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世界をちょっとだけ切り取ってみる。
おはようございます。
昨日の東京はすごい雷で、ZOOM越しに雷音がきこえてしまうような、そんな天気でした。
みなさんの地域は大丈夫でしたか?
さて、今日は最近はじめてみたちょっとした楽しみについて書いてみます。
わたしはもともと散歩が好きなんですが、外出自粛になってからは、1日のうち、ちょっとだけ味わうことができる外の時間がますます愛おしく感じるようになっています。
散歩コースは、何げない路地や、住宅街や、坂道なんだけれど、その何げなさの中に埋もれている『世界』に触れるのが好きです。
そんなこんなで散歩を楽しむ中で、ついこの間、家を出る前にあることを思いつきました。
「そや、写真撮ろう」
iphone11を首からぶら下げて、トートバックをリュックに変えて、いつもよりちょっとゆっくり歩いてみよう。
見栄えするような派手な景色はないんだけれど、だからこそいつもの何げない景色の中で、ふっと心が動いたものを、カメラにおさめてみることにしました。
写真を撮るつもりで歩いていると、いつもはなんともない風景の中に、ふっと気配を感じるような気がします。
無意識のうちに、自分の目そのものがシャッターになっている感じ。
特にわたしは、ものの『たたずまい』みたいなものが好きで、消化器とか電信柱とかポストとか、ふだんは気にも留められないようなやつらが、正面から捉えてみると、そこに『いる』ように感じる瞬間が好きです。
実は、足元にもいたり。
他にも、ちょっとフィルターを変えてみるだけで、世界の気配が変わるような気がしたり。
こんな風に、「写真におさめよう」と思いながら眺めるだけで、いつもは気づかないようなところにも、目が向くようになりました。
同じように、イヤホンを外して耳をすまして、『街の音を切り取る』のも好きです。『音を集める』方法はまだ思いついていないのだけれど。
自分がはっとするような、いいなと感じる音を集めようと思っていると、自転車のすぎる音、遠くの子どもの声、風に木が擦れる音、など、ふだんは気づかないいろんな音が入ってきます。
ふだん、どれだけ音を『聴いていないか』ということがわかって、ちょっぴり驚きます。
わたしはよく、知らない土地に行った時に、目で見える景色だけじゃなくて、その街の『音』も聴こうとします。
特に海外だと、インフラや人の生活リズムもちがっていたりするから、とってもおもしろい。
そんな風に、『音』には、そこで生きる人たちの『暮らし』が染み出ているような気がして、わたしはすごく好きです。
カメラを構えてみたり、耳をすましてみたり。
そうやって、目や耳で何げなく『世界』を切り取ってみようとすると、いつもとはちがったものが見えるかもしれません。
「何げなく」っていうのが肝心。
もしよければ、みなさんも試してみてください〜!!
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