだ何もできません。

ただ部屋の隅で蹲るシンジをアスカは責め立てます。

パンフに書いてあったのですが、

「アスカは今までずっと頑張ってきた」

「だから相手に頑張れよ、と言える」

シンジの気持ちが分からない訳では無いのですよね。

分かった上で責め立てる、アスカ自身は大人になってしまっているから

尚のことなのかな、

絞り出すような「メンタル弱すぎ、、」なんて

どれだけの感情が込められているのでしょうか。

そしてシンジは家出します。そりゃするよなあ。

その後、シンジを気に掛ける黒波が登場しました。

アスカと黒波のやり取りで

「エヴァのパイロットは操作されてる」的なことを言っていた時は

衝撃でした。えアスカもなの、、??

また、「ここは居る場所じゃない、守る場所よ」

というアスカの台詞に

アスカは決定的にリリンとは異なるんだ、と感じさせられました。

そして黒波のターンのです。

黒波は自分の意志でシンジと関わろうとしました。

教えてもらったおまじないを使いながら。

拾ったものは返すことを教えてもらったから。

「ほっといて欲しいのに、なんでみんな優しいんだよ」

「みんな、碇君が好きだから」

どこかで見たセリフを思い出しました。

「自分で自分を嫌いになった時、

それでも好きだと言ってもらえたら

どれだけ救われるだろう」

本当に良かったです。


シンジは帰宅し、少しずつ村での生活に馴染んで行きました。

そんな中で、トウジからは「もう十分に戦ってくれた」と言ってもらえて

ケンスケからはミサトさんの事と加持リョウジくんの事を伝えられます。

感想:「」

この時の感想はちょっと言葉にできません。

驚きと喜びと悲しみがごちゃごちゃに混ざっていました。

子どもと言う希望がありながら、母親として接することが出来ず、

加持の想いを受け取りながら、責務を全うする事を第一とする。

リョウジくんは良いやつだったと言われて安堵するミサトさんの

気持ちはどんなものなのでしょうか。

そんな新たな出会いもある中で、

遂に別れの時が来てしまいました。

NERVを離れては生きていけない黒波、

彼女はシンジに対して名前をつけて欲しいと願っていました。

「綾波は綾波だよ」

そして、沢山の事と多くの気持ちを知り、

自分が居たい場所を見つけた綾波は

拾ったS-DATを返して、最後を迎えました。

シンジに声を掛けてくれてありがとう。

そして綾波も、自分の居場所を見つけられて本当に良かった。


ヴンダー内〜ヤマト作戦前

ここからは広げた風呂敷を畳み始める段階に

入って来た様に感じました。

まずヴンダーとは、本来なんだったのか。

「種の保存を目的とした無人式全自動型の方舟」

という認識であっているでしょうか。(違ったらスミマセン)

加持の目的はサードインパクトの阻止(補完計画か?)ではなく

あくまでも種の保存が主だった様ですね。

そして、託された意志はミサトに受け継がれ

別の形へと変容していった、という事でした。

プチ余談ですが、ヴンダーがATフィールドを噴出してる時の

アクセル的な音がすごく好きです。

WILLEクルー達の会話があったのもこの辺りだった気がします。

個人的には結構好きなシーンでした。

それぞれの考え方や性格が見えた気がして良かったです。

北上はシンジの搭乗が許せない。

発砲許可も大口?なんちゃら?(忘れた)で

シンジの脱走を見逃したミサトは信用0だ、と言ってました。

感想:「うん、まあそうだよね。。。」

一方で、長ラッチは相手は子どもだから艦長の気持ちは分かる、

と理解を示す一面もあってちょっと意外でした。

感想:「姐御ぉ、、。」

青葉シゲルと日向マコトの両名は変わらずというか、

元々NERVに居た→当時の状況を知ってる

それ故の発言だったと感じました。

感想:「やっぱり老けたなぁ」

はい、一旦NERV側へ行きます。

ここら辺はちゃんと解釈出来てる自信が無いのですが

アドバンス・アヤナミシリーズが

mark9以降のエントリーに使用されるって事ですかね。

ちょうど四人居たので。

あ、あと:破の予告で出てきた複数のアヤナミって

ここに繋がってるというか元ネタなのですかね?

なんか背景とかも似てたし。

はい、考察してる間に状況は変化してました。

「黒き月が移動を開始。NERV本部に引っ張られて。」

ここ誰か教えて下さい。笑

NERV本部のATフィールドで引きずってる様に感じたのですが

どうなんでしょうか?笑

だとすると、13号機?あれ?でもATフィールド出なくね?

