【旅ログ】羽田空港発ケアンズ行 夜行便
オーストラリアに行くため、東京の羽田空港へ向かう。
飛行機は21:45発なので、ぐっすり眠れるようにまずは温泉に入ることにした。
身体が温まった後、かめ🐢が駅の自動販売機でヤクルト1000を発見。
睡眠の質が向上するとのことで、大人気でいつも品切れのヤクルト1000。
今回乗るのはヴァージンオーストラリアという、先月日本での運航を開始したばかりの航空会社。
なぜか事前にオンライン席指定ができなかったので、チェックインカウンターで聞いてみた。
今回は乗客人数の関係で、重心バランスを管理するために席指定ができないとのこと。
「飛行機の定員が120名のところ、17名でして、、」と言われ、思わず飛び跳ねてしまった。
カウンターの奥にいたお姉さんが笑っていた。
ヴァージンオーストラリア的には喜ばしくないことだが、公共交通機関の人口密度は低ければ低いほど嬉しい。
チェックインと荷物預けを完了し、夜ご飯を食べる。
そしていざ、羽田を離陸。
ケアンズに帰るであろう家族の少年が、後ろの席で ”Bye, Tokyo.” と呟いた。
機内はすぐに暗くなり、3列シート1人占めな17名は、みんな寝っ転がったりしてのびのびと過ごしている。
今回向かうケアンズは、オーストラリアの中でも日本に近い場所なので、約7時間で到着する。
ちなみにメルボルンやシドニーといった南東部にある都市に行くには、約10時間半かかる。
その差に、オーストラリアは本当に大きな国だなと実感する。
結局、機内はあまり落ち着かなくて寝れなかった。
ふと起き上がった朝5時、窓からオレンジ色に光る大きな月が見えた。
そして月は沈んでいき、オーストラリア大陸が見えてきた。
オーストラリアの形や位置は地図で何度も見ているけど、やっぱり自分の目で見ると、ここにいるんだという現実になる。
今いる、目に見えてるここは、確かにオーストラリアなんだなと、ただただ思う。
つづく
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