東京の歴史
今日は、ちょっとした買い物をするために久々に浅草へ行きました。
浅草寺は行かなかったけれど、定番のスポットは通りました。
最近、都内の下町エリアに行くことが多いのですが、この歳になってくると、歴史に目が向いてくるというか、東京の魅力の深い部分に気づくようになってきた気がします。
今日、訪れた浅草の仲見世通りもそうなのですが、僕の生まれるずっと前、江戸時代からの町人文化がずっと息づいている場所。
それ以外にも、最近行った公園とかはかつて明治天皇と水戸家の交流が行われていた場所だったりしたことが、行った際にわかったりして、新鮮な驚きがある。
僕は、今日は入らなかったものの、町を歩いているとき、ふと見かけて興味を惹かれたお寺や神社には入ってみることがあります。
すると、なんでもないように見えるその寺社が、日本史や日本文化の醸成において意外と重要な役割を果たしていることがわかったりして、発見が多いんですよね。
僕は大学受験では日本史を選択した関係で、今でもうっすらと勉強した頃の記憶があるため、日本の歴史については少しイメージしやすいところがあります。
だからこそ、ふらっと興味を抱いた寺社の歴史を知ると、
「この場所があの事件やあの出来事と繋がっていたのか」
となったりして、その光景を想像したりすると、楽しくて仕方なかったりします。
こういう風に思う瞬間が年々、増えてきている。
それに比して、たまにテレビを見るときも、NHKさんでやっているような、重厚なものだったり、旅番組的なものに惹かれることが多くなりました。
幼い頃は、こういった番組の楽しさが正直、全然、わからなかったのですが、今なら理解することができます。
YouTubeを見るときも、バラエティ寄りのコンテンツではなく、ニュース解説だったり、世界情勢の解説や投資など、そういった動画ばかり見ていますね。
YouTubeが流行り始めたときにはすでに30歳を迎えていたので、若い頃と見る動画が変化するかどうかは一概に言えません。
ただ、もし僕が10代の頃からYouTubeがあったとしたら、昔と今では視聴する動画の種類は完全に異なっていると思います。
まあ、ちょっと寂しくもありますが。
この少し寂しい気持ちは、東京の町を歩いているときもときどき、感じます。
歴史を知るからこそ、寂しい気持ちが増すのかもしれないですね。
あと何年、この東京にいるかどうかわかりませんが、いれる間はこの町をしっかり楽しみたいと思います。
せっかく、ようやく東京人らしくなれてきた気がするので。