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【旅ログ】ゆっくり目の前のことを楽しみたくなる、バルセロナ

自分の世界を広げるために不定期で行く海外旅。
今回は10日間のスペイン・イタリアで、
体験したことや感じたことを記録していきます。

前回


サグラダファミリアがすごく良かったので、同じガウディが設計したグエル公園に向かった。

バスで20分くらい

でも、チケットが売り切れで入れなかった。

公園のお手洗いに並んでるとき、なんとなく後ろのスポーティなマダムに話しかけてみた。

ドイツから、旦那さんとキャンピングカー
でバルセロナに3日間旅行に来ているらしい。

船にキャンピングカーを乗せて
海を渡ってきたらしい

ヨーロッパは飛行機が安いからそのイメージだったけど、ゆっくり車と船で行く旅もなんだか楽しそう。


暇なので、市場に行くことにした。
レンタルサイクルで5分ほどで行けるらしい。

Boltというレンタルサイクル
アプリでチケットを購入した

でも、

バルセロナ、電動自転車、こわすぎる。

おっっっも

歩いているときは気が付かなかったけど、一方通行の道路が多いので、曲がれる道が少ない
右折したら逆走になってしまい、めっちゃ焦った。

周りには自転車や電動キックボードがビュンビュン走っているけど、私は、行きたい道が見えてるのにそこへ行く術が見つからない。

車に轢かれるか、人を轢く未来しか見えない。
物乞いのおじさんにはからかわれるし、汗だくで嫌になったので、途中で諦めて返した。

使いこなせず

歩いて帰る。

歩道は、バルセロナ市シンボルマークの
お花のタイルが並んでる

街を歩いてると、なんかちょいちょい鼻歌が聞こえてくる。

あと、急いでる人がいない。
スーツを着てる人もいない。

せかせかしなくても、いいかぁ、

と思った。

多くの人がリラックスして過ごしてるし、空気もカラッとしてて、バルセロナでは「しっかりした自分」は似合わない。

道も、いい感じに設計してあって気持ちがいい。

同じように「広くて、石畳みで、木が植えてある歩道」だとしても、日本でありがちなのはこんな感じだけど、

別に気持ちよくも何ともない

バルセロナでは、木が高く、葉が分散されているから、木漏れ日が立体的で開放感がある。

置いてあるベンチもさりげなくて良い
歩道と車道の境は柵を使わず、ゆるやかで自然

なんとなく気になったお店に入りながら、のんびりホテルへ帰った。


夕方に、ガウディ建築のカサ・ミラに行った。

当時、ガウディはサグラダファミリアの仕事だけでは収入が安定せず、資産家の自宅のデザインもいくつか請けていたらしい。

そういった仕事の仕方は、フリーランスとして勇気が持てるし、参考になる。

床の木組みがかわいい
屋上
砂みたいな兵士みたいな
鯨のあばら骨モチーフの
使用人が洗濯とかしてた部屋

バルセロナ最終日。

夕方発の飛行機の時間まで、気になったところを回る。

ガウディ建築
カサ・バトリョ

カサ・バトリョ、すごく好みだったけど、なぜか写真が全然撮れてなくて、ほとんど心にしか焼き付いていない。

木の扉の装飾、壁、床、ガラスの揺らぎ、ちょっとしたところに使われてる金具の質感や色味も全部、芯のある可愛さで、ついつい触りたくなる。

ぐねぐねした木の手すりと
青と水色うるうるしたタイル
壁の凹みに暖炉スペース
ここでぼーっとしたい
最上階の壁の隅
光が漏れてて綺麗だった
天井まで曲線、
床の柄は部屋ごとに違う。
定型なんて無い
エレベーターのボタンがうねうね

木の温かみ陶磁や金属の艶やかさが、それぞれ異なる形で融合していて、
落ち着くけど興奮する、宝箱みたいだった。

屋上の塔

お昼ごはんは、友人が散歩中に見かけて気になったという、地元の人で繁盛しているバルに行った。

トマトソースが美味しい
何のお酒だったのか分からないけど美味しかった

最後は、各々気になったお土産を回収して帰る。

この色彩の本がめちゃくちゃ良かったけど
少し高かったので我慢した。
後で調べたら日本では買えないようで、後悔してる
本屋さんでタパスの料理本を買った
900円くらい

バルセロナは「ヨーロッパで一番スリ犯罪が多い」というデータを見たけど、実際に来てみたら、
優しい人が多く、ニコニコしてくれる人も多いし、なんだか拍子抜けだ。
特に危険な目にも遭わなかったし、楽しかったな。

明日からはイタリア\\\\٩( 'ω' )و ////


つづく

頂いたサポートで美味しいものを一つ食べます( ´ ▽ ` )