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人生のターニングポイント

私が勉強生活を始めるきっかけになったターニングポイントは突然やってきました。

2019年だったかな。
facebookで大学時代に仲が良かった韓国人留学生の先輩が仕事で日本に来ると知って、久しぶりに会う約束をしました。

しかし先輩ったら突然「取引先の韓国の社長さんたち15人ぐらい連れて飲み会するから、お前ちょっと手伝え」と言い出し、「相変わらずだな…って二人で飲むんじゃなくてアシスタントさせる気かい?!」と焦り、ちょっとは韓国語の復習をした方がいいかなと思ったものの、直前でどうにかなるものでもなく、結局そのまま飲み会に参加することになりました。

韓国人15人 対 日本人私のみ の完全アウェー状態でスタート。
社長の皆さんはすごく優しくて素敵な方々ですごぐ楽しかったのですが、先輩は「俺、通訳めんどくさいから、お前何とか頑張れ」と学生時代と変わらない無茶振りで、先輩はマイペースに一人飲み始め、私は注文を取ったり会話に参加してみたりしてました。

しかし、超初級な文章ですら出てこない。
超簡単な単語ですら聞き間違える。

今までちょっとは人よりできる気がしていた韓国語が全然話せないことに、それはそれは大ショックという言葉ではおさまらないぐらい落ち込みました。

今まで勉強しながらも「どうせ使う機会なんてないし」と、外国語を勉強し続ける意義が見出せなかったのですが、ここで初めて

「その日は突然やってくる」

ということを実体験したわけです。

語学って一朝一夕でどうにかなるものではなく、いつ使う日が来るかはわからないし、ずっと使わないままかもしれないけれど、いつでも使える状態にしておかなければならないもの。

これに気づいて、私は過去の自分と決別することにしました。

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