分かりません笑

はい、WILLE側に戻ります。

NERVの動きを察知すると同時に

停止信号プラグの組み立て完了。ナイスタイミングですね。

ヤマト作戦開始です。

感想:「名前かっけえ、、!」

さあ、大気圏突入の前に二つほど大事なシーンがありました。

1.ミサトとリツコの会話。

2.シンジとマリ&アスカの会話。


1の感想から行きます。

感想:「サブタイ入る直前の二人の掛け合いが最高」

ここ台詞なんて言ってたか、かなりうろ覚えなんですよね。。

リツコが経験則に基づいてミサトを諭して

ミサトが相変わらず手厳しい的な事を言って

リツコがそれが私の経験則よ。って。

かっこいい。。。

長い付き合いで、互いの事をよく知っているからこその会話だと

思って居たのですが、パンフ読んだ後でなるほど!となりました。

なんか女子会的な会話としても受け取れるんですよね。

確かに、初めてミサトさんが自分の心中を語ったシーンでした。

「加持と一緒に行きたかった」

困難を乗り越えてきた戦友としてではなく、

昔からの女友達だからこそ、溢れた本音なのかなと感じました。

ちょっと前のシーン(だったかな?)ですが、

シンジとリョウジくんのツーショットを見つめるミサトさんの

気持ちはどういったものだったのでしょうね。

シンジくんは戻ってきて来れて嬉しい、

息子のリョウジくんには何を想っていたのでしょうか。


では2の感想です。

感想:「マリ最高、、特にむ(ry」

本音はさておき、ここのシーンも大事なシーンだったと感じました。

マリも言ってましたが、初めて自己紹介するんですよね。

そしてアスカです。

「なぜ殴りたかったか」という第三村での問いの答え。

何もしようとせず、責任から逃げた。と言ったシンジを

しっかりと認めてくれているように感じました。

「弁当、美味しかった。」

「多分、好きだった。」

ここがとても好きです。

アスカも自分の気持ちを伝えられる様になったんだ、

と思って嬉しかったのですが、パンフ読んで納得。

アスカはもう大人の女性なのでした。だからまあ普通なのでしょう。

同窓会の例がすごく分かりやすかった。

だからこそ、シンジに必要なのは母親だ、

そしてその役は自分ではない、という事を

マリとの再会時に話していたのだと感じました。


ヤマト作戦

ここからはエヴァ用語がグッと増えましたね笑

まずは戦艦vs戦艦のバトルシーンの感想について。

感想:「BGMかっこいいけど、ちょっと笑ってしまった」

L結界境界面〜カルヴァリーベースと地獄の門までの構造が

果たして一体どうなっているのか、

これを理解するのは、どなたかが分かりやすい図を

描いてくれるのを待ちます。

なのでNERV側の戦艦NHGめっちゃ火力高くね??

って思ったところから書いていこうと思います。

多摩ヒデキ「どこが同型艦だよ!!!」

ほんとだよね笑

ただ、先に書いたヴンダー本来の役割を考えると

仕方ないのでしょか笑

そして、冬月先生の采配が光ってるなと感じました。

さすが将棋大好きおじいちゃんです。

戦術面においてはリツコですら舌を巻く事になるとは。

戦闘シーン自体についても、戦艦vs戦艦を見ることが

ぶっちゃけ初めてでした。

クルー達が状況報告とかしながら

艦長が指揮をとって攻撃に転じていく、

対人などの戦闘シーンでは見られないものがあって

とても新鮮でした。

(まあ、2機陽動にして偽装コクーンから3機目を突っ込ませるのを

ソロでこなすスーパーおじいちゃんも居ましたが)

