資源循環最新トピック(2023.10.19)
こんにちは。
今週は資源循環の最新トピックを紹介します!
1. 岸田首相、「循環経済」で車座 経済対策に盛り込みへ
2.プラスチックの動静脈連携型マテリアルリサイクルシステムを評価する「SPC認証プログラム」を開発
3.需要増すプラスチックなどの再生材、「ナノテラス」で診断・DB化へ…東北大
<MaaR事務局より>
記事①では、岸田首相が「循環経済」の推進に向け、廃棄物削減を目指す自治体首長や企業関係者と官邸で車座対話を行ったと伝えています。
記事②と③は、循環経済を実現するための要素として、再生材の活用に焦点を当てた内容です。具体的には、安心して使用できる再生プラスチック市場の形成を目的とした認証制度の開始と、プラスチックなどから高品質な再生材を生み出すための素材分析「診断書」のデータベース化プロジェクトが東北大学によって進められていることが紹介されています。政府は資源の循環推進を強く打ち出しており、産官学が協力して循環経済に取り組む良い事例が増え、資源循環市場に活気が生まれています。
4.資源循環型ビジネスを展開するECOMMIT とイオン九州が連携九州エリア30店舗で回収イベントを実施し、リユース資源の循環を促進
5.ユニクロ、回収した古着を販売 原宿に期間限定店
<MaaR事務局より>
記事④と⑤では、イオンとユニクロが消費者からの衣類回収をリユースする活動を紹介しています。イオンは、店舗の衣料品売場で利用できるデジタルクーポンを発行するという回収の取り組みをしており、ユニクロは回収した衣類を染色や加工を施し、新品価格の3分の1で販売するという施策を実施しています。循環経済の実現にはリサイクルだけでなく、リユースも重要です。これらの事例が増加し、消費者にもメリットが生まれることは、良い動きだと感じます。
お知らせ
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