有名になりたい!?

社会的に活躍している人に対して
勝手にコンプレックスを持っている。
例えば、○○を経て、現在、○○として活躍。みたいな肩書きのある人に。

自分が何事もなし得ていないというコンプレックス。

社会的に活躍していなくても
私という人間の価値がなくなるわけでもなんでもないのに

なぜか、誰と勝負するわけでもない敗北感が
私の胸に広がってくる。
このことは、長年、私がどうしようもなく抱えてきた感情で

だからといって
何の新しい一歩を踏み出すわけでもなかった。

子ども二人を育て、二人とも社会人としてがんばっていて
長男は結婚し、
私自身は好きな仕事で
自分なりの貢献をさせていただけることに感謝しているし
友人も多く、楽しい毎日だ。

それなのに
なんなんだろう、この気持ち。


そんなとき、ふと浮かんだのが
「有名になりたい」というフレーズだった。

私、有名になりたい。

笑!

有名に??

可笑しいけど、なんだかしっくり来た。
私、有名になりたかったんだなあ。

子どものころから
女の子は平凡が一番、幸せな結婚を、と言われて育ち
自分を活かすことより
大それた夢など持たないほうがいい。
そんな刷り込みと思いこみ。

「明るく元気な普通の家の主婦になりたい」と小学校の卒業文集に書いたワタシ。
(夢、叶ってます!)

有名になりたいなんて思うのが恥ずかしいことだって思ってた。
有名か無名かなんて、そんなことどーでもいいことだし
どう生きるかが大事で
有名であること自体になんの価値もないことはわかっているから
思わないようにしていた。
でも、でも。
いいじゃない? 
どうでもいいんだったら、有名になったっていいじゃないか。

有名より無名で、ひっそりとしているほうが
感じがいい、って思ってた。
だから、ないことにしてた。

だけど、承認欲求。虚栄心。あるあるーーー!
そんなものが自分のなかにある!!ってはっきりわかったら
笑えてきた。

私、有名になりたいぞーーーー
どうやって?

わからーん。
わからんけど、有名になりたかったんだーーーー!笑

「あー、見つかっちゃった〜」
子どもの私がはしゃいでいる。

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