承認欲求推進制度
どうもまあさるです
今思えばこれってかなりやばかったんじゃね?というお話です
私が小5時の担任の教師ですが
この先生はとにかく
自分の価値観に沿った行動をすると誉めちぎり
逆に価値観にそぐわないとあからさまに無視する
というすごい器の持ち主でした(笑)
そしてこの先生独自の制度があります
それが自由勉強制度です
毎日ノート1ページに科目型式問わず何でもいいから
勉強して見せなさい
やるもやらないも自由という制度です
察しの良い方は気づいているでしょう
この制度はこの先生の価値観に基づいてつくられた制度
すなわちやるやらないのも自由と謳いつつも
やらなければ徹底的な無視を喰らうわけです
今考えると恐ろしい制度です
当時の私はどうしたかというと
初日から毎日こつこつと勉強していました
すると誉めちぎられます
嬉しくなりさらに続けます
誉められますの繰り返しです
そう いうなれば承認欲求の沼です
当時の私はこの自由勉強のおかげで学校が楽しかったですし
クラスの中心的な存在になれていた気がしていました
ある日を迎えるまでは・・・
とある日
自由勉強に飽きてしまい1日だけサボりました
すると先生の態度は激変です
あからさまに私に対して嫌悪感をぶつけてくるのです
私は嫌になって一切自由勉強をしなくなりました
勇気を挫かれました
そのあとの半年間は朝学校が始まる度に胃が痛くなったり
すごい気が張り詰めていたのを覚えています
これが承認欲求の脆さです
もっと言えば褒める叱るの賞罰教育の悪いところです
褒めるという行為は上のものから下のものになされる評価です
人と向き合い対話することを避けて賞罰の上下関係によって他人を支配しようとしているだけです
毎日自由に自分の意思で勉強すること自体はいいことなんですけどね
あの承認欲求促進作用さえなければ・・・
と今思えば私は子ども時代から
承認欲求の愚かさを身をもって学んでいたんだなと気づかされました
それではまたっ
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