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【雑記】AIを使いこなすためにはまず自分らしいアウトプットが大事という話

最近色んな記事や画像を眺めてて、「お、これはAI生成によるものだな」と思うものが増えてきた。

そんな話


AIらしさと自分らしさ

特に最近ではこのnoteでもAI機能が搭載されていたり、いたるところで組み込まれているので、本当にネット上のいたるところで見る。noteのサムネ画像でもよくある。ニュース記事でさえも増えてきたしね。

今後AIが急速に発達していくのは大前提としても、現時点ではAIをただ単純に使って作った文章や画像ってわりかしパッと見で分かってしまう。AIでパパっと作ったものってたしかに画質や文章が綺麗でまとまっていてクオリティは高いのだろうけど、なんとなくダサいというか、イモくささがある気がする。

例えて言うならAIの作るものは5 paragraph essayみたいな感じ(この例え分かる人いるのか?)。TOEFLとかSATとか、英語圏の高校通ってた人なら結構おなじみの、初歩的なessay writingのテクニックです。
最初の段落でintroductionを書いて、3つの意見を述べ、最後にconclusionを書きましょう、というもの。あれはTOEFLとかSATとか、高校レベルでは◎もらえるけど、あれで大学や大学院の論文書くとちょっとね、という感じ。基本をおさえることは大事だけど、あからさまにその手法を使いました!とバレバレだと洗練されてないというか。

もちろん、AIを上手く使いこなしている人はたくさんいるはずで、そういう人たちっていうのはものすごく上手にAIを応用的に使って自分色にしている人たちなんだと思う。

AIによって、何を拡張するのか

例えば、pivotの動画で落合さんがAIを使って自分のアバターみたいなのを作り上げたり、メール作成などをかわりにやってもらったりしてる、という話をしていた。


落合さんはAIに関してはプロ中のプロ(という言い方で正しいのか?)なので、かなり上手に使いこなせているという面もある。一方で、彼はもともと自分の力で文章なども書いてきた人だし、メディアなどでオリジナルの自分の姿を映し出してきた人でもあるので、AIが学習して「落合さん本人らしさ」をコピーできるだけの土台がしっかりある。

落合さん自身も言っていたけれど、AIを上手く活用して自分のもの、自己の拡張として使いこなす為にはまず自分が自分らしさを発揮したアウトプットが相当量必要なんだろうなと思う。

きっとだんだんと、「あからさまなAI」「The AI」みたいなものは淘汰されていって、センスがないとかなんとか言われるようになるんだろうなと思う。

ちなみに、水野学著のこちらの本でも、新しい技術が生まれて発展していく過程では、技術の発展期が落ち着いてきた頃にセンスが重要視される時代が来ると書いていた。全くその通りだと思う。


成熟期にはどんな風になっているのだろう

AIに対しては危機感を抱く人もいれば、すでに活用している人もいるし、興味ない人も、まだ手を出せてない人も色々いると思う。今が導入期、過渡期なのかな。多分?

私もガッツリとではないけれど、細々とAIを使い続けてる。正直まだ使いこなせてない部分が多々あるので私の使い方も多分若干ダサいまま。でも、それはそれとして、今はそこだけに集中はせずに自分自身のアウトプットを今は大事にするようにしてる。

それは、来る時代に上手く技術を味方につけられるようにするための準備のような感じです。

というか、私自身、どこに向かって行きたいんだろうね?私らしさなんてものはあるのかしら?と思ったりもする。それを模索するためのアウトプットでもある。そしてそれすらも、今後はAIによる拡張自我によって、AIから教えられることになるのかもしれない。

そんな話。

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