【就活生向け】こんな批判がくる前に……

昨日、就職活動で苦しまれている学生の皆様向けに記事を投稿し、いまのところ、ありがたいことに僕の書いた内容に対する否定的な意見はいただいていません。

ただ、もしかしたら、今後もし読まれる方がいらしたとして、こんな感想を持つ人も出るかもしれないな、と思いました。


「あなたは才能があったからフリーターにならずにフリーランスを続けてこれたんだ。特殊な例を誰でもできるかの如く標榜しないでほしい」

という感想です。

今日はもし、こういった意見を持たれた方がいるとしたら、その方のための記事になります。

確かに、僕は幼い頃から文章を書くのが好きというか人よりは得意で、その能力を、フリーランスを始めるにあたって利用したというのは間違いありません。

ただ、僕のnoteをよく読まれている方はすでにお気づきかもしれませんが、「文章を書くのが得意」と言っても、僕の文章力は、決してそれが「人並外れている」とまでは言えないレベルです。
「わかりやすい」という自負は少しありますが、所謂“格式のある表現”はほとんどできません。

何が言いたいかというと、僕に「飛び抜けた才能があったわけではない」、ということです。
それでもそれなりに長い間、仕事をし続けられているのだから、もし、就職活動が失敗してフリーランスになるにしても、ならないにしても、仕事を得てそれなりに続けるだけなら、案外、誰でもできると思います。本当に。

それに、僕にしたって最初からちゃんとした収入を得られていたわけではないですし。
最初は本当に、見習いとして日当3000円から始まりました。
2年目に入っても月収18万円です(手取りではなく税込で)。

僕はまだ恵まれていた方で、他の構成作家は、2年目なんてほぼ収入ゼロという人も多くいました。
ただ、もちろん途中で辞めて行く人はいるものの、続けているとみんな、それなりにはなるんですよね。

そして、もう一つ、誤解しないでほしいのは、

「一概に才能があるから仕事をもらえるわけでも、稼げるわけでもない」

ということです。

確かに才能がある人はすぐに大きな仕事を任せてもらえますが、ビジネスの世界では、それ以上に縦と横のつながりとかの方が大事だったりするし、そのつながりを作るための礼儀とかコミュニケーションは必須です。

それをなおざりにすると、才能があったとしてもどんどん抜かれていきます。
これは別に会社員の世界でも同じだと思います。

なので、結論は同じになってしまいますが、就活でもし失敗しても、「自分には何の才能がない」と感じたとしても、だからといってそれがその人の成功や失敗を決めるとは限らないので、少しでも気を落ち着かせてもらえれば幸いです。


読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。