そして、なんとかNERV本部を射程圏内に捉えたのちに

エヴァを発射したはいいものの、mark.7のお出ましでした。

予告等で戦っていたのがまさか、骸骨だったとは。

口をカチカチしてるのはちょっと面白かったですが、

そんな事より新2号機と改8号機γです。

新2号機に関しては、どなたかの考察で拝見したのですが

JAの装備らしいですね。

ジェットアローン、また会えて嬉しいよ。

性能というか戦闘力の方も問題なかったですね。

まあ、あれだけ早く歩けるジェットアローンです。

その性能、疑う余地は皆無です。

一番かっこいいなと思ったのは

背負ったミサイル?を螺旋状に一斉発射するシーンでした。

かっこいいというか綺麗だな、って印象だったかもしれません。

お次は改8号機γです。

予告で気になっていた背中のパーツ。

武器を格納していたんですね。:Qのmark.9の様に

飛行ユニット的な何かかと思っていましたが、

新2号機のサポートの為でした。尻尾みたいにして

攻撃してるシーンは可愛かったです。

マリ自身がエヴァの操縦が上手いのは分かった上でですが

鞭を扱ってるのが意外というか、新鮮でした。

サーベルやナイフ、ライフルなどではなく鞭って

そもそも珍しい様に感じました。

あと、あの手はなんだったのでしょうか?笑

パンフにもなくて分からず。。笑

そして13号機に辿り着き、いよいよ停止信号プラグを

打ち込めませんでしたね。。。

新2号機のATフィールドが発生してるという時点で

感想:「そんなことあるの?!」

と思いましたが、それを打開するための裏CODE999。

また無茶するのか2号機。。。と思ったのですが

感想:「アスカ、、?!え、そんなことあるの?!」

考察されていた方が多かった通り、もう使徒だったんですね。

(眠れない、水だけってのもそういう事かあ。。)

封印柱で無理矢理おさえていた、という事なのでしょうか?

覚醒して、DSSチョーカーも起動する中、

アスカ自身のATフィールドで任務を遂行しようとする姿が

勇ましくもあり、同時に切なかったです。

一方その頃は、でした。

NHGシリーズから光の翼が生えてきた時は震えました。

そんな役割だったんかい。。。

ただ、この辺はまだまだ良く理解できてないです。

アナザーインパクトとフォースインパクトの違いとか

(言葉が違うだけで一緒??)

黒き月が槍になった→分かる

その槍でフォース発動?→分からない

ガフの守人→結局なんなんだ

、、、後でまた見に行ってきます。

あとオーバーラッピングって

8号機が吸収する仕様だったんですね。

8号機がパーツになる様なものだと勘違いしてました。


ゲンドウ登壇

浮いてる時点で察しました。

感想:「マジで堕天した男、略してマダオ」

躊躇なく銃をぶっ放すリツコに、

撃たれても全然へっちゃらなサイクロプス。

衝撃的すぎる。。。

冗談はここまでにして

とても心に残ったシーンでした。

初号機に乗せて欲しいと言ったシンジ。

それを許可しようとするミサト。

それを許せない北上とサクラ。

上映だけでの感想で言うと、

シンジを庇いながら

本当は第十使徒の時点で人類は滅んでいたが

それを救ってくれたのはシンジであり

その事を感謝している。

そして、あの時にシンジに託したのは

自分の責任であり、それは今も変わらない。

と、シンジの前でやっと気持ちを伝えてくれた

ミサトさんに入れ込んでいました。

ただ、パンフレットを読み返すと

北上とサクラの気持ちの方が確かに

寄り添えるんですよね。

結果論とはいえ、ニアサードで

家族を失った、その後の地獄を見た。

それは皆がそうであるが、

シンジはパイロットであり

ミサトはNERVで指揮をとっている。

あの悲劇は仕方のないことではあった。

それは、その当時の現場にいた人には分かるけれど

それ以外の人達からすれば

ただ唐突に引き起こされた地獄でしかない。

だから、頼むからもうやめてくれ。

そうだよなあ。。。そりゃな。。

それでも、北上が甲板に向けて

引き金を引いて、「明日を生きることだけを考えよう」と

サクラに告げた事を思い返すと

複雑な気持ちになりました。

それぞれの物の見方があるんですよね。

自分は自分の視点からしか判断できない。と同時に

相手には相手の視点があって、それは自分には理解できない。

「他人を100%理解することは出来ない。

自分自身だって怪しいもんさ。

だからこそ人は他人を、自分を知ろうと努力する」

本当にその通りだと思います。


旧劇パート

人類補完パートにしようと思ってましたが

あえて、この様な表記にしました。

理由は単純です。

僕にはまんま旧劇にしか見えなかったからです。

でも新しい要素も沢山あって

そんな所の感想を書いて行けたらいいなと思います。

とは言ったものの何から言葉にすれば良いでしょうか。。

思い出せる範囲での順番通りに行こうと思います。

まずはこれですね。

感想:「ゲンドウ、お前が乗るんかい」

これは考察されていた方も沢山いらっしゃったと思いますが

僕はアヤナミが乗っていると予想してました笑

見事に裏切られました笑

そして後を追うシンジとマリ。

ミサトさん達はヴンダーのパーツを使って

シンジをサポートすると言ってましたね。

(ここで新たな2本の槍を作るって部分は

イマイチ理解しきてないです)

ミサトがリツコを信頼してて

リツコも「まあね」(だったっけ?)って

カッコ良すぎるだろ。。。。

その後のマヤとの掛け合いも良かったですね!

