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「自分探しの正解」は見つけなくていい|セルフケアコーチの授業日誌#0

セルフケアコーチの授業日誌📔
こちらの記事はcallme.の目黒真心として提供している高校生向けの「伴走授業」の定期レポートです。

このたびご縁あって、高校2年生を対象とした外部講師をさせていただくことになりました。

約1年半という時間をかけて生徒の皆さんが「自分らしく生きる」をテーマに、セルフケアやセルフコーチングを身につけられるよう伴走します。一緒に授業を作り上げてくださる、生徒の皆さんと先生方、そして「複業先生」の担当者様よろしくお願いします!

さて、このような素敵な機会をアウトプットしたいとの想いから学校側の了承を得て「セルフケアコーチの授業日誌」と題してマガジンを月1頻度で更新していきます。

今回は、4月の授業の様子をお届けする前にcallme.のセルフケアコーチとしての私の想いについて書いていこうと思います。

セルフケアコーチとしての任務

まずは私が授業を通じてどんな風に伴走していくのかを簡単に紹介します。

自分自身を正しく理解する
(認知の歪みやマインドブロックの解放)

なりたい自分を考えてみる
(理想と現在地の把握)

なりたい自分に近づくためのセルフコーチング

自己受容できるようになり具体的なアクションへ繋げる

セルフケアやセルフコーチングを学びの序章として、まずは自分自身を正しく理解するためのワークを行います。方法のひとつとして取り組んでいただく「ジャーナリング」は学校全面協力のもとトライしてもらいます。

自分自身に目を向ける習慣を実際にやった上で、セルフケアやセルフコーチングの手順を学び、より自分ごとに感じてもらえたらと授業計画を先生方と練っているところです。

自分と向き合う時間は大人になる程減ってしまう

「自分と向き合う時間」は大人になればなるほど、後回しにしちゃうものだと私は考えています。なにせいつも何かに追われて忙しいですからね……。

では、学生の時はどうだったかな?と少し思い返してみたんです。学生のときも変わらずやっぱり、いつも「何か」をしていた気がします。

日々の勉強(テスト対策)や部活、進路のこと、人間関係の悩みなど……。

さらに学生の頃は、特に目的を意識しづらく「手段」をゴールにすることが多かったと気づきました。例えば、テストで良い成績を残したいとか、部活でレギュラーになりたいとか。

でも、テストでいい成績を残したいのはなぜだろう?進路選択の幅を広げるため?なぜ進路選択の幅を広げたいのかな?いい大学を卒業したいから?いい大学を卒業したいのはどうして??

こんな風に「なぜ?」と立ち止まり、自分に問いかけることは高校時代の私は全くできていませんでした。

だからこそ私は、第一志望の大学に落ちた時に本気で「人生終わったな」と落ち込んだんだと思います。

スライド一部:これはまさに過去の私に言いたい言葉

手段だけにとらわれてしまったら、
一生懸命考えて立てた「目標」も気づけば、「やるべきこと」になってしまうはずです。それではあまりにももったいない。

手段だけにこだわってしまったら、
「周りと違う自分」の価値観をうまく受け入れてあげられないかもしれない。自分の人生なのに人の目ばかり気にしていては息が詰まってしまいます。

「もっと自分を信じていいんだよ」と私は全力で高校生のみなさんに伝えたい。自分探しに正解はないし、人生は正解探しのゲームでもない。

他の人にとっては不正解でも、自分にとっては最適解なこともあるはずです。だから、周りに言われた言葉だけで自分を形作らないで欲しいなと思います。

周りや世の中が言ってる「正解」で自分を縛らなくていいんだよ。と。

「自分と向き合う」ナチュラルな習慣を

もし、当時の私が学生生活の中でナチュラルに自分と向き合うことが習慣化できていたら、第一志望に落ちたことを全力で悔やんでも、「人生が終わった」とは感じなかったでしょう。

学びたかった心理学を大学という場所で学べることに、もっと心躍らせていたことでしょう。

私は、「自分と向き合う時間」を通じて、学生の頃からセルフコーチングができるようになれば、「なりたい自分に近づく手段」をゴールに置くことなく、自分の足で歩き、自分の頭で考えながら自分らしく生きていけると本気で思っています。

それは、私自身が自分と向き合う時間を少しずつ生活に馴染ませて、自分を受け入れてあげられるようになったとき、ようやく穏やかに自分らしく暮らせるようになった実体験があるからです。

自分と向き合い、なりたい自分が見えてきたら、日々の行動はグラデーションのように少しずつ変わっていく

学校の場で話す私の言葉たちを全て覚えて持ち帰ってほしいというわけではありません。

人生の中でほんの少しでもいい。

私がこれから授業でお伝えするお話やセルフコーチングの手段、セルフケアの大切さをいつかふと思い出してもらえたらと願っています。

こんな時間を届けていきたい

セルフケアの大切さや手法を解説し理解してもらうのも大切ですが、何より生徒さんたちの「自走力」が輝く授業にしていきたいです。

「自分の好きなものを好きって言えるようになった」「真心さんはこう言ってたけど、私はこのやり方がしっくりきた」など。

自分の声を少しずつ生み出せたなら、私は自分の役割を全うできたと思えます。

どんなことでもいい。

大きなことも小さなことも「自分の感じたこと」を言葉にできるように伴走していきます。選択の自由という名の「自分探し」から抜け出して、自分を信じてチャレンジできる。

そんなきっかけになれるような授業がこの春から始まります。

***

まとめ

このマガジンでは、セルフケアコーチのcallme.目黒真心が実施する「伴走授業の様子」を少しずつ発信していきます。

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レポートでお届けする授業内容やテーマに関心がある学校、団体さま。まずはお気軽にご相談ください。持ち前の傾聴力を活かしてcallme.がご提供できる方法を一緒に考えます。

また、個人向けワークショップはcallme.のInstagramにて今後定期的にご案内します。そちらもぜひご覧ください!

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