ネット上でも「治安」は大事

ネット社会になってから、「アンチ」という言葉が大衆化しました。
また、「炎上」という言葉も、違う意味で使われるようになってきています。

SNS黎明期はアンチは絶対悪で、存在を許してはいけないものとして扱われていましたが、現在は、むしろアンチがいればいるほど人気があるという、ポジティブな意味でも使われるようになった気がします。

「悪名は無名に勝る」

というような。
炎上に関しても、それを許容したり、笑い飛ばしたり、あえて誘発させるようなことも起きています。

以前と較べてこうしたアンチや炎上に対する嫌悪感が減ってきたことは、SNSに対する抵抗感が減る意味で一定の評価ができると僕は思います。

ただ、その一方で、

「アンチが多すぎたり、頻繁に炎上している」

ような人物に対して、僕はやはり警戒を抱いてしまいます。

往々にして、過激なアンチが多い人ほど、その一方で熱烈な支持者も多くいるものですが、個人的にはやはり、その人のいる空間の





「治安の良さ」

って大事だと思うんですよ。

人がなぜアンチになるのか、というと、それはやはりそのアンチになった人なりの理由があると思うんです。
全く嫌われない人なんていないので、ある程度、アンチができてしまうのは仕方ない。
ただ、その数があまりに多いとなると、その人自身がなんだか胡散臭く見えてしまうというか。

そういう人の言動ってほとんどの場合、攻撃的だったりする。

以前、歴史から学べることについて書きましたが、過激な論調を展開した人物って、その裏に、その人の利益になるように誘導していたり、大衆をコントロールしようとする意志があったりします。

その術中にはまった集団や国は、最初は破竹の勢いを見せても、結局、後で大きな痛手を負い、それ自体無くなってしまったりしているんですよね。

だから、あまりにアンチが多かったり、炎上が多い人・空間に対しては慎重になったほうがいいと考えていて。

近々の出来事を見て、そう思ったので書きました。
平和な空間が保たれていることって、ネット上でも重要だと思います。

特にSNSの文章や投稿内容には、どうしてもその人の性格が出てくる。

だから、誰かを応援しようと思ったときは、その人のフォロワーたちが普段、どんな言動をしているのか、その人にどんなコメントが寄せられているのかとかもチェックした方がいいのではないかと個人的には思います。

「誰と仲良くするか、誰を支持するかに他人の評価なんて関係ない」

という意見もわかりますが、その人が、

「周りから、世間からどんな評価を受けているか」

は、“ある程度”、参考になると僕自身は思っています。

読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。