中途半端はむしろ最高の武器
月に3日ほどしか休みがないけれど
それでもなんとも感じてないworkaholicです
さて、飲食店開業のために毎日いろんなことを考える日々です
私がぶち当たる壁は
いろんなことが中途半端な技術でプロには勝てない
ということ
14歳の進路希望を出したあの頃
私の人生はあの時から進む道が決まっていたのかもしれません
パティシエになりたかったというより飲食で生きていくのなら
お菓子ならやっていけるかもしれない
そのくらいの気持ちでスタートした専門学校
お菓子の工場に入社したものの、ブラック企業すぎて身体を壊し退社
そこから始まったわたしの放浪人生
フレンチにハマり、フランスまで行き、帰ってきてからはなぜかベトナム料理、バリスタ、パン屋、そして今に至る
すべてを中途半端に学び、ある程度の実力は備わっている
そんな状態です
お店を出そうにも、一本の道を極めてきた人たちに勝てるはずないのです
そして私は私自身に投げかけた
専門職の人たちと勝負する必要はあるのか
そもそも誰と比べ、何と戦う必要があるのか
その道一筋で生きてきた方々は本当にすごいと思います
かなうはずがありません
だけれど、ぶち当たるはずなんです
お店を出すとき、自分に足りないものが。誰でも
それが私には専門的な技術だというように
だけれど、今、なりにもお店を運営していて思ったんです
中途半端だけど、私には豊富な経験があると
中途半端というのは武器になるんだということに
飲食店を一人で運営していくとなると必要になってくる知識はひとつでは成り立ちません
料理だけができたって、お菓子が作れたって、おいしいコーヒーが作れたって
売れる技術がないと、運営する知識がないとそれはただの一人よがりで終わってしまう
放浪していたおかげで今のお店にとても役にたっている
むしろこの店を運営するために私の14年間があったのではないかと思えるくらいに
さて、私がなにを言いたいのかというと、
なにかを極めないとなにも価値がないというわけではない
人と比べ、自分が劣っていると思うことは生きている中で何度も思うことです
とくに技術職の方ならより強く思うことでしょう
私も嘆きました。自分で決めた道なのに中途半端でどこにも居場所がないのではないかと
けれど、なにかずば抜けていなくても、トップを目指さなくても
歩いてきた道、学んできたこと、感じたことすべては、自分自身の経験になる
無駄などひとつも存在しない
いろんなことを中途半端だけれど知っている
完璧ではないけど、ある程度できる
それって素晴らしいことなんです
例えるなら
どこの部活のピンチヒッターになれる
職場にだって、なんでも卒なくこなす人が一番大事だったりしませんか
それはいろんなことを学んできたから
それは自分の武器なんです
人に勝たなくていい、勝負する必要なんてない
自分には自分のやり方でこなしていけばいい
中途半端は周りの人がもっていない最高の武器なんです
私はそう思っています
嘆いていた私のすべての中途半端な技術はいまでは誰しもが持っていない
最強の知識量となっています
転職を考える人、脱サラする人、現状を変えていこうと思うすべての人
今まで培ってきた知識、技術は新たな業界には誰も持っていない武器かもしれない
すべて活かすべき武器です
長くなりました 終わりましょう
今回は中途半端は最高の武器になるお話でした
極めていくことは素晴らしいことですが
誰しもが一本の道で生きていけるわけがありません
だから自分が学んだこと、見てきたことすべてを自分自身の経験と思い
活かしていけばいい
中途半端でも豊富な知識や経験は最高のピンチヒッターになりえる武器
そんなお話でした
長々お付き合いありがとうございました
さぁ今日も一歩前へ
よい午後をお過ごしください
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