マヤの「いつもの事です!」(だったっけ?)って

頼もしすぎるやろ。。。。

さて、からのシンジとマリです。

マリ「必ず迎えに行くから」と約束して

初めて「アスカ」と呼んで救出を願った所は

如何にマリが本心でいたかを感じられました。

感想:「綾波、、、、、」

結構あっさり会えたんだな笑

なんて思いながら

外見が変わっただけで

中身は変わらず:破の時の綾波のままだったことは

分かってはいても素直に嬉しかったです。

そして初号機、起動。

正直、予告出るまでは初号機はもう出ないって

勝手に思ってました。

(今、思い返せばそんな事あるわけないか)

vs13号機に突入しますが

ここはまあ色々な意見がありそうでしょうか笑

特撮のセットの中で戦ったり

ミサトさん宅で戦ったり笑

感想:「あれ、、?これ大丈夫か?」

とか思った次の瞬間には

初号機と13号機が同調している?という説明をする

シンメトリーのシーンで鳥肌が立ちました。

そして、いよいよ補完の始まりでした。

エヴァンゲリオンイマジナリーという黒いリリスに

ロンギヌスとカシウスの槍を同化させることで

現実と虚構が一体となる。だから色々と書き換えられる。

との事。

ここからは、まあ完全に旧劇でした。

「おかしいってコレ、、、絶対、変っ!!」みたいな事を言ってた時の

北上と僕のシンクロ率は∞でした。

そしてマリはマリで冬月先生とご対面。

この後のゲンドウの回想を見る限りだと、

貞本さんエヴァの通りって事で良いのでしょうか?

あと上映時には聞き取れなかったのですが

冬月先生が言っていた「イスカリオテのマリア」ってなんだ?

って調べたらもう考察されてました笑

やっぱり裏切り者ってニュアンスが

一番しっくりくる気がします。

お話し終わって、オレンジジュースになった後は

mark.10〜12と戦闘になってましたが

ここも良く分からないんですよね。。。

プラス・フォー・イン・ワンになると

どうなるんだ、、??

次回のポイントとして覚えておきます。

ゲンドウとシンジの対話に関しては

あまり触れないでおこうと思います。

まんま旧劇のシンジが語っている様なものでした。

強いて言えば、ユイLOVEだった。

あ、でも最後のシーンでユイと添い遂げるのは最高でした。

旧劇でユイが初号機に残ったのに対して

より良いエンドだなぁと感じました。

はい、あとカヲルについての感想です。

これ個人的な解釈ではありますが、

生命の書に記されているので、カヲルは全世界線において

メタ的な存在になっている、

だからこそ、ラストシーンではその輪廻から外れて

綾波の新しい居場所として現界した、と思ってます。

では、最後のひとりアスカについての感想です。

言いたいこと、沢山あります。

でもやっぱり、これしか無いです。



感想:「やっぱりケンケンかよ!!!!!!!!!!」


おい相田ぁぁァア!!!!!!!




後は、任せたぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アスカがありのままで居られる場所ができて

本当に良かったです。

<超>個人的な感想+【追記:3/19】OneLastKissの解釈

ここからははっきり言ってただの「オ⚪︎ニー」です。

ただの自己陶酔なんだって分かってます。

でも、この気分を残しておきたくて

そもそも、この記事を書きました。

まず、僕にとってのエヴァを簡単に説明させて頂きます。

・新世紀エヴァンゲリオンで救われてしまった

・旧劇で救われつつ、心残りが生まれてしまった

・新劇で心残りの解消を願いつつ、新たな心残りを生むことが怖かった

そして、ここからの内容は

初回鑑賞した直後のメモを元に書いています。

では、感想です。

========================================================

「心残りは無く、完全にエヴァという作品が終劇を迎えた」

この一言だけが感想でした。

エヴァが終わってしまった事への喪失感はそこまで無く、

ただ晴れ晴れとした気持ちでもなく、

この気持ちは何だろう、などという

どこかで聞いたような合唱曲の一節を思い出す様な気分でした。

なので、

心残りとは、

喪失感が無いのは何故か、

晴れ晴れとしないのは何故か、

といった具合に

分解しながら

この気分を形あるものとして残そうと思います。


<心残りとは>

これは明確です。それは、

「僕自身は救われた。」

「だから、シンジやアスカ達も、もっと(←重要)救われてほしかった。」

エゴでも何でもいい。

僕には、それがどうしても心残りでした。

(RE-TAKEへ辿り着いたのもこれが原因である)


と、考えると

<喪失感が無いのは何故か>

この理由が何となく見えてきた気がしました。

「皆が救われる結末だった」と感じたからです。

作品を見ながら涙が出てきた時を思い返すと

この気持ちにさせられた時でした。

旧劇でのミサトさんの言葉を思い出します。

「同情なんかしないわよ。

自分が傷つくのがイヤだったら何もせずに死になさい。

今、泣いたってどうにもならないわ。

自分が嫌いなのね。だからヒトを傷つける。

自分が傷つくより、ヒトを傷つけた方が心が痛い事を知っているから。

でもどんな思いが待っていても

それはあなたが自分一人で決めたことだわ。

価値のある事なのよ。シンジ君。

あなた自身の事なのよ。

誤魔化さずに自分に出来る事を考え、償いは自分でやりなさい。」

「今の自分が絶対じゃないわ。

後で間違いに気づき後悔する。

私はその繰返しだった。

ぬか喜びと自己嫌悪を重ねるだけ。

でもその度に前に進めた気がする。」


これは僕にとっての救いの一つです。

どんな思いが待っていても

それは自分が決めたことで

価値のあることだ。

何度も傷ついて

何度も傷つけて

何度も後悔を繰り返して

何度も自己嫌悪に浸っている。

それでも、それは自分自身の事で

価値のあることだ。

僕はこの言葉のおかげで生きてこれたし

これからも生きていけます。


そして、シン・エヴァンゲリオン劇場版を見て

この言葉の通りだと、強く感じました。

シンジが、アスカが、レイが

マリも、ミサトさんも、リツコさんも

トウジも、ケンスケも、加持さんも

そしてゲンドウも、

どんな思いが待っていても

皆が皆、自分で選んで自分で決めていました。

だから、そこに価値があるんだと感じました。

彼ら彼女らが、救われてくれた様に感じて

本当に嬉しかったです。

そして、その喜びが寂しさに勝ってくれたから

喪失感は少なく

最後を見届けることができたのだと思います。


<晴れ晴れとしないのは何故か>

これはもう何というか

いい加減言いたくないのだが

いや、ただ間違いなく嬉しい気持ちなのだ。

最高の救いだと思っているのだ。

おめでとう、と祝福すべきなのだ。

でも、

「なんでアスカとケンスケなんだよ!!!!!!!」

※これを書いている時には

もう素直に嬉しい気持ちで一杯です。

=====3月19日:追記=====

One Last Kissを聞いていて

晴れ晴れとしなかった気持ちに

別の理由があったことに

気づいたので追記です。

「吹いていった風の後を

追いかけた 眩しい午後」

このラストの一節が

「エヴァそのものじゃん。。。」

と思いました。

シンジが、アスカが、皆が報われて欲しい、

そんな風にずっと思っていたけれど

その実は、結局は彼らに自分を重ねたままでいた事。

しかし、彼らは大人になり前に進んだこと。

どこか上から目線で救済を願っていたはずなのに

いつの間にか先に行かれてしまった。

自分だけ取り残された気分になったから

晴れ晴れとしなかったんだろう、と

今更ながら気付かされました。

そして気付かされたからこそ、歌詞の通り

彼らの後を追いかけなければいけない、

そんな風に勇気づけられもしました。

「追いかける」ではなく

「追いかけた」と歌ってくれた宇多田ヒカルさん。

実際のところは分かりませんが、

これから「そうするの」ではなく、

「そうしたんだよ」というメッセージを感じて

何だか嬉しくなりました。

僕みたいな人はきっと沢山いて

そして皆、前に進んだんだよと

ちょっと無理矢理に、でもとても優しく

背中を押して貰った気がします。

最高の歌です。

せっかくなので、MVの好きな所を一つだけ

語らせて頂きます。

最初と最後が同じ白いイメージで繋がっていて

エヴァのテーマでもある「繰り返し」になっている所が

さすが庵野監督だなぁ笑

なんて思いました。



エヴァを世に送り出して下さった皆様へ

最後になってしまいましたが、

自分の気持ちをフィルムに残そうと

エヴァを作り上げた庵野秀明総監督をはじめとし、

キャラクターを愛し、全力でその役に

身を投じて下さった声優陣の皆様、

これ程のものを映像作品として

形にして下さった制作陣の皆様。

携わった全てのスタッフの皆様。

世界に何万人といるエヴァファンの一人として

エヴァに出会えた事、最後まで見届けられた事に感謝します。

本当に、ありがとうございました。


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