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6年半CTOを続けて「ご機嫌」の継続が大事だとわかった💪✨

こんにちは、Findy CTO の @ma3tk です。Twitterでは筋肉CTOとして名乗っております。ベンチプレスは最近回数重視でやっています。この記事はQiita x 日本CTO協会共催!あなたの自己変革について語ろう! Advent Calendar 2022の9日目の記事です。

今回の記事では、CTOを続けていく上で大事だったのかもしれない、と思うマインドセットについて触れてみようと思います。

前提

CTOとしてまだまだ修行の身ではありますが、6年以上継続してCTOとしてお仕事を継続してきました。ただ、継続してCTOをトライするのが必ずしも正解ではないと思います。この記事では6年半経っての感覚を書き記しておくことを主たる目的としたいと思います。 CTO協会のバリューの「Give First / あなたの当たり前は誰かの学び」のイメージで書きますので、ご参考程度にお読みいただければと思います…!

大事だと感じたことは、「ご機嫌」の継続

この6年半、多かれ少なかれ山あり谷ありで大変なことも楽しいこともたくさんありましたが、いかに「ご機嫌」であり続けるかを問われた6年半でもあったなと思います。

スタートアップはそういう大変なものだ、というのを言葉ではわかっているものの、実際に体験すると想像以上だったりしました。例えるとするなら、受験勉強はたいへんと周りから聞いて知っていた高2の時と、受験勉強をしないといけない高3の時の感覚に似ていると思いました。

CTOながら、事業部長・営業にチャレンジした

自分の好きなプロダクトについて考えたり、プログラミングにトライして新しい技術を学んでいる時は楽しい時間だなと思いますが、初めてのことにチャレンジしたときはワクワクと不安が大きくなり、結果も出ないと焦りが生じた時もありました。

Findy代表の山田さんに「一度営業を知っておいたほうがいい」というフィードバックをもらい、2018年には事業部長 兼 新規事業担当 兼 営業 兼 片手間CTO みたいな状態で事業の立ち上げを行っていました。全部未経験です。

事業企画として売上やKPIの設計を行いながら、どんなUI/UXを提供するプロダクトにし、実際にユーザーを集めながら企業を往訪して契約を受注するか。また、プロダクトの状況と営業状況をもとに事業状況を毎週報告して継続して成果が出せるようなPDCAにするか。責任を持って売上を作るという経験がなかった自分にとっては毎日が学びで、毎日がわからないの連続でした。この経験は今の自分の会社経営の礎になっていますし、やってよかったなと思います。

当時は結構たいへんだった

当時を振り返ると以下のようなモヤモヤがずっとつきまとっていました。

  • 人数も少ない中で誰かに頼ることも難しいし、事業部長としては意思決定を自分でしなきゃいけないがわからないことしかない

  • わかることはプロダクトの作り方くらいで、プロダクトをつくって売り上げることは初めて

  • やるべきことはなんとなくわかっているけど、本当にこれでいいんだろうか

  • 先週やろうと計画していたことをやったが、事業づくりのアドバイザーの方に「今それをやる必要があるか」を質問されるとそうは思わない。けど計画していたのをやらなくていいのか

  • 自分がプログラミングをしないと開発が進まない状況だが、営業ばっかりやってていいのか

  • とはいえ考えながら手を動かす必要がある

無限に自分と数値と今後の方向性について議論する必要がある中で全部を実現するにはなかなか体力が必要で、スタートアップの事業づくりはなかなかハードルが高いと当時は思いました。売上を考えてアクションをするという難しさは、プロダクトづくりとはまた違うマインドセットを求められました。

逆境の中で大事なのは「ご機嫌ポイント」を見つけること

ハードだなと感じる時には心的に負荷がかかってしまい、最悪の場合精神的に病んでしまうこともあるかもしれません。幸い、自分は「辛いことにチャレンジしている自分は素敵だぁ〜」と追い込まれるのが好きなのでそこまで苦しくなかったのですがとなり、ある程度ご機嫌を継続できていたのかなと思います。

他にも、

  • 辛いと感じても「それをバネに将来辛かったっすね〜って言いながら美味しいお酒が飲めるぞ〜」と言い聞かせていた

  • できなかったことができるようになる過程を楽しんでいた

  • 仲のいい友人に心境を話して「わかる〜」と言ってもらっていた

  • 他の事業の成長を見ながら追いつくぞーと思っていた

  • 美味しいものを食べてリセットした

  • 土日はずっと寝てリセットした

  • 【おすすめ】ジムで筋トレして心身をリセットしていた(トレーニングの方が辛い)

と、当時を思い返すとずっと自分のケアをし続けていました。今でも筋トレは続けていますが、ストレス解消にも運動不足軽減にもなりますし、本当にいい趣味を持ったなーと思います。

ということで…

結論: 筋トレはいいぞ!筋肉はすべてを解決してくれる

色々大変だったことは大変だったのですが、辛かったら筋トレをして全部解決するのが一番おすすめです。

ベンチプレスで「この重量のチャレンジに失敗したら最悪死ぬかもしれない」という気持ちを日々トレーニングで体験していると、事業部長とか営業で失敗したり売上達成が大変だったとしてもメンタル的に乗り切れます。(個人の感想です)

すみません、半分趣味の押しつけ&結論が極端でしたね…

もちろん、筋トレじゃなくても、釣りでもサウナでもトライアスロンでも良いと思いますが、体を動かす趣味を持ったり、世の中をシャットダウンできる状態にしたり、友人と話したり、外に出て定期的にリフレッシュすることなどいろいろありますよね。ちなみにCTOの方は技術の分野以外でもものすごく打ち込んでる趣味があって知見が豊富な方がめちゃくちゃ多いように感じます。

是非「ご機嫌」になる方法を見つけるのと、その方法を継続をして日頃のストレスを溜め込まないような生活を心がけていくといいのかもと思っています。何をするにも身体は資本ですよね…!

筋トレはいいぞ!