The Tortured Poets Department (The Tortured Poets Department / Taylor Swift)歌詞和訳
2曲目、アルバムのタイトルになっている曲です。タイトル”The Tortured Poets Department”のしっくりくる日本語訳は何でしょう(笑)
Writers: Taylor Swift & Jack Antonoff
私のアパートにタイプライターを置いていったあなた
「悩める詩人たちの部」からのもの
決して口には出さないけど、「今時誰がタイプライターなんて使うの?」なんて思ってる
でもあなたは自己破壊モードで、道に尖った釘をばら撒いている
そんな様子、前も見たことあるけれど、まだ好きなまま
あなたのことを解読できる人は他にいる?
そして誰がこんな風にあなたのことを抱きしめられるの?
私ほど、あなたのことをよく分かってくれる人はいる?
あなたの顔を見て笑いながらこう言った
「あなたはディラン・トマスじゃないし、私もパティ・スミスじゃない。ここはチェルシーホテルじゃなくて、私たちはただの現代の愚か者」
誰が私みたいにあなたのことを抱きしめられる?
私以外いないでしょう
私以外、決して誰もね
煙草を吸って、たくさんチョコレートを食べたあなた
そして「チャーリー・プースはもっと評価されるべきだ」って話した
頭を撫でると眠りにつくあなた姿は、タトゥーを入れたゴールデンレトリバーみたい
でもあなたは恐怖で目覚めて、自分の頭に釘を打ち付けているかのよう
でもそんな不安定なあなたに関する記事を読んで、あなたと一緒にこの嵐にのまれることを選んだ
そして誰がこんな風にあなたのことを抱きしめられるの?
私ほど、あなたのことをよく分かってくれる人はいる?
あなたの顔を見て笑いながらこう言った
「あなたはディラン・トマスじゃないし、私もパティ・スミスじゃない。ここはチェルシーホテルじゃなくて、私たちはただの現代の愚か者」
誰が私みたいにあなたのことを抱きしめられる?
私以外いないでしょう
(あなたのことをこんな風に抱きしめる人はいるの?)
私以外誰もいないでしょう
(あなたのことを誰が私みたいに抱きしめる?よく分かってくれる?からかったりする?)
そんな人、決して誰もいない
時々、あなたがこの関係を台無しにしてしまうのかなと思ったりする
でもあなたは、私が離れたら自殺するなんてルーシーに言ったよね
そして同じことを私はジャックに言ったから、見透かされている気がする
私たちの知り合いは、私たちの関係は必然だと分かっている
だって二人とも正気を失っているから
だから教えて、私ほどあなたのことを理解してくれる人はいるの?
ディナーの時、あなたは私の中指から指輪を取って、それを人々が結婚指輪をつける指にはめた
その瞬間、今までの人生の中で一番心臓が爆発しそうだと感じた
誰がこんな風にあなたのことを抱きしめられるの?
私だけ
私ほど、あなたのことをよく分かってくれる人はいる?
私だけ
「あなたはディラン・トマスじゃないし、私もパティ・スミスじゃない。ここはチェルシーホテルじゃなくて、私たちはただの現代の愚か者」
誰が私みたいにあなたのことを抱きしめられる?
あなたのことを誰が私みたいに抱きしめるの?
よく分かってくれる?
からかったりする?
私のアパートにタイプライターを置いていったあなた
「悩める詩人たちの部」からのもの
私以外、誰もあなたのことを解読できないでしょう?
※1:誰かのことを「抱きしめる、抱擁する」とも取れますが、「誰かを支える、その人に対して責任を負う」という意味も含まれているかもしれません。
※2:ディラン・トマスはウェールズの詩人。パティ・スミスはアメリカの詩人でありシンガーソングライター。
※3:チェルシーホテルはNYのマンハッタンにある、由緒ある高級ホテル。ディラン・トマスとパティ・スミスは常連客だった(である)そうです。
※4:この曲は、イギリスのバンドThe 1975のフロントマン(ボーカル)Matty Healyのことだと言われています。ちなみにThe 1975は”Chocolate”という曲をリリースしており、曲中の「チョコレート」はマリファナを意味しているそうです。(私事ですが留学中にThe 1975のコンサート行きました(笑))
※5:チャーリー・プースはアメリカの歌手。”Attention”、Selena Gomezとの”We Don't Talk Anymore"、Wiz Khalifaとの”See You Again"など、数々のヒット曲をリリースしています。
※6:Mattyは議論を呼ぶ言動でメディア・ソーシャルメディアの話題となることも多いです。
※7:ルーシーはバンドBoygeniusのメンバーLucy Dacusのことだそうです。BoygeniusはThe Eras Tourでオープニングアクトを務めました。
※8:プロデューサーのJack Antonoffのこと。Taylorの親しい友人の一人で、楽曲制作に深く関わっており、今やTaylorの作品とは切っても切れない存在となっています。
歌詞参照:Genius(https://genius.com/Taylor-swift-the-tortured-poets-department-lyrics)
※訳は意訳を含みます。また、私の個人的な解説・解釈です。あくまでもご参考までに。
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