5曲目、4分23秒の曲。
6年間付き合った元恋人、Joeのことを歌詞にしていると言われています。
Writers : Taylor Swift & Aaron Dessner
さようなら、ロンドン
さようなら、ロンドン
さようなら、ロンドン
心の中で、霧の中で輝く妖精の光を見つけた
平静さを保ち、隔たりの重さに耐えた
彼の心が離れていくたび、引き留めることに必死だった
背骨が裂けるまで丘を登るように、この関係を支えてきた
服はびしょ濡れで、疲れた骨は冷え切っている
もう彼を笑わせようとすることも、金庫のような心をこじ開けようとすることもやめた
私がどれだけ悲しい思いを抱えてきたか、考えたことある?
悲劇だ
さようなら、ロンドン
あなたはきっと別の人を見つけるはず
あなたを仲間外れにしようとした訳ではない
あなたの新しい彼女が評判を聞くクラブは私がつくったもの
私は全てを手放し、あなたはヒースのそばにある家に私を置き去りにした
心肺蘇生はやめた、結局すべて無駄だった
もう心はここにあらずで、私たちが元の関係に戻ることはもうない
そしてあなたに若い時の貴重な時間を捧げてしまったこと、正直腹が立っている
だからさようなら、ロンドン
縫い傷が開く
お互い傷つけあった私たち
私もきっと別の人を見つける
あなたは私が船を捨てたと言った
だけど私はその船で沈んでしまっても構わないと思っていた
船に必死にしがみついて、あなたの静かな憤りも受け入れた
「怖がるのは間違っている」と友達に言われた
それでも続いていた私たちの関係
息をするのも苦しかった
あなたがこの関係を続けたいのか分からないと悟ったとき
私がどれだけ悲しい思いを抱えてきたか、考えたことある?
どれほどの悲劇だったか分かる?
私が自滅する前に、どこまで落ち込むと思った?
私が自由を手にするまでに?
あなたは私を愛すると誓ったけれど、その手がかりはどこにあった?
私はその証拠を見つけるまで待ちくたびれて、祭壇で命尽きた
あなたは、私たちの関係をあなたの憂鬱な日々の生贄にした
そして私はやっと立ち直り始めたところ
その場所を愛していたから、怒りに溢れている
さようなら、ロンドン
楽しいひと時を過ごした
僅かな間感じた、あたたかい日の光
でも私はあなたの運命の人ではない
さようなら、ロンドン
縫い傷が開く
お互い傷つけあった私たち
あなたはきっと別の人を見つけるはず
※1:Geniusの注釈では、”Keep Calm and Carry On”(英政府が第二次世界大戦の直前に作成した、国民の士気を維持するための宣伝ポスターの標語)を参照にしているのではないか、と記載されています。
※2: 北ロンドンには、広大な公園、ハムステッド・ヒース(Hampstead Heath)があります。TaylorはJoeとHampsteadあたりに一時期住んでいたそうです。
※歌詞参照:Genius(https://genius.com/Taylor-swift-so-long-london-lyrics)
※訳は意訳を含みます。また、私の個人的な解説・解釈です。あくまでもご参考までに。