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ADHDで共感覚な私が生きやすくなった方法

こんにちは、まほです。

私はADHD、hsp、共感覚の特徴に当てはまります。

それぞれ特徴が微妙に違うのですが、ざっくり言うと敏感さや繊細さが特徴として挙げられます。

私はずっと自分の敏感さや繊細さで悩んでいて、それをなかなか体現出来ずに生きづらさを感じていました。

この記事では実際に私が生きづらさを感じて生きてきた中で、自分らしさを取り戻すことに効果抜群だった具体的な方法 を書いています。

魔法のように聞こえますが現実的で効率的な方法です。

この記事を書いた理由は、自分自身が共感覚の当事者でありながらネットで調べても出てこなかった知らなかった事 なので、過去の私と同じように悩んでる方にとって有益な情報になると思ったからです。

ちなみに周りにこれらの特徴に当てはまる人がいたら、これを読むと 接し方のヒント になるかもしれません。


hspやADHDはネットで調べると情報に溢れていると思います。

なので今回は情報の少ない共感覚についてリアルな体験談を絡めてお話ししたいと思います。

無料部分だけでも十分楽しめる内容なのでぜひ見ていってください!

きっとお役に立てると思います。

共感覚とは

共感覚とは ある五感を刺激すると別の五感も刺激されること・人 です。

例えば文字に色が見えたり、電話してたら何か見えたり。

人それぞれ特化している五感が違うので、いろんなパターンがあります。

実際、私が初めて共感覚という言葉を知って該当するか診断したところ、当てはまりませんでした。

私は文字に色は見えないし、音を聞いて色が見えるわけでもない。

人によってパターンが違うので、これが当てはまれば共感覚!ってのはないんです。


私の場合だと例えばテレビにカレーが写っているのを見ていると、実際にカレーの匂いがしてきます。

女優さんをテレビで見ていたら、香水のようないい匂いを感じたこともあります。

人には言えませんでした。

勘違いじゃない?と言われたり、バカにされたり、取り合ってもらえないと思ったから。

やっぱり自分がおかしいんだよと自分を納得させていました。

全部自分の妄想なんじゃないかって怖くなった。

実際そのカレーや女優さんの匂いを確認したわけではないので合ってるか自信もなかったです。

自分の感覚に自信がなかったので、他人の感覚を優先してました。


ミラータッチ共感覚

共感覚の中にミラータッチ共感覚という種類があります。

これは人の痛みを実際に自分も感じてしまうことです。

例えば、目の前で人が足を怪我したら自分も足が痛くなるんです。

そんなのありえない、って思いました?

わたしもそう思ってました。

だから自分が痛みを感じても、そんなことあるわけないじゃん、って自分の感覚を否定し続けてました。

でも否定し続けていると

「自分の妄想癖ちょっと重症すぎないか…?」

と心配になってくるんですよ。

だって実際にお腹痛がっている人がいると自分も本当にお腹痛くなるのに。


で、ある時このミラータッチ共感覚という言葉を知りすごく納得したし、安心しました。

あ、これはちゃんと言葉があることなんだ…。

私が妄想に飲み込まれてるんじゃなかったんだ。って。

それからは人に言わないものの、自分の感覚を信じられるようになってきました。

自分の感覚に言葉があることに安心しました。


共感覚から派生しているもの


私は人の気持ちや感情がすぐうつります。

星のカービーのコピー能力みたいな。それかポケモンのメタモン。

今まで販売の仕事をすることが多かったんですが、どこの会社でもなぜか売り上げトップになるんですよ。

全国チェーン店で1位になったこともあります。

売るの上手なんだねって人から言われて

「そうか私は売るの上手なのか」って思ってたんですよ。

でもそこは根本的なことじゃなかった。


共感力が強く、相手と同化してしまう

これが根っこの部分。

販売力やコミュニケーション力を褒めてもらえるけど、それは表面的に見えやすい葉っぱの部分だったんです。


共感覚の日常


< 人の感情が感染する >

そんな私は怒っている人や機嫌が悪い人の近くにいるとすぐ感情が感染します。

イライラしてる人のそばに行くとこっちまでイライラ。

だから職場の環境にはとても左右されます。

仕事内容より職場環境が圧倒的に大事。

全く周りの人や環境に影響受けない人がいることに驚いたのをよく覚えています。


< 感情移入 >

テレビやアニメで感情移入しやすいというか、その登場人物の気持ちと同化してしまいます。

たった15秒のCMでも感動して泣いてしまいます。

最近だとAmazonのお孫さんがおばぁちゃんにバイクのヘルメット買ってあげるやつ。 

自分でも無意識に相手の中に入っている感じです。


< 相手の気持ちがわかる >


以前、私は移動販売の仕事をしてました。

車に総菜や野菜を詰めて、企業や個人宅を回る仕事でした、その時の話です。

お客さんが商品を物色している姿を見ると、大体その人の好みが分かるんですよ。

甘いものが好きなのか、酒のつまみが好きなのか、料理好きか嫌いか、子供や家族が好きな味が欲しいのか。

それがなんとなくわかる。

相手の感情が感染るんで、ぼーっと見てるだけ。じっくり観察してるわけでもないんですよ。

だから威圧感もないんだと思う。

そして好みに合わせた商品を勧めるとほぼ買ってく。

それが日常でした。

私なんかができることだから、皆もできて当然かと思い込んでた。

なので誰かに言ったこともなかった。

自分の中の当たり前は、みんなの当たり前じゃない、これを知った時 衝撃を受けました。


 当たり前は当たり前じゃない 


共感覚でもそうでない人でも、自分が当然できることってあると思うんです。

しかも当然に出来ることだから、自分が出来ちゃってる自覚もなかったりする。

自分が出来ちゃってることって逆に気付きにくいんですよね。

でもそれって実は当然のことじゃないんですよ!

それに気付くまでが すごく大変。 


私、ずーーっと自分の才能が分からなくて自分探しの旅に出ていました。

自分に才能があると信じて。

でもわからなかった。自分にはやっぱり才能なんてなかったんだって思った。

悲しかった。

でも諦めきれずに自己分析を徹底的にしました。

それはネットや本で調べてもわからないことで、ひたすら自分と向き合いました。

そして自分に合う言葉を発見した。

それが私にとってはhspや共感覚という言葉でした。

その言葉と出会ってからは気が楽になったし、自分を扱いやすくなりました。

でも今思えば言葉がないなら作っちゃっても良かったかなって思います。

言葉の威力ってすごいです。

その言葉をあなたの中から引っ張り出す具体的な方法を次の項目でお教えしますね。

自分を可視化するためにオススメな具体的な方法


自分を可視化するためにオススメな具体的な方法が2つあります。

一つ目は、いろんな言葉に出会うこと。

本、インターネット、動画なんでもいいです。

いろんな言葉に出会うということは、いろんな人に出会うということです。

自分より知識がある人や価値観の全く違う人との出会いを大切にしてください。

2つ目は徹底的に自己分析することです。

過去の自分の嬉しかったこと、悲しかったこと、輝いてたこと、好きだったこと、褒められたこと、嫌いだったこと、苦手だったことを可能な限り幼少期から書き出しましょう。

幼稚園時代、小学校時代、中学校時代、高校時代、大学時代、社会人1社目、社会人2社目…

というように自分の過去の感情を徹底的に洗い出してみてください。

実際にノートに書き出すということが重要です。

あなたの求めている言葉があるとするならここで見つかる可能性が高いし、見つからなかったとしてもあなたのことをそんなに細かくリサーチしてくれる人はなかなかいません。

なのであなたはあなたの一番の理解者になります。

自分の好き・嫌い、得意・苦手がわかってくるとそれだけでなぜか安心できるんですよ。

このように自分のことをどんどん可視化していく方法はオススメです。




最後に


これを読んで少しでも共感覚のことを知ってもらったり、私と同じように悩んでいる方の役に立てればそれ以上に嬉しいことはないです。

あなたの活躍を心より応援しています。


最後まで読んでくれてありがとうございました(о´∀`о)




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