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世の中の不を細分化?本当の価値提供とは#21

起業したい人がよくこんなこと言います『ここにこんなレストランあったら絶対儲かるよね』あ、私がそうです、得意ですこのセリフ(笑) ※いやいやビジネスそんなに甘くない。。てな感じでアイデアは結構思い浮かぶもの。その自分の考えてるやりたいこと、アイデアが一人ビジネス状態になってないですか?自分はいいって思いこんでるけどそれって本当に需要があるのか?


『ここにこんなレストランあったら絶対儲かるよね』これは自分の供給です。そーじゃなくて、それはちゃんと他人に需要があるのか?ってことです。

需要(お客様)と供給(自分)がマッチするときに価値が生まれる。

でも需要と供給にズレがあると価値は生まれません。価値がないものにお金は払えないですよね、だから儲からないんですね。

BMCメイキング

これなしに事業は作れない!ってくらい重要なビジネスモデルキャンバス(BMC)の作り方についてアウトプットして行きます。どうやって需要と供給をマッチさせるのか?

そして起業したい人って自分のやりたいことやアイデアが思い浮かんでると思います。でもその自分のやりたいこと、考えてることの

アイデアは形に残さないと無価値

です。

自分で何をやりたいか、明確にわかってないとせっかくアイデアがあっても行動に移せないですよね。まずは自分のアイデアを明確化して、他人にしっかりと話せる状態、ちゃんと伝えることができるようになることからです。

■ 客のニーズと需要と供給をしっかりとマッチさせる

▼これに答えられる?

① 顧客はどんな人?
② 何がその人の価値になる?
③ どうやってそれを広げていくの?
④ どうやって顧客をリピートさせるの?
⑤ いくら儲かるの?
⑥ 自社の何を使ってそれを提案するの?
⑦ どう言うふうに進めるの?
⑧ 誰と一緒にやるの?
⑨ いくらかかる?どれくらい利益でるの?

これにちゃんと答えられれば人にちゃんと伝えることができるってことだし、あなたのビジネスキャンパスは問題なしだと思います。今回のセッションは『顧客はどんな人なのか』(①)に焦点を当て深堀していきます。

▼ 顧客セグメント

"顧客セグメント"は"ターゲット" とは違います。簡単に言うと顧客を細分化して個別でマーケティングしてくってことです。

客が求めるもの全てを(ニーズ)揃えるのはコストがかかるものです。だからマーケットとニーズを区切るセグメントをする、セグメントを一つにフォーカスする。言葉は難しいですが、顧客は誰か?この顧客セグメントを一番最初に設定することが大事です。

市場の中にあるニーズ(利便性、快楽性、価格、コスト削減)をセグメントしていく。このニーズを把握しない限りは、何もマッチしません。自分の思い込みから客のニーズにマッチさせようとしてるから価値が生まれない、だから儲からないってことです。

ニーズが生まれる=何かに不を持つ

『〇〇があったら絶対ビジネスになるね』

でも顧客は誰?

『〇〇があってそれに対して不を持っている人がいるからこれを改善したらビジネスになる』

※人に伝えるときは後者のほうが正しいです。

ジョブ理論

= 人が物を買うと言うことは人がそれを『雇う』、ジョブ(雇用)を生み出すってことです。

" 不の中のジョブを明確に細分化 "

世の中の不(不満、不経済的、不安、不効率など)をプライベートの時間と仕事の時間に分けて、まずは自分で4-5個書き出してみて次に同じことを、4-5人にアンケートを取って書き出して見ましょう。それぞれの不に対する共感人数と共感した人の特徴も書いてみてください。

この作業があるかないかで自分の思い込みなのかそうでないのか、顧客のニーズを知ることが出来る、顧客のセグメントが設定できるようになります。

不の細分化がなぜ必要?

例 : イメージしてみてください。あなたは満員電車を解決するため、バス通勤事業を提案します。

▼ どっちがいい?

満員電車で30分通勤or空いてるバスで1時間半通勤

サラリーマンや仕事に忙しい人は前者ではないでしょうか?毎日1時間半通勤は空いててもさすがにちょっと…て人多いと思います。

= 満員電車の解決がジョブではない。
ってことになります。
だから不の細分化が重要になるわけです。

▼ 満員電車が嫌いな理由

・時間が非生産的で勿体無い
・パソコンを開いて仕事ができない
・朝食が取れないくらい朝は時間がない
・満員すぎて乗れなかったりする
・通勤時間に寝たり趣味ができない

満員電車の不をアンケートとってみてざっとですが求めてるものが上記内容だとしたら?人が本当に求めてるジョブは?

『満員電車に乗らないで通勤』、ではなく、『朝の時間を生産時間に変えられる解決』

= 通勤非生産時間が嫌だ

▼ 時間を生産時間に変えるには?

・予約制で座れる
・移動の心地よさ
・コンセントがある
・移動中の朝食
・寝れる安心感

こーゆーのを提供するのがジョブであり、価値提供になります。

【解決】供給→価値←需要【ニーズ】

せっかくのいいアイデアも顧客セグメントをしっかりと設定できないとただの思いつき思い込みビジネスになってしまいます。自分のアイデアを形に残すための第一歩、まずは4-5人でいいんです、アンケート調査をしましょう。不の細分化から人が本当に求めてるジョブを知って、本当の価値提供を追求してみましょう。

以上アウトプットでした^^

ありがとうございました。

À bientôt !!

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