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結婚式に参列した際に、まさかの理由で泣いてしまった話

知人の結婚式に参列し、特にこれといって問題なく祝っていた私はある理由で泣いてしまった。

それが、"よその家族の仲良さを目の前で見てしまった"から。

私の家は両親ともに毒親で、いわゆる機能不全家族だ。
夫婦関係なぞとうに冷え切っているただの仮面夫婦。
きょうだいは2人いるが、片方が特にどれだけ私が説得しても未だ親に毒されている部分があるので、その状態が続いているうちは正直言って関わりたくない。

そんな私が結婚式で家族の仲良しさを目の当たりにしてしまった時、その微笑ましい光景が「うちでは絶対にありえないもの」だと自覚させられてしまったのだ。
もちろんその家族は何も悪くないし、恨み云々ももちろんない。
しかし、私の家では「私たちにとって我が子は誇り」や「素晴らしい自慢の子」のような言葉は一度もかけてもらったことがあるわけもなく。

まさかの理由で他の人とは違う理由で涙を流してしまったことはなかなか忘れられそうにない。

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