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コロナ禍の学校行事・幼稚園行事の話。

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.12~

全国一斉休校から始まった2020年度。
学校が再開してからも、ありとあらゆる行事が制限され、子どもたちも、先生方も、そして保護者も、本当にいろいろと、大変な思いや、切ない思いをしています。

それでも、2学期も後半になると少~しずつ、行事的なものを取り戻しつつあり、親も、子どもたちの様子を見ることができたりしました。

感染拡大につながらないよう、様々な工夫をした上で、それでも子どもたちの思い出に残るような行事を何とかやってくださった先生方には、頭が下がるばかりです。

特に印象的だったもの2つについての覚え書き。

小学校:授業参観日がスポーツ大会

長女(小4)の通う小学校、今年の運動会は、「保護者の見学不可」の状態で、9月末の平日に開催されました。

「保護者がいない」ということと、「ダンスや組体操などは無し」だったということが例年との違いではあるものの、かけっこやリレー、団体競技、応援合戦などは、ほぼ、いつも通りの運動会の形でできた様子で、それなりに盛り上がったようでした。

しかしやはり保護者としては我が子の走る姿ぐらい見たかったし、子どもたちも、両親に見てもらえる機会がなかったのは残念だった様子。そして先生方も、「親に活躍を見てもらうことで得られる子どもの成長もある」ことをよく理解してらっしゃるので……

11月下旬、今年度初めての授業参観日が、「スポーツ大会」という形で、運動会競技の一部を保護者が見学できる形のものに。

「運動会」と銘打つと全学年の児童と保護者が結集する形になるけれど(在籍1000人規模の小学校なのでものすごい密になる)、「授業参観」は学年別に日時が指定されていて分散するし、室内ではなく屋外なので密にもならず、とても良い学校行事の形だったと思います。

我が子がリレーで精一杯の力を出して走る姿を見ることができ、純粋に嬉しかったです。

また、「学年別のスポーツ大会」とすることで、5~6年生に頼らず、「4年生が自分たちの力で作り上げる行事」と位置付けられていたようで……

各クラスの代表委員が実行委員として動き、企画内容を話し合ったり、開会式・閉会式のしゃべる担当を分担したりして、がんばっていました。

つい2ヶ月ほど前には「大勢の知らない子の前でしゃべるなんてできない」と言ってメソメソ泣いていたこともある長女が、開会式で堂々と「開会の言葉」を言っていて、しみじみと成長を感じました。

一斉休校や、それに伴う「オンライン◯◯」の普及により、「わざわざ毎日、学校に通う意味って、何だっけ?」と、1人ひとりが考える機会を得られた今年。

勉強の中身云々よりも、こういう学校行事により、「子どもがたくさん集まらないとできないことを経験する」、そのために学校って、行くのかな~と思ったりします。

今年の工夫や教訓や悟りが、これからの学校をより良いものに変えていく力になっていくといいなぁと思います。

幼稚園:焼き芋会をライブ配信

一方、次女の通う幼稚園は、運動会こそ親見学可だったものの、全く保育参観日がなく、幼稚園でどのように過ごしているのかがわからない状態が続いていました。

そんな中、芋掘り遠足で子どもたちが掘ってきたお芋を、「石焼き芋にしてみんなで食べる」という園行事=焼き芋会を、ライブ配信で見られるようにしてくれました。

これもとても、ありがたかったです。
子どもたちのいきいきとした様子や、先生方の声かけの様子も見られましたし。美味しそうに焼き芋を頬張る園児の姿は、見ているだけで幸せでした。

これから、保育参観をオンラインで……なんて時代が来るかもしれませんね。先生方の工夫には頭が下がります……

…………

コロナ対応によりやむを得ず凝らした工夫の数々を、せっかくなので未来へつないでいって欲しいなぁ……と、しみじみと感じました。学校行事や幼稚園行事の中で、育つ心もあるわけなので……

そんなこんなで、本日はこれにて。

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シリーズ「我が子育ての現場から」、過去の記事はこちらのマガジンにまとめております。

明日はまた、シリーズ「パズル教室の現場から」で、何かしら書きたいと思います。

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