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健康の秘訣は、「プラスの食事」よりも「マイナスの食事」を心がけること。

「◯◯は体に良いから食べましょう!」
「1日3食食べましょう!」
「好き嫌いなく何でも食べましょう!」

・・・こんなことを子供の頃から言われてきませんでしたか?

おそらく、ほとんどの人が親や先生から言われてきたと思います。

でも、それが本当に正しいかどうかを確かめてみた人は少ないと思います。


上記のような言葉って、「プラスの食事」を基準にした考え方なんですよね。
「とにかく食べさえすれば健康になれる!」みたいな。

でも、私は自分の経験から、「マイナスの食事」を心がけるようにしています。
「自分の体が拒否しているものはなるべく食べない」という考え方です。

※「なるべく」としているのは、ここを「絶対」にしてしまうとストレスになって、心の健康に悪いためです。(完璧主義はストレスになります)


わかりやすく、冒頭の言葉の問題点について、具体的にお話ししていきたいと思います。


①「◯◯は体に良いから食べましょう!」の問題点

たとえば、牛乳ですが、学校給食で強制的に出されますよね。
「カルシウム豊富だから毎日飲むべき!」と。

でも、牛乳って、人によってはかなり消化に悪い食品なんですよ。

「牛乳飲んだらお腹がゴロゴロする」という話、よく聞きますよね。(実は私もそのタイプです)

でも、学校は「牛乳飲まないとカルシウムが足らなくなる!」と言って、飲ませようとします。

お腹がゴロゴロするいうのは、体が拒否してるサインなのに。


私の娘も、小麦と乳製品を摂りすぎると体調が悪くなるのですが、遅延型アレルギーだったので4歳になるまで気づけませんでした。
(気づいただけでもすごいと幼稚園の先生に言われましたが)

即時型アレルギーのように、食べてすぐ症状が出たり、蕁麻疹やアナフィラキシーショックのような目に見えるような症状だと気付きやすいです。

しかし、食べた翌日に症状が出たり、体調が悪くなるといったあいまいな症状だと、食べ物が原因だと気づくことが難しいです。

でも、私の親は、「遅延型アレルギーなんてものはない!」「牛乳飲まないとカルシウムが足らなくなるから飲ませろ!」と言ってきました。

体が拒否しているのに、「体に良いから飲ませろ」の一点張りです。


「◯◯は体に良い」っていうのは、「栄養学に基づく論理」であって、万人の体にとって良いわけではないんですよね。

どんな食べ物でも、人によって合う合わないがあります。

つまり、自分の体が出しているサインに気付き、「自分の体に良くないものは食べない」方が大事だというわけです。


余談ですが、牛乳は本来、牛が自然に妊娠して子牛に飲ませるために出すものです。(人間の母乳と同じ)

でもそれだと人間が安く大量に消費するには足らないので、人工的に妊娠させて搾乳しています。

狭い牛舎に閉じ込められて強制的に妊娠させ続けられたストレスだらけの乳牛は、5〜6年で死んでしまうそうです。

こんなストレスだらけの乳牛から搾った牛乳は、本当に体に良いといえるでしょうか?

↓詳しくはこちらの斉藤牧場さんの記事を読んでください。

この記事のような話が本当の「食育」だと思うのですが、学校では絶対にこういうことは教えません。

娘の学校にも某牛乳メーカーが出前授業に来て、「牛乳は体に良い!毎日飲もう!」と教育して帰ったようです。

私は一般に流通している牛乳(乳製品)は体に良いとは言えないと思っているので、嗜好品と考えて、積極的には摂らないようにしています。(あくまで私の考えなので、身体に良いと思う人は好きに飲めばいいと思います)


②「1日3食食べましょう!」の問題点

1日3食食べるのはなぜでしょうか?

それはたぶん、1日3食食べるのが体に良いと言われているからだと思います。

たしかに、子供は成長期だから3食食べないと栄養が足らないと思いますし、肉体労働をしている人は3食食べないと力が出ないと思います。

でも、私のような、成長もしないし肉体労働もしない主婦の場合はどうでしょうか?

「1日3食って、多すぎない?」って、思いませんか?


私は、子供の頃からお腹を壊しやすく、特に朝ごはんを食べるとお腹を壊しやすかったんですよね。

でも、「朝ごはんは大事!」って言われるので、頑張って朝ごはんを食べてました。

しかしある日、ネットを見ていたら、「1日1食」で体調が良くなったと書かれているブログを見つけたんですよね。

「1日3食食べなければならない」と思っていた私にとって、青天の霹靂でした。

なんでもやってみるマンの私は、早速実践しました。

↓詳細はブログに書いています。


自分の体と相談しながら実践した結果、「私の体にとっては、1日1.5食がちょうど良い」という結論に達しました。

お腹を壊すこともまったくなくなりましたし、太る心配もなくなりましたし、頑張って朝ごはんを食べなくても良くなったので、とても体がラクになりました。


人によって体質も活動量も違うので、「1日3食食べる」というのは万人に合うとは限りません。

私のように、「食べない」ことで体調が良くなる場合もあります。

自分の体に負担のかからない食事スタイルを心がけることが大切ということです。


③「好き嫌いなく何でも食べましょう!」の問題点

子供に嫌いな食べ物があると、頑張って食べさせようとしてしまいがちです。

なぜかというと、「体に良いから」「食べないと栄養が足らなくなるから」と思ってしまうからです。

ですが、嫌いなものを食べるというのは、ものすごくストレスのかかることなのです。

仮に体には良かったとしても、心には毒になるのです。
つまり、嫌いなものを食べるというのは、毒を食べるということです。

「嫌いなものを食べない」ことで、心の健康を保つことができるというわけです。


「◯◯は体に良いから食べましょう!」も「1日3食食べましょう!」も「好き嫌いなく何でも食べましょう!」も、全部「健康のための常識」として言われてきたことです。

しかし、常識だからといってそこで思考停止せず、本当に正しいかどうか?と自分で確かめることも必要だと思います。


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