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スマートシティとアートの未来。

おはようございます。

昨日は、朝のYouTube配信に(株)NISHINOインターン同期のべぇくんが遊びに来てくれました!

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(リモートで『えんとつ町のプペル』を一緒に歌ってみた!!)

いつも1人の配信でも、『西野亮廣エンタメ研究所』のサロンメンバーのみなさんの優しさを感じていますが、昨日はインターン生ふたりで配信させてもらったことで、みなさんの温かさをより一層実感しました!

こんなにたくさんの方に見守っていただきながら、エンタメを学ばせてもらえて本当に幸せです!

いつも応援してくださるみなさん、本当にありがとうございます!!
(そして、早起きがんばって来てくれたべぇくんもありがとう!)


さて、今日は近頃考えている『未来』についてぐるぐる書かせていただこうかと思います。タイトルにもありますが、ここ最近のキーワードは、『スマートシティ』と『アート』です。

まず、そもそもなぜこんな話になったかというと、わたしは『広場』や『空間』について考えるのがとっても好きで。

なぜ、そしてどんな風にそこに興味があるのかは、前にnoteで書かせていただきましたが、ざっくりいうと、『人と人との間』『さまざまな体験が混じりあって起こる共同性』みたいなものに惹かれます。


だから、いろんな人が偶然に出会うであろう『祭り』『路上』なんかが大好きです。そして、それと同時に『コミュニティ』というものにもめちゃくちゃ関心がある。

ここら辺をまとめあげると、究極的には『まちづくり』にすごく関心があります。人と人が集まる空間、『まち』をつくるってめちゃくちゃおもしろい。


じゃあそんな『まち』の未来を考えたとき、未来の『まち』を考えたとき、たどり着いたのが『スマートシティ』という概念でした。「スマートシティがめちゃくちゃ好き!」とか「スマートシティがすごくいい!!」というわけではなく、「もうこっちの方向に行くのは避けて通れないだろうな」というような感覚。「未来はきっとこっちだろうな」と思っています。

『スマートシティ』とは、文字通り『スマート(賢い、知的な)都市』のことで、電力システムや鉄道システムなど、いろんなサービスや活動やモノをIT技術と組み合わせることで、もっと便利で、快適で、安全な都市にしよう!というものです。

災害とか、高齢化とか、エネルギー問題とか、いろんな課題をIT技術とサービスで解決しようとしています。

海外の方が事例がたくさんありますが、日本だと、千葉県の柏市にある『柏の葉スマートシティ』とかが有名かも。


ここらへんの話に関心があって、最近は『Society 5.0』とか『スマートシティ』を研究する工学部のゼミに顔を出したりしているのですが、そこでの話でおもしろかったのが、「スマートシティを考えるにも、もっとアート的な思考がほしいよね」ということ。

現状のスマートシティは、『課題解決型』のものが多くて、さっきあげたように「高齢者だけでも住みやすい街にしよう!」とか、「津波にやられないようにしよう!」とか、今ある問題に対処していく『デザイン型』のものが多い。

特に日本は、2011年の東日本大震災の原発事故のあと、エネルギー問題に対する社会の関心がぐっと高まったので、エネルギー問題の解決を意識した事例が多いそうです。

ただ、こうやって課題を解決していくだけだと、都市のおもしろさは引き出されなくて、むしろ今はない新しい価値を作り出していくような、暮らしをわくわくさせるクリエイティブなものを生み出す思考、アート的な視点がもっともっとほしい、という話でした。

日常の衣食住をおもしろくするような要素。

ここがもしかしたらエンターテイメントなのかもしれないな、と思いました。

公園とか、図書館とか、学校とか、そういう身近な場所がおもしろくなるようなエンタメ、正確にいうと、それらの場所がエンタメになるような仕掛けが、これからのまちづくりに求められているのかもしれない。

そして、自分はそこをやってみたいなと思っています。


西野さんは、数年前から「オンラインサロンは『まち』だ」と言って、サロンメンバーをマッピングした地図を作ったり、最近は県人会のような地域ごとのグループを作ったりしていて。さらに、サロンメンバーがオフラインで会えるスナックを作ったり、ついには実際の美術館を作ろうとしています。

これらのアクションは、ひとつひとつ別のものに見えるんだけど、俯瞰してみると、ぜんぶ『まち』というものに結びついていくような気がしました。

ここからどんなエンタメが生まれるのか、人をどう笑顔にできるのか、そしてどんな『まち』になるのか。『まちづくり』の文脈から見ても、とってもわくわくしています。


今日は、そんな風に、ここ最近考えている『未来』について書いてみました。コロナの影響で、オフラインの場所の価値や、人が集まることそれ自体、移動や距離の捉え方が大きく問い直されていて、まちのあり方も大きく変わっていくんじゃないかなと思っています。

『スマートシティ』と『アート』。まだまだぼやっとしているところが多いけれど、次の未来を考えるためにも、もっともっと調べてみたいなと思います。

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