ChatGPTが私の欲望を自覚させてくる
ふと思い立ってChatGPTに問いかけてみた。
自分とはどんな人間か、と。
答えはこちら。
ひとつも合ってない。
というかまじか。マルチすぎないか。
な、なるほど。
なんかありがとう。
でたらめな情報を自信満々に答えてくれるChatGPTが話題になっているが、
この架空の人物説明を前に私は考えこんでしまった。
私は世間から何と呼ばれたいのか
羅列されている職業名は、どれも華やかで魅力的だ。眺めているだけでニヤニヤしてしまう。
できるものなら全部やってみたいと思う。
楽器演奏、文章を書くこと、人前で話すことが子どもの頃から好きだし得意だった。
好奇心に任せていろいろな世界に飛び込み、珍しい経験をさせてもらってきた方だと思う。
今度あるインタビューを受けることになり、準備のために自分の半生をざっと資料にまとめてみたのだが、かなりの情報量になった。
ただ一方で、どれもかじった程度で極めているものがなく、ジャンルもとっ散らかっている。
ある意味器用貧乏になっている気もする。
何かひとつを極めて自信を持って輝いている人にどうしても憧れるからだ。
そんな漠然とした不安もあって、私は冒頭で「やりすぎでは?」と質問してみたのだった。
たしかにChatGPTの言うとおり、全ての経験は必然であり、それぞれが繋がって相乗効果が生まれることもあるかもしれない。
だが所属する企業やグループを名乗るだけではなく、自分の名前で仕事をするとなった時
何かひとつ、これだ!という肩書きがほしい。
ライター
司会
タレント
クリエイター
ディレクター
どれも素敵だし名乗ってみたい気もするが、実際に口に出してみるといまいちピンとこない。
SHElikesで勉強していると、これまで馴染みのなかった職業名もよく目にするようになった。カッコいいなと思うけれど、私のぼんやりとした夢はなんとなくどれにも当てはまらない。
いったい私は世間から何と呼ばれたいのだろう。
何ができて、何を求めてもらえるのだろう。
オリジナルの肩書きを作りたい
もしかしたら、今世の中にある職業名や肩書きの中に、しっくりくるものはないのかもしれない。
今憧れて目標としている著名人も、言われてみれば皆オリジナルの肩書きを名乗っている。
ならば、私もこれまでやってきたこと全てを活用し、今後これだ!!と思うものを見つけ、私だけのオリジナルを作ればいいのではないか。
好奇心怪獣
とか
ドリームコーディネーター
とか…
ダメだ。なんだか分からないしセンスが悪すぎる。
なんにせよ、今やりたいことやなりたい姿を焦って無理やり作り出そうとしても、かえって上手くいかない気がする。
彼氏欲しい〜と言っているうちはなぜか出会えないのとたぶん一緒だ。
時間をかけてもっと広い世界を見て、たくさんの人に会って、ある日パッと降りてくることを祈って、器用貧乏ではなくせめて器用平民くらいを目指して頑張りたいと思う。
それが決まったら、個人の名刺を作りたいな。
おまけ
ChatGPTが出してくれた全文はこちら。
ちなみに、1時間くらいかけて繰り返し自分の氏名を入力し、間違いは訂正しながら育てた結果がこれだ。
思わず笑ってしまうプロフィールから、隠れた欲望や本音が炙り出されるかもしれない。
気が向いたらぜひお試しください。
…気になりましたよね、あれ。
うん。
歩き続けよう。
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