きびしいことを書くと……

「スキ」の数が減りますね。
昨日の投稿から1日経って思いました。
もしかしたら単純に賛同者が少ないからかもしれないですが、ひさびさに、現時点で「スキ」数が“2”という記録を出してしまいました。

数少ない、「スキ」を付けてくれた方、ありがとうございます。

僕の記事は、特に男性の中で人によっては、少々手きびしく聞こえるものもあると思いますが、たとえそのせいで「スキ」の数や閲覧数が伸びなくても、いまのところは個人的に、論調を変えようとは思ってはいません。

それは、よくお読みいただけると伝わるかと思うのですが、やはり僕は、

「現実的な視点に立脚したいから」

です。

居場所がない、生きづらい、自分は弱いと感じている男性たちが少しでも楽しく生きていけるよう、支援したりするのは前提として大切です。
ただ、それは社会システムを変えなければいけないという話でもあり、それで個人が充足するかというと、それはまた別の話だと思うんですよね。

各男性個人が満たされるようになるには、もちろんやさしい言葉をかけたり、寄り添うことも大事だとは思うのですが、やはり男性という性自認の上で生きていくなら、自己研鑽が必要だし、社会のきびしい側面と自ら相対していく必要がある、と僕は思う。

現実的に「弱音を吐く」男性は、僕も昔、自分がそうだったので何度も経験しているのですが、
「弱音を吐くから弱い」
と、なぜか思われたりしまうことがあるんですよね。
それは男性の役割上、どうしても仕方ない部分がある。

「自分の弱いところを一切、見せるな」
というのは土台、無理な話です。
心は強くなくてもいい。
ただ、弱いところはふと他人から指摘されて気づくこと以外で、自らそれを言う必要はない、言わないほうが男性は得をする、と思います。
以前もお書きしましたが、時と場合にもよりますが、過度に弱音を吐くと男性からも女性からも敬遠されてしまうことがあるからです。
だって、向こうはそんなふうにこちらのことを思っていない可能性もあるのですから。
自らマイナスを作りにいってしまうことになる。

というか、言い方の問題もあると思います。
「どうせ俺なんて」とか「僕にはできません」となってしまうのは、あなただけに原因があるのではなく、直面している物事自体に何かしら難点がある場合も多いのでは。

その場合は、変にくよくよするのではなく、「ここがこうだから、これは難しい」みたいに冷静に説明すると、弱くは見えないし、むしろ問題点を抽出してくれたことで評価が上がる可能性もあります。

弱気になってしまったり、他人と比べて自分は劣っていると考えてしまう気持ちは痛いほどわかります。
それに対して「どうせ僕なんて」と思ってもいい。
ただ、心の中でいくら思っていてもいいから、病気として診断を受ける前は、それを口に出すのだけはなるべく控えよう。

言わない方が得をすることって山ほどあると思います。




読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。