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脱炭素・資源循環最新ニュース(2023.10.5)

こんにちは。
今週は脱炭素・資源循環の最新取組み事例を紹介します!


1. 東京ガスなどガス200社、CO2削減量を売買 証書で取引

<MaaR事務局より>
①は、全国のガス会社で、液化天然ガスをCO2排出が少ない合成メタンを使用し、削減できた分の排出量を証書化し売買する取り組みを2024年から始めるそうです。電力業界では非化石証書が売買されていますが、ガス業界でも同様の動きとなりそうです。エネルギーの脱炭素化がまた一歩進みますね。

2.コーセー、アルビオンと吉野工業所と共同で「メタルレスポンプ」を開発

<MaaR事務局より>
②は、リサイクル促進を目的とした金属製羽を使わないポンプが開発されました。大部分がプラスチックであるにもかかわらず、異なる素材のもの、特に金属があることで廃棄後の分別が難しかったポンプディスペンサーですが、メタルレスポンプであれば再資源化しやすくなります。企業の環境配慮への取り組みとしてとても参考になる好事例です。3.新サービス「バーミキュラ リクラフト」が開始 製品を再び鉄に溶かして新たな製品に作りかえる

3.炭素繊維強化プラスチック 伝統地場産業の技で、リサイクルできた

<MaaR事務局より>
③は、炭素繊維強化プラスチックは廃棄のほとんどが埋め立て処理されていますが、リサイクルするために炭素繊維の回収技術を開発している会社が愛媛県にあるそうです。これらがうまくいくとパソコンなどの一般プラスチックの再利用に活用ができるそうです。愛媛の特産品の瓦を造る際の伝統技術によって開発された技術です。

4.環境負荷の少ない商品を選ぶ理由の第1位は、気象変化の実感~BCG調査

<MaaR事務局より>
④は、ボストン コンサルティング グループの調査で消費者が環境負荷をかけない商品の購入を求めていることが分かりました。アンケート結果からも、近年異常気象による災害が増えたことにより、購買行動にも影響を及ぼしているものと考えられます。特に10代はその意識がどの年代よりも高いということにも注目です。すべての人に関わる問題だからこそ、改めて環境について考えるきっかけになると嬉しいです。

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