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【チャレンジ!ワールドカフェ】第1回わーるどかふぇってなんだろう?

「わーるどかふぇ」とか「だいあろぐ」とか、組織(集団、チーム)が生き生きとなる場づくりが好きで好きでたまらないのですが。

noteの投稿記事、特にハッシュタグ「 #ワールドカフェ 」を手繰ってみると記事が少ない!

なのでワールドカフェに関する様々な事柄を記事にしていこうかな、と想いました。

第1回目は「わーるどかふぇってなんだろう?」
ワールドカフェ形式、とか聞くのだけど、それってなあに?どんなことするの? から始めたいと思います。

ワールドカフェは1995年にアニタ・ブラウンとデービット・アイザックスによって「発見」されました。

ワールドカフェの進め方は以下の流れになります。
・少人数(3~5人)でテーブルを囲む
・1ラウンド15分程度で区切られる
・参加者はテーマによって集い、各ラウンドで出される「力強い問い」に集中して語り合う
・ラウンドごとにテーブルチェンジがある…一人「語り部」を残して、異なるテーブルに移動する
・会の終わりには「ハーベスト(意味の収穫)」として、全員の感想を聞いたり、気付きを共有していく

少人数で”まるでカフェにいるように”リラックスした状態で語り合う事で、様々な意見が出て、更にテーブルチェンジをすることであたかも大きなテーブルを囲んで会話している状態になります。
元々一般のカフェでも隣の会話に釣られるように、会話が伝染していくこともあります。

テーブルに敷かれた模造紙にアイデアを書きつつ、他の人も其処に書き加えることで単なる会話だけではない思考の発露、アイデアの結びつきが生まれます。

私がワールドカフェを行う時に大切にしている事は次の3つです
・対話(ダイアログ)がベースにあり、お互いの思う事を理解したうえで、自分の考えを”付け足す”姿勢
・「力強い問い」の組み立てにより「自分事としてテーマ、問い」に向き合う
→自律した組織への第一歩、評論家になりにくい
・自身の想いを素直に出せるように、安心できる場づくり

ワールドカフェで一番大切な事は、相手のバックグラウンドを理解したうえで、共通のバックグラウンド(背景、常識)を積み上げる事で、会話の間合いが解りあい、お互いの才能を尊重しあうコミュニティが出来上がる事です。

それは「自律した組織」になります。


さて、次回は「ワールドカフェが”発見”された時」をお送りします


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