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【育児日記】何もかもが「こわい」再接近期(1歳8ヶ月)

こんにちは。

1歳8ヶ月になった娘、最近なんでもかんでも「こわい」というようになりました。

そんな話


娘がこわいもの

あまりに何にでもこわいというので、逆に面白い。

  • 虫全般(ダンゴムシ、テントウムシからアリにいたるまで)

  • 椅子の背もたれによじ登ること(これは大人がよく危ないというから)

  • 階段

  • 犬、猫、シャチ、動物全般

  • お掃除ロボット(この前いたずらしてたら間違って起動してしまい、ギャン泣きで助けを求めてきた)

  • アンパンマンのムヒパッチ(注射後の絆創膏に似てるから?腕に貼るのを嫌がった)

  • 母、祖母、曾祖母…とりあえず娘が思いつく人全員

  • ハサミ、尖ったものなど危険なもの

  • その他初めてのものはとりあえずこわいと言う


「こわい」の種類

こうして羅列してみると、一口に「こわい」にも色々あることがわかる。

まずは、動きなどが娘本人には予測出来ないもの。つまり、自分以外の生物。(母や祖母含め)
どういう動きをするのか、どういう反応をするのか賀分からないことが「こわい」と言っている模様。最初は大きさかと思ったけど、アリも怖いらしいので、そうではないみたい。ちなみに、お掃除ロボットもこの部類。現代の乳幼児はロボットに対する価値観が我々とは違った感じになるのかもなとふと思う。

そして、大人が危ないというもの。これは、主にいたずらをしようとしてる時とか、大人の保護下にある時にあえて宣言してくる感じ。バレないように何かをしでかすんではなくて、敢えて大人の姿を確認した後にニコニコしながら高らかに「こわい」宣言。その後にちょっと挑戦的な事をしでかします。背もたれがハシゴみたいになってる椅子によじ登ったり、入ったら危ないよと行ってゲート設置してるキッチンに侵入してきたり、爪切りハサミを奪ったり…。こちらとしてはハラハラしながらも、そのいたずらな笑顔がとんでもなくかわいい。宣言してくれるので、注視できるので、そこはありがとう。多分本人も半分はビビってるのだろう。

最後に、過去に娘が痛い目をみた何か&何かに似てるもの。病院とか注射とかムヒパッチとか。これは事前に設置して顔も危険モード。早々に泣き出すこともよくあります。ちなみに、子どもの頃の私はこういう類いのものに対しては怖くても表には出さなかったようで、注射も病院も泣くことはなく、終わったあとにちょろりんとしずかに涙を流すだけだったらしい。なので、前々から察知して泣き出す娘とは性格が違うんだろうなという部分でもある。

マーラーの分離-固体化理論

このなんでも「こわいこわい」という現象。娘が急にビビりになったのかな?時期的なものなのかな?と気になったので調べてみた。すると、こんなものがヒット。

小児科医のM.S.マーラーという人が提唱した分離-固体化理論というものにぴったりな説明があるらしい。

分離-固体化期は以下の通り。
①分化期(5〜9ヶ月ごろ)
②練習期(10〜16ヶ月ごろ)
③最接近期(16〜25ヶ月ごろ)
④再固体化期(25〜36ヶ月ごろ)

そして「こわいこわい期」である最接近期はこんな感じ。

最接近期になると、自由に一人歩きできるようになり、母親が自分と別の存在とも認識できるようになります。が、物理的には離れられても心理的には母親=依存対象でまだ離れがたく、そのギャップで母親から離れることに不安を感じる時期です(分離不安)。

なるほどなるほど


第二子出産、イヤイヤ期との関連は?

これを調べる前は、もしかしたら第二子妊娠によって、以前にもまして甘えん坊になった影響なのでは?とも思ったりもした。

実際妊娠が分かるかなり早めの段階で娘は何かしら察知していたような素振りを時々見せていました。ただ、母である私に対して特に甘えん坊になった時期もあったものの、今は私以外にも夫や母、祖母、保育園にいるときは先生たちなどにも懐いて私が必ずしもそばにいなくても大丈夫になったので、妊娠の影響はそこまで大きい訳ではなさそうです。

また、いわゆるイヤイヤ期とも重なってるのでイヤイヤ期の一環かな?と思ったりもしました。というのも、最近「こわい」に加えてよく言うようになったのが、動詞の否定形。

食べない、飲まない、いない、あかない、寝ない、行かない…などなど。

これは自分のハッキリとした意思表示が出来るようになったことで、何かをしたくない!出来ない!が分かるようになったからかな、と。「こわい」は若干種類は違うけど、これは自分と違う!こわい!という意思表示だと考えると、多少オーバーラッピングしてても不思議ではない。理論って色んな人が色んなもの提唱してるから、何をどこから見るかによっても変わってくるしな。

というかそもそもイヤイヤ期というのは、心理学者やら小児科医が提唱したなにがしかの理論からくるものなのか?それとも俗に言われてるよ、程度のものなのか?今日は時間がないので調べられないけど、また今度調べてみることにします。

まとめ

ひとまず、何でも「こわい」という娘については、順調に発達していっている証だということがわかり、一安心です。

ちょっと前まではこわいとはそこまで言わなかったので、ちっちゃい子どもの成長というのはやっぱり目まぐるしくて速いなぁと驚きと関心でいっぱい。

もう少しで第二子が生まれるので色々と大忙しにはなるだろうけど、娘のこうした成長の発見を見逃さず、しるしていけるようにはしたいな、と思っている。

おわり。

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