【医師向け】コンピューターの選び方
4月になり新たに研修医や医師として働くことになり、コンピューターを伸長することをお考えの先生も多くいらっしゃるでしょう。
今日はそんな先生方にどんなコンピューターを購入すべきか、アドバイスしたいと思います。
OSは何を選ぶ?
これが一番大きな問題ですね。一言にコンピューターといっても、OS(オペレーティングシステム)にいくつか種類があります。代表的なのは二つ、Windows、Macintosh(Mac)です。Linuxというものもありますが、Linuxを使われるようなエキスパートの先生には、この記事はあまり意味がありませんので読み飛ばしてください。
さて、WindowsかMacか、これは大きな問題です。私のお勧めは、上司の先生方がどのOSを使っているか伺って決めることです。最近は多くのソフトウェアがWindows・Mac共通になっています。しかし、一部のソフトウェアはどちらかのOSでしか使えないことがあります。医局研究費で購入してあるソフトウェアがどちらかのOSしか対応してないこともあります。
以上のことから、OS選びは上司や同僚と相談してから、をお勧めします。
ラップトップ?デスクトップ?
まず、ラップトップ(ノート)かデスクトップか。これは好みで良いと思います。移動先でも使用するのであれば、ラップトップ一択です。移動先ではコンピューターは使用しない!ということであれば、デスクトップの方が、同じスペックでは安く購入できると思います。
CPUのスペック
CPUについてはコア数が多いほうが高性能です。ラップトップCPUは現状であれば4コア以上あれば、困ることはありません。ただ慣れている人でも形式番号から容易にCPUの性能を知ることは難しいです。そのためベンチマークテスト結果などを参考して選びましょう。
メインメモリのスペック
メインメモリの容量は最低16GB。これだけ覚えてください。それ以上多い場合ももちろん有用ですが、多い場合、HDD/SSDの残量が減ってしまうことにも注意してください。メインメモリはCPUが計算・処理をする際に使用する記憶領域です。HDD/SSDより高速に動作することが特徴ですが、HDD/SSDほどの容量は持ちえません。
HDD/SSDのスペック
HDD/SSDはストレージなどと呼ばれます。ストレージは最低500GB、できれば1TBほしいところです。そしてSSD(ソリッドステートドライブ)と呼ばれるものを選びましょう。詳細は省きますが、SSDはHDDより圧倒的に高速です。そしてベストはM.2SSD(エムドットツーエスエスディー)です。SSDの中でもさらに高速なのです。
そのほかのスペック
プレゼンのことを考えれば、HDMIコネクターがあることが理想的です。HDMIーUSB変換コネクターなどもありますが、持ち運びが面倒です。
できればUSB-Cコネクタから給電できるコンピューターだといいですね!ACアダプターを持ち歩かなくともすみます。
個人的に大切なのはキーボードの打鍵感。重すぎず、軽すぎず。そしてキーボードの間隔もできればデスクトップに近いものを選びます。狭すぎるキーピッチは個人的には好みません。キーボードの打鍵感はお店で触ってみるしかないのですが、、、。
おわりに
今日の内容は非常にシンプルでしたが、うちの医局員によく相談される内容ですのでまとめてみました。なお私は自宅のコンピューターは自作PC、職場では主にLenovoのX1 carbonを使用しています。ご参考までに。
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