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中城にあるしゃれおつベーカリーカフェ。高台からの景色もどうぞ。 ~プラウマンズランチベーカリー~

フロンターレのキャンプ地のある中城村あたりは、戦後、米軍将校たちが多く住む土地でもありました。彼らは海の見える斜面に「外人住宅」とよばれる同じような形の鉄筋コンクリートの家に住んでいたのですが、やがてそれが一般の人に払い下げられ、お家になっていたり、お店になっていたりします。

そういったお店の一に、ごさまる陸上競技場から車で20分位のところにあるおいしいパン屋さん兼カフェがあります。朝の8:00には開いているお店なので、練習見学の前にふらっと立ち寄って贅沢な時間を過ごされてはいかがでしょう。

そのお店は、プラウマンズランチベーカリー。最近メディアにも「おしゃれカフェ」として紹介されることも多くなってきていますが、テイクアウトでパンだけを買うこともできますし、そのまま朝ごはんや昼ごはんを食べることもできます。

お店の外観はこんな感じ。外人住宅はこういった外観の平屋の作り。屋根裏はなく、ひさしも少なく、床下も少ないため、夏は暑くて暑くて中では過ごせないほど。そこでアメリカ人将校たちはエアコンを1年中つけっぱなしにして、温度を調整をしていたそうな。まだ日本でエアコンが普及するずっと前のお話。

お店の庭はぱーっと視界が開けていて、浦添の町やその先の海が一望できます。この庭では、篤姫を演じたあの女優さんが出演するCMが撮影されたそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=Ecy3yGbP1Po

お店に入ると木を基調にした落ち着いた空間が広がっています。朝一番に行ったからパンはまだ全部並んではいませんでした。

ここのパンは何らかの具材を混ぜ込んだパンが主流。特に沖縄で撮れた食材を使ったパンがたくさんあります。

これはなんだったかなぁ。

店内をぶらぶらしているうちに、どんどん焼きたてのパンが店内に運ばれてきます。

この日はテイクアウトにして、ホテルの庭で食べることにしました。これはアーサ(生海苔みたいなもの)を練り込んだパン。口に入れると海の香りがワ~っと広がります。ビールに合う(笑)

もう一つは、麦のかおりとうまみがたっぷりのパンに生ハムとチーズがはさまったサンドイッチ。ソースはいちじくのジャムがベースで、程よい甘みが生ハムとチーズをまとめながら種のプチプチ感が食感にアクセントを加えています。

こんな景色を見ながら食べました。

http://www.ploughmans.net



しがない(ほぼ)無職の中年ですが、サポートしていただけたら喜